映画「フランス特殊部隊RAID」ネタバレ結末/初の女性特殊部隊員が巻き起こす騒動

 

作品情報・キャスト

女性警官ジョアナは特殊部隊RAIDに入隊するのを夢見ているが試験に落ち続けます。大企業に勤める婚約者は心配し内務大臣の父親は厳しい訓練を経験すれば逃げ出して諦めると思い圧力を掛けて入隊させるが・・・

監督=ダニー・ブーン◆ジョアナ・パスクアリ(アリス・ポル)◆ウジェーヌ・フロワサー(ダニー・ブーン)◆ジャック内務大臣(ミシェル・ブラン)◆ヴィクトール(イヴァン・アタル・セルビア)◆エドワード・デュバリー(パトリック・ミル)◆パトリック・ルグラン(フランソワ・レヴァンタル)◆フランス大統領(ユルバン・カンセリエ)

 

ネタバレあらすじ

フランス特殊部隊RAID

大企業の跡取り息子エドワードと婚約している女性警察官ジョアナはRAID(フランス国家警察特殊部隊)=R(調査)A(救援)I(介入)D(抑止)への入隊を夢見ています。

朝早くから筋トレに励み正義感は強いが警察官としての素質もなくドジばっかり踏むので試験を受けては落ち続けています。

駐車違反を取り締まっていると近くで強盗があり急いで駆け付けようとするが自転車で転び無線機は落としてしまいます。

犯人が警察に扮していたので金を急いで運んでいると勘違いして手伝い、追ってきた銀行マンを犯人と間違えて殴ってしまいます。

犯人が置いていった銃を素手で掴んでしまい、どこまでマヌケなんだと上司に叱られ停職処分となります。

 

心配になったエドワードは内務長官のジョアナの父ジャックに相談します。

ジャックは入隊すれば厳しい訓練に音を上げさっさと辞めるはずだと思いRAIDリーダーのルグランに強引に頼み込みます。

絶対に無理だと断っていたルグランだがあまりにも適正力がないためすぐ辞めると判断しジョアナを合格させ新人隊員の教育をベテランのウジェーヌにお願いしました。

優秀な新人を教育できるのは光栄だと喜んで引き受けたウジェーヌだが女性が1人いる事を強く反対します。

さっさと追い出そうとするウジェーヌは16人いる新人と対面し、寮は4人部屋だから4組作れと命じるが女性と一緒の部屋が良いため隊員達はジョアナの周囲に固まります。

 

女性が1人、ましてや内部大臣の娘という事もあり、同僚だけでなく教育する側もウジェーヌの目を盗んでジョアナを助けます。

憧れのRAIDの訓練に参加するジョアナは筆記試験の出来はいいが訓練では優秀なのか頭おかしいのか判断が難しく教官たちは頭を悩ませます。

しかしジョアナの努力は凄まじく見る見るうちに収穫していき男にも負けないRAIDに相応しい隊員となっていきます。

ウジェーヌはそんなジョアナを認め出しちょっとした恋心が芽生えジョアナと仲良い隊員に距離を置けと注意します。

 

出動命令のサイレンが鳴りウジェーヌは新人は出動できない事を伝え現場に向かいます。

人質を救うためRAIDが突入するニュースを見ていたジョアナは生きがいを感じ思いは更に強まります。

ジョアナがまったく音を上げない事をエドワードから聞いたジャックは「気持ちが折れるように訓練を厳しくして」とルグランに伝えます。

大統領の警備を担当する事になったジョアナは車に乗せる際にさっそく大統領の頭を車に打ちつけて流血させてしまいます。

現場は危険だと判断し監視に回されたジョアナは自分の声がモニターに反映されているのを面白がっているとテロリストと電話を繋いでしまいます。

ピザ屋になりすまして誤魔化したがデリバリーしなければならなくなります。ピザ屋に扮したジョアナは一撃を食らわすとRAIDが一気に押し入り隠れ家にいたテロリストを捕らえました。

 

ジャックから娘を危険に晒すなと強いられたルグランは卒業する優秀な5人の中にジョアナを加えました。

「最も優秀な訓練生でパリに配属するのはジョアナ」と発表されると本人含め全員が「えっ?」と発します。

家族の問題にRAIDを使った大臣へ嫌がらせするためルグランは「彼女は優秀だから問題ない」と言い放ちました。

ジョアナはRAID手帳を喜んでエドワードとジャックに見せに行くが2人が諦めさせるために訓練に参加させた事を知ります。

除隊するよう迫られたジョアナはRAIDに自分は相応しいと証明するため張り切って出動します。

 

ルグランとウジェーヌはジョアナを現場から遠ざけるため作戦が終わるまで一般客として店にいろと命じました。

ペリエを注文するジョアナはイライラしているとRAIDと別行動だから機嫌が悪いのかと話しかけられます。

話しかけてきた者はDGSI(国内治安総局)だと名乗り職業病で人を見抜く能力があると言ったが実はセルビアのテログループ「レオパール」を率いるヴィクトールでした。

 

結末

レオパールのアジトを突き止め突入する際にジョアナはウジェーヌと組みます。

今までウジェーヌと組んだ相棒は重傷を負っていたので疫病神と呼ばれるようになっていたがジョアナが無事に戻って「疫病神はいません」と発言しウジェーヌの心は救われます。

婚約中のジョアナは「殴られる恐怖心で黙ってたけど、ずっと前から僕らは相性が悪いと思っていた」とエドワードに言われ別れる事にしました。

誕生日のプレゼントを買ってウジェーヌに届けに行くと自然な流れでキスします。そして深酔いの勢いで体の関係となります。

朝目覚めたウジェーヌは部下と関係を持つのは規定違反であり「嘘だろ…」と動揺するがジョアナは「そんな深刻にならなくても」とあっさりしています。

 

レオパールに行動が筒抜けなのはジョアナがDGSIに扮するヴィクトールに何もかも話していたからです。

発音でセルビア人だと気付いたジョアナはRAIDが移送を警備する間に首脳会議を襲撃するはずだと報告します。

しかし、任務を邪魔するなとRAIDには受け入れてもらえず、城から逃げるよう父親に伝えても「たわごとに付き合えない」と電話を切られてしまいます。

ジョアナはフランス大統領を守るため1人で城に駆け付け全員出るよう要求します。しかし大統領を流血させた人物なため誰も従いません。

しかたなくジョアナは父親である内務大臣を人質に取り要求しました。ミサイル攻撃されるがジョアナが全員を避難させていたので犠牲者はいませんでした。

ジョアナは駆け付けたRAIDと合流しレオパールを一掃しました。

大統領はRAIDの精鋭部隊に最高の栄誉を贈りジョアナに感謝を伝えました。盛大な拍手の中、勲章を受け取るジョアナは階段で躓き大統領を倒してしまいました。

 

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