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「 女は二度決断する 」<ネタバレ・あらすじ>愛する夫と息子をテロで失った女性は復讐に走るのか

ドラマ映画

 

 

爆弾テロで夫と息子を失ったドイツ人女性カティヤ。

夫がトルコ系移民で過去に問題があった事から当局は移民同士の抗争を疑いました。

やがてネオナチ組織の犯行だと分かり若い夫婦が逮捕されるが無罪判決が下された事でカティヤに復讐心が芽生えてしまう・・・。

監督=ファティ・アキン

◆カティヤ・イェッセン(ダイアン・クルーガー)◆ダニーロ(デニス・モシット)◆ハーバーベック(ヨハネス・クリシュ)◆ビルギット(サミア・シャンクラン)◆ヌーリ(ヌーマン・アチャル)

 

< ネタバレ あらすじ >

女は二度決断する

 

ハンブルクに住むカティヤは6歳の息子ロッコのバイオリン教室が終わると夫ヌーリが経営する旅行代理店に行きます。

妊婦のビルギットと一緒にエステに行くので電車では危ないからと説明し車のキーを借り息子を預かってもらいました。

店の前に自転車を停める女性に「鍵を付けないと盗まれる」と忠告しカティヤは車を走らせました。

楽しい一時を終えて戻ると爆破事件により警察によって道が封鎖されていました。カティヤは夫の店の方向だと気付き車を降りて確認しに行こうとするが警察に止められてしまいます。

被害者が運び込まれた場所に向かうと捜索担当者から男性と子供の死体が発見されたと聞かされカティヤはパニックを起こし倒れてしまいます。

 

DNA検査の結果、ヌーリとロッコの死体だと特定されカティヤは絶望するなか捜査担当レーツ警部から事件解決のために協力をお願いされます。

ヌーリはクルド系トルコ人である事から「熱心なイスラム信者ですか?政治活動や資金集めなどしていませんでしたか」と聞かれます。

宗教には無関心で政治には無縁だと告げるカティヤは店の前に自転車を置いていなくなった女性が犯人だと告げました。

翌日、「犠牲者は薬物売買で前科のあるクルド人ヌーリと6歳の息子ロッコ」と新聞に載ると母親は「何かの抗争だ」と疑います。

 

現状に耐えられないカティヤは薬物に手を出します。死体の損傷が激しくバラバラな状態だったがカティヤは二つの棺を手配し葬儀を行いました。

家宅捜索が行われ薬物が発見されるがカティヤは夫の物ではなく自分のだと言いました。ヌーリの物だと思っている母親は夫を庇っているのだと思います。

微量なので刑事訴追は免れると言われカティヤは署に連行されると爆破事件の協力を求められます。

トルコ人街だった場所で更に夫が狙われた事からネオナチの仕業と意見を述べました。

しかしレーツ刑部は警察がマークする男と何度も電話している記録がある事からトルコ人同士の抗争だと疑っていました。何度話しても犠牲者だと思ってくれないのでカティヤは時間の無駄だと思い出て行きます。そして家に帰ると母親からもヌーリの抗争が原因だと言われ「出て行け」と言い放ちました。

 

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悲しみ、孤独に耐えられなくなったカティヤは手首を切って風呂に浸かるが死ねませんでした。

知り合いのダニーロ弁護士から犯人が逮捕されたと知らされ、ヌーリはやっぱり足を洗い真面目に仕事していたんだと、信じて良かったとカティヤは思います。

カティヤは被害者遺族として犯人であるメラー夫妻の裁判に立ち会うが、ダニーロ弁護士は内容が内容なだけに辛いから休むよう言います。カティヤは頑なに拒否し裁判に立ちあうが息子の死体の状況の説明が始めるとトイレに行くフリをしてメラーに掴みかかり暴れます。

被告人の父親は二人にとって不利な証言はしなくてもいい決まりだがヒトラー崇拝の息子とは絶縁状態だったために出廷し化学肥料の袋と容器に入った軽油に加え釘を保管していたと証言しました。

しかし鍵の場所を知って誰かがガレージに入った可能性もあると弁護側は指摘しました。

 

ダニーロはガレージにあった材料で事件で使われた同じ爆薬が作れること、そして燃え残った現場の爆薬と一致した証言を取ります。

証言台に立ったレーツ警部は採取した指紋を照合したところ両被告の指紋と一致したことを証言するが特定できない指紋が一つあり弁護側はその人が真犯人だと述べました。

ギリシャ人のホテル経営者マクリスが被告人は宿泊したと証言するがダニーロは「彼は極右政党のメンバーでありドイツに党を作ろうと活動記録を載せたSNSに被告人が反応している」と証明しました。

そしてカティヤは自ら証言台に立ち「自転車を放置して立ち去るメラーを見た」と服装まで正しく伝えるが弁護側は「カティヤは薬物中毒で信憑性がない」と訴えました。

ダニーロは「薬物検査も証言能力の鑑定も本件では不必要だ」と訴え、カティヤを貶めようとする弁護側の陽動作戦に吐き気がすると言い放つと傍聴席から拍手が起こります。

しかし・・・

「犯人と断定する証拠が不十分であり無罪とする。裁判費用は国庫負担とし被告人は拘束時間に応じて補償を受ける」

カティヤの目撃情報は検査を拒否したことで受け入れれなかったのです。

カティヤは途中だった侍のタトゥーを完成させるために店を訪ねるが激痛を伴う脇腹なのにまったく痛みを感じませんでした。

 

ホームビデオを見て悲しみに暮れるカティヤ。

ある日、カティヤはギリシャに飛び海沿いのホテルを借りてパソコンを立ち上げます。

出廷したマクリスが経営するホテル・オールド・ドリームを調べ張り込んでいるとマクリスを発見します。彼が出て行ったのでカティヤはホテルに入ると女性に声を掛けられます。

仕方なく、裁判後に楽しそうにSNSにアップしたメラー夫妻の写真を見せ「探しているけど知らないか」と訪ねました。

すると女性はマクリスに連絡を入れ、危険を察知したカティヤは急いで戻って来たマクリスに発見されるが車で逃走しました。

 

タバコを買いに行ったカティヤはマクリスの車を発見し距離を取って尾行するとキャンピングカーを浜辺に停めたメラー夫妻を発見します。

カティヤはホテルに戻って同じ爆薬を作り日が昇る前に車を走らせメラー夫妻がランニングに出掛けた隙にキャンピングカーの下に爆薬を放り投げるが待っている時に迷いが生じ爆薬を回収します。

上告しようとダニーロから電話があるが想い出のビデオを見ているうちに復讐心がまさります。

また自分も夫と息子に会いたいと思ったのか、もう疲れたのか、・・・

カティヤはキャンピングカーの中に爆薬を待ったまま上がり込み自らの命も犠牲にして復讐しました。

 

<感想>

2000年から2007年、極右テロ組織NSUは移民を狙った爆弾テロを行っていました。

監督の友人家族が犠牲になっており「暴力では暴力を生み出すだけなんだ」とメッセージが込められている。

被害者遺族にしか本当の気持ちは分からないので綺麗事で否定するのも間違いだと思うので意見はない。

ただ、映画としては、目撃情報があるのだからこのご時世、防犯カメラを見ればギリシャにいないで現場近くにいたことぐらい分かるでしょうと言いたい。

 

 

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