映画「信長協奏曲」ネタバレあらすじを結末まで/戦のない時代を夢見てサブローの思いは届くのか

 

作品情報とキャストの紹介

石井あゆみの人気コミックが開局55周年プロジェクトとしてアニメ化・実写テレビドラマ化され、同一キャスト・スタッフにより実写映画化もされた。

ドラマ・高校生のサブローは自分そっくりの織田信長からその座を託される。最初はただのイベントだと思っていたがすぐにタイムスリップしたのだと気付きやがて「戦のない時代」を目指し徐々に臣下たちの心を掴んでいった。本物の織田信長は明智光秀としてサブローを支えながらも織田家が大きくなった時に天下統一を狙っていた。また一方で織田信長の命を狙い身分を乗っ取りながら秀吉となった者は明智光秀が本物の織田信長だと見抜く。詳しくは 「 こちらから 」

映画・偽物だと気付かれ去ろうとしたサブローだが家臣の心を掴んでいた事から信長に戻るよう言われ互いに手を組んで戦のない時代を目指していました。

本物の信長は横やりして天下統一を狙うもののサブローの人柄に惹かれ変化が生じる。一方、本物の信長を狙う秀吉は序でにサブローも始末し天下を狙っていた。

帰蝶との愛の行方は?サブローの想い(戦のない時代)は届くのか?

監督=松山博昭◆サブロー / 織田信長 / 明智光秀  (小栗旬)◆帰蝶(柴咲コウ)◆池田恒興(向井理)◆羽柴秀吉(山田孝之)◆前田利家(藤ヶ谷太輔)◆市(水原希子)◆徳川家康(濱田岳)◆松永弾正久秀(古田新太)◆柴田勝家(高嶋政宏)◆沢彦(でんでん)◆蜂須賀小六(勝矢)◆丹波長秀(阪田マサノブ)◆佐々成政(阿部進之介)◆森長可(北村匠海)◆織田信秀(団時朗)◆森蘭丸(冨田佳輔)◆ウィリアム・アダムス(スティーブ・ワイリー)
 

 

ネタバレあらすじ

 

織田信長

高校生がタイムスリップしてきて安土城を完成させるまでにいたり、尋ねてきた松永弾正久秀は感動します。

「もうすぐ死ぬから家族、家臣のために城を完成させたんだろ?」

何の事だか分からないサブロー(偽物の織田信長)は手渡された教科書をしっかり読み、もうすぐ死ぬ運命だと知ります。

タイムスリップしてきた段階で歴史は変わっていると思っていたがサブローがやってきた事はすべて歴史通りでした。

お市から「姉上と結婚しないのか」と聞かれたサブローだが死ぬと分かっているので戦があるから今はそれどころではないとそっけない態度を取ります。

帰蝶が城に残ると言い始めたのでサブローは「もうすぐ死ぬんだ」と打ち明け、未来からタイムスリップして来たから先が分かるのだと説明するとそばで池田恒興も聞いていました。

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秀吉の誤算

本願寺が挙兵し上杉と手を組もうとしていました。

「本願寺討伐は畿内を担当をしている明智光秀(織田信長)がいい」と進言する羽柴秀吉の意見にサブローは賛成します。

明智光秀が家臣たちから慕われ帰蝶の心まで掴み嫉妬していたため秀吉はそれを利用し光秀にサブローを殺らせようとしたのです。また過去に光秀(本物の織田信長)に焼き討ちに遭い恨みがあったためサブローを殺らせた後に仇打ちをし天下を狙おうと企てます。

松永の密告により持ち場を離れた光秀軍が1万8千の兵に囲まれます。西にいた秀吉が驚く中、サブローはたった三千の兵を率いて光秀を助けに向かいます。

サブローが、先陣を切って助けにきたと報せを受けた光秀軍の士気が上がり、恒興だけでなく柴田勝家や秀吉も駆け付け見事に窮地を切り抜けます。

秀吉は兵を率いて計画を台無しにした松永を討ちに行きました。

 

未来を知る帰蝶

俺は絶対に死なない!そう決心したサブローは帰蝶に結婚しようと告げます。

「俺と一緒に生きてください」

「しわしわになるまで生きると約束するなら一緒に生きてやっても構わぬぞ」

京都の本能寺で結婚式を挙げる事に決め、サブローは朝廷に用事があるため先に出ます。

大阪で捕らえた者がサブローと同じようにタイムスリップして来たと聞き帰蝶は会い行き訊ねました。

「織田信長を知っておるか?」

「本能寺で光秀に裏切られ殺されます」

帰蝶は驚いて本能寺に向かいます。

 

織田信長の変化

サブローを殺して天下を横取りしようとしていた光秀(織田信長)だったが命懸けで助けに来てくれた事、そしてサブローを慕う家臣たちを見てサブローの夢である戦のない世の中作りに家臣として協力しようと決意します。

しかし、秀吉に「サブローを殺さなければ帰蝶やお市を殺す」と脅迫され、光秀は本能寺にいる信長は影武者であり自分が本物だと率いる兵に姿を見せ向かいます。

また、一気に2人とも始末し天下を狙おうとしていた秀吉は率いる兵に叫びます。

「敵は本能寺にあり!!!」

光秀が謀反を起こしたと報告を受けたサブローは慌てて外に出ると本能寺が燃えており矢が突き刺さります。教科書通り光秀にやられるのかと思ったが「逃げて織田信長としての天命を成し遂げろ」と逃がされます。

光秀は「この命を持ってすべてを終わらせてほしい」と秀吉に頭を下げます。

土下座する本物の織田信長だが焼き討ちに遭った恨みは深く秀吉は「おまえが大事なものをすべて奪う」と言い刀を振り落とし何回も突き刺しました。

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結末

秀吉は反逆罪としてサブローを明智光秀だと仕立て上げます。

家臣が光秀討伐に動き出すが真実を知る池田恒興だけは止めさせようと動きます。

サブローは帰蝶の手を取り逃げ出すがやはり歴史は変わらずこれが信長の天命なんだと受け入れます。

「例え歴史は変わらなくても想いは未来に繋がるはず、帰蝶とこの時代に出会えて良かった」

受け入れた帰蝶は最後の妻の務めを果たすためサブローを送り出します。恒興はサブローから前もって頼まれ預かっていた結婚指輪を帰蝶に手渡しました。

サブローは最後まで立ち向かうが秀吉に捕らえられます。

跪いたサブローは戦のない世の中を秀吉、そして家臣たちに託したいと発したあと首を刎ねられました。

農家の人に「なにやってんだ?」と声をかけられサブローは目を覚ますと野原で寝転んでおり現代に戻ったのだと気付きます。

時は経ち、サブローと同じようにタイムスリップした者が現代に戻ってきて帰蝶から頼まれた動画を届けてくれました。

サブローが残した想いはみんなに伝わり、秀吉が天下を取りそのあと家康が継いで平和が訪れた事を知ります。

時代は離れていても指輪があれば繋がっている。

同じ時代を共に生きて出会ってくれてありがとう。サブローは帰蝶の動画を繰り返し再生し涙しました。終

めちゃめちゃ面白かったですね。ドラマのラストで「映画に続く」と出たときは「嘘でしょ」と思ったが満足です。ダラダラ感もないし常に展開していて何より時代を変えていないところがすごい。

 

邦画
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鑑賞感想