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「日本の黒い夏”冤罪”enzai」・ネタバレ あらすじ・松本サリン事件の第一通報者が警察やマスコミに容疑者扱いされた事件を基に制作

実話映画

 

◆笹野誠(中井貴一) ◆浅川浩司=コージ(北村有起哉)◆野田太郎=ノロ(加藤隆之)◆花沢圭子=ハナケイ(細川直美)◆神部俊夫(寺尾聰)◆吉田警部(石橋蓮司)◆鳥尾エミ(遠野凪子)◆山本ヒロ(斉藤亮太)

 

ネタバレ あらすじ

日本の黒い夏 冤罪

 

平成6年6月27深夜、長野県松本市内の住宅地で有毒ガス中毒死事件が発生。

警察は事件後数時間で第一通報者・神部俊夫を殺人犯と推定しマスコミからも報道されました。

 

高校取材部のエミとヒロは、11ヶ月前の事件でなぜ神部が容疑者扱いされてしまったのかドキュメンタリーを作ることに決定し取材を始めます。

取材を受けてくれたのはローカル局だけでした。

花沢圭子=ハナケイが現場でリポートし、被害者が運びこまれた病院には野田太郎=ノロが駆けつけ浅川浩司=コージは警察で張っていました。

警察は7人も亡くなっていることから殺人罪とし第一通報者が何らかに関係していると話します。

庭で薬物を混ぜたために有毒ガスが発生した可能性が高いと情報を得るが報道部長の笹野は裏をしっかり取れと慎重に指示しました。

薬品の取扱いのライセンスを持っている神部だが裏取りの確認が取れなかったのでオンエアーしなかった。

しかし翌日の各社の新聞には一斉に載ったのです。

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家宅捜査で青酸カリが押収されたことで青酸ガスが発生されたと報道されたが笹野は青酸カリと毒ガスは担当医の話から関係ないと放送しました。

被害者の担当医は青酸ガスではなくもっと毒性が強い有機リン系のものだと判断していました。

 

入院していた神部は頭痛や吐き気が酷かったため事情聴取を断ろうとしたが重大な事件なため協力して欲しいと頼まれ承諾した。

しかし警察署長と吉田警部の第一声は正直に話してくださいと犯人扱いだった。

神部はベテランの永田弁護士を雇い訴える準備に入ります。

 

7月3日、サリンだという事が警察から発表された。

サリンは有機リン系の薬品とフッ素系の薬品があれば科学知識が少しある者なら簡単に作れる化学兵器だと専門家は言いました。

7月30日、退院した神部は永田弁護士事務所で記者会見した後、警察で事情聴取を受けました。

医師の診断書があり2時間という約束だったが吉田警部は上層部から押し付けられ自白させようとしたために聴取は7時間に及びました。

匿名の脅迫状や電話が殺到し三人の子供達も精神的に追い詰められます。

 

笹野は永田弁護士に会いに行きました。

マスコミが捜査不十分な報道をしたため神部が疑われた。

原因を作ったマスコミが冤罪を晴らすために動くべきだと言われ特番をつくることを決意しました。

サリンは誰でも作れることから化学兵器をメインに報道しようと取材するが実は素人では作れないことが分かり庭で作るのは不可能だと分かったのです。

サリン合成には5段階必要であるが最終段階直前の科学物質から始めればすぐ作れることが分かります。

しかし最終段階に必要なメチルホスホン酸ジクロリドは神部家から押収されたリストになかったので犯人ではないのではと疑いました。

特番では神部がサリンをつくるのは不可能であるという声もあり、もう一度最初から事件を調べなおす必要があると放送しました。

 

笹野はスポンサーなどから猛反撃をくらい神部はクロに間違いないと言われます。

しかし証拠も何もないことで笹野は吉田警部に会いに行くと神部を聴取した結果シロに近いと判断していた。

また松本市にあるカルト集団が大量の化学物質を購入した事に目を付けた警察科学検察研究所が現場からサリンの残量物質を発見していた。

それでも上層部は警察のメンツのために神部を逮捕しようとしていた。

 

翌年3月、東京でサリン事件が起こり大惨事となった。

カルト集団本部とサリン生産工場が大捜索され神部の潔白が明らかとなると各社の新聞は謝罪しました。

 

笹野は若い目で事件の真実を掴んで欲しいと思い取材を受けたのでした。

取材を終えたころ、捕まった幹部の者が松本サリン事件の関与を認めました。

地元住民から起こされた土地返還請求訴訟を妨害するため裁判官や開設反対者を殺すための計画的犯行だったのです。

 

吉田警部から一言謝罪を受けた神部は妻と一緒に共有出来る時間を大切にし笹野は反省だけで終わらせないよう特別番組を放送しました。

疑惑が晴れても神部家族の本当のたたかいはこれからなのです。