作品情報キャストの紹介
技術者ジャックは妻と二人の娘を連れて新たな仕事先である東南アジアにやってきたがクーデターが発生して秩序が崩壊します。
市民が暴徒化し外国人が標的にされるなかジャックは妻子を守り脱出しようとする。
ネタバレあらすじ/クーデター
給水事業の設備の改良のために雇われたカーディフ社の技術者ジャックは妻子(妻アニー、娘ルーシーとビーズ)を連れてテキサスのオースティンから東南アジアにやってきました。
飛行機の中で知り合ったハモンドに「同じホテルだから乗って行けよ」と誘われ、ジャック達はお言葉に甘えて彼の友人ハリーが運転する車に乗り込みました。
テレビが映らずロビーで聞くと街の至る所が同じ状況だと知ります。新聞を買いに行くと3日前のを渡されるが英語が通じないのでジャックは諦めます。
ホテルに戻る途中クーデターが起こり警官と暴徒の衝突に巻き込まれます。暴徒の敵は政府だけでなく外国人も標的にしておりアメリカ人が射殺されるのを見たジャックはなんとかホテルまで逃げます。
しかし暴徒はホテルにも押し寄せ襲撃してきました。
ハモンドから屋上に逃げるよう言われたジャックとアニーは互いに娘を抱っこし階段を駆け登ります。
首相が殺されたと聞いたジャックは暴徒が下で何て叫んでいるんだと聞くとアメリカ人が給水会社を乗っ取った事に怒っていると知ります。
暴徒
ヘリコプターの音が聞こえ助けに来たと思った外国人は手を振るが銃を乱射されます。次々と射殺されるがヘリコプターはワイヤーにひっかかり墜落し炎上します。
ジャックは隣の屋上に飛ぶしかないと思い必死に説得します。暴徒が屋上に押し寄せるのを見たアニーは隣の屋上に助走をつけて飛び移ります。
そしてジャックは娘2人を放り投げアニーが必死に掴み、そのあとジャックが飛び移ります。
ジャックは家族を守りながらなんとか下の階に移動し隠れるが戦車がやってくるのを目にします。
大砲が放たれると伏せていたジャック達は助かるが暴徒が押し寄せてきたため瓦礫の中に隠れました。暴徒が出て行ったのを確認したジャックは何とか大使館に行かなければと思います。
外国人いたぞ!と叫んだ者をジャックは家族を守るために咄嗟的に殴り殺してしまいます。
ジャックは地元民に扮してバイクをあさり家族を乗せて大使館に向かいます。
死体があちらこちらに転がっており恐怖を感じながら進むと前から大勢の暴徒がやってきました。逃げるのは不自然だと思ったジャックは下を向くよう指示してゆっくり掻き分けながら進みました。
運良くバレずに通り抜けたジャック達は大使館に到着するがそこも暴徒の被害に遭っていました。
見つかってしまったジャックは家族を連れて走って逃げます。ジャックは銃が必要だと思い探しに行くが娘2人を隠れさせ暴徒を引きつけたアニーが捕まってしまいます。
ジャックは銃を奪い助けに行くが使い方が分からず捕まってしまいます。もうダメかと諦めるがハモンドとケニーが見事な連携で助けてくれました。
結末
隠れ家に案内されたジャック達は川を下りベトナムとの国境まで行けば保護してもらえると教わります。
ハモンドとケニーはCIAの人間であり、この国を支配するために返済できるはずないインフラ整備の融資を申し出てた事が暴動を起こしたのだと言いました。
夜中、ジャックは足音で目を覚ますとハモンドとケニーが銃を構えていました。
ケニーは狙撃されジャック達はハモンドに守られながら逃走します。負傷したハモンドはジャック達を逃すため敵を引きつけ暴徒が乗る運転手を射殺するがそのまま轢かれて死亡してしまいます。
ジャックは身につけていた時計などを渡し船を譲ってもらうが暴徒に捕まってしまいます。
そこへ隠れていたルーシーがパパと叫んで飛び出してきてしまいます。暴徒はルーシーに銃を握らせジャックに銃口を向けます。
ぶちきれたアニーが背後から殴りつけジャックは銃を奪い射殺しました。
ジャック達は船に乗って下流すると道沿いには暴徒が次々と集まり追ってきます。
ベトナムの国境に到着するが引き返すよう銃を向けられます。ジャックは家族を保護してほしいんだと必死に叫びます。
ベトナムは暴徒が押し寄せるのを目にし「船はベトナムの領域に入ったから撃てば戦争行為とみなす」と言い追い返しました。
保護されたジャックは家族と抱き合いました。