映画「アウトブレイク」ネタバレあらすじ/出血熱感染者を防ぐため街ごと消滅

 

作品情報とキャストの紹介

ダスティン・ホフマンを主演に「ザ・シークレット・サービス」のウォルフガング・ペーターゼン監督が1995年に映画化した作品。

サム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)ロビー・キーオ(レネ・ルッソ)ビリー・フォード准将(モーガン・フリーマン)ケイシー・シュラー少佐(ケヴィン・スペイシー)ソルト少佐(キューバ・グッディング・Jr)ドナルド・マクリントック少将(ドナルド・サザーランド)ジンポ(パトリック・デンプシー)フリオ(ベニート・マルティネス)ブリッグス大佐(デイル・ダイ) 大統領補佐官(J・T・ウォルシュ)

ザイールに派遣された伝染病の研究をしている科学者サムは村人が出血熱で次々と議性になっている現場を見て、帰国後アメリカのある町で同じような伝染病が発生していたので警報発令するべきだと訴えます。

やがて調査の結果、アフリカから密輸された一匹のサルが感染経路だと分かるが細菌兵器の影が・・・。

 

ネタバレあらすじ

アウトブレイク

1967年

アフリカの小さな村ザイール。

モターバ川淫谷の傭兵キャンプ地では原因不明の出血熱に苦しむ者であふれていました。調査に訪れたアメリカ陸軍は想像以上に悲惨な現場を見て感染者を採血したあと爆弾を投下して仲間がいるキャンプ地ごと消滅させました。

現在

メリーランド州 フォートデトリックにある米国陸軍感染症医学研究所でレベル4研究チームのリーダーのサムはザイールに派遣されます。

村人が出血熱で次々と議性になっている現場を見たサムは今までにない感染力に危機感を持ちアメリカは警報発令するべきだと伝えるが指揮官フォード准将は聞き入れなかった。

サムはアメリカ疫病管理センターで働く別れた妻・ロビーに警報を出すよう伝えるが、こちらにも断られます。

 

アフリカから一匹の猿が密輸入されカルフォルニアのペットショップに運ばれるが売れなかった売人は森に放してしまいます。

売人のジンポやペットショップオーナーがモターバ熱を発症して死に至り不注意で感染者の血を浴びてしまった検査技師が街に出歩いたことでボストンのシーダークリークでは次々と感染者が増えていきます。

 

マクリントック少将とフォード准将は1967年にモターバで発生した出血熱と同じだと気付く

当時、感染者から採取した血液で細菌兵器として保管され血清が作られていた。

細菌兵器の存在が暴かれることを恐れサムを今回の伝染病研究から外すが、命令を無視したサムはシーダークリークでロビーのチームに合流します。

感染者の血液を調べると空気感染していることが分かりウィルスは進化している事が明確になり、サムは町を隔離するよう伝えるとフォード准将は今度は聞き入れ町は封鎖され外出禁止となります。

フォード准将も感染者を救いたいと思うようになり保管してあった血清を取り出し試してみると原種である猿には効果があり回復した事でサムは今まで血清を使わなかったのは細菌兵器を隠すためだと気付きます。

 

48時間後にはアメリカ合衆国全域にウィルスが広がるため町ごと消滅させる許可を大統領が下す

逮捕命令が出て軍に追われるサムは最初の感染者であるジンポが船で猿を密輸入していた事を知り部下と供にヘリコプターを奪って輸送した船に行きます。

モターバウィルスを保有している猿の写真を見付け生中継しているテレビ局に乗り込み呼びかけると連絡があります。

なんとか猿を捕獲したサムはフォード准将に連絡して一掃作戦を中止するよう伝えます。

 

結末

フォード准将の上司マクリントック少将が乗るヘリに撃墜されそうになるが森にミサイルを発射して墜落したように見せ掛け研究室まで辿り着きます。

新しく血清が作られ感染してしまったロビーに試用すると徐々に効いてきました。

フォード准将が一掃作戦中止を発令し、これで事態は収まるかにみられたが、マクリントック少将が却下して遂行せよと命じました。

サムはヘリコプターに乗り込み無線で爆弾を投下するパイロットに訴えます。

「現在のウィルスは30年前から密かに開発された細菌兵器だ、暴露して投下すればそれは殺人だ」

マクリントック少将は遂行せよと言い続けるがフォード准将は大統領に逆らうなと言いつつ妨害ルートを教えます。パイロットは人命を優先し海上で爆発させ乱気流のせいでと報告しました。

 

大統領に重大な情報を隠した罪でフォード准将はマクリントック少将を逮捕します。新しい血清が作られた事で感染者は徐々に回復していき町も守られました。

 

洋画
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