麗姫と始皇帝(最終話)結末は?ネタバレあらすじを感想を交え紹介

中国時代劇/麗姫と始皇帝

ディリラバとチャン・ビンビン共演の春秋戦国時代を舞台に描いた中国ラブ史劇

 

あらすじ&キャスト

秦の侵略に周辺諸国が抵抗していた紀元前240年頃、祖国の衛を追われた公孫家の娘、麗は2人の兄弟子と共に総帥である祖父のもとで剣術の腕を磨いていました。秦王嬴政(後の始皇帝)は子供の頃に人質となっていた趙で麗に救われておりずっと想っていたが再会すると秦を恨んでいたので身分を明かす事をやめる。

美しく成長した麗は秦軍から追われていたが共に逃げていた二番兄弟子・荊軻が負傷してしまい彼を救うための解毒薬と引き換えに彼の子を身籠もりながら嬴政のいる秦宮に入ります。

始皇帝の妃となった麗の真の目的はとは?!彼女の復讐心を分かっていながらも、愛を貫こうとする嬴政。

公孫麗(ディリラバ)嬴政/始皇帝(チャン・ビンビン)荊軻(リウ・チャン)韓申(リー・タイ)蓋蘭(ナタリー・チャン)嬴成嬌(スー・ヨウチェン)丹太子(バイ・イーシャン)李仲(ヤン・トン)清児(リュー・インナー)楚夫人(ワン・ティン)蓋聶(ワン・トンフイ)呂不韋(リー・チアン)など

 

「麗姫と始皇帝」全話ネタバレ一覧はこちら

 

ネタバレ感想/麗姫と始皇帝

 

45話・不信

楚夫人が死罪になったと知った麗は本当に秦を裏切ったのか聞くと「誰であろうと償うものがいればいい」と秦王嬴政に言われます。

内政が起きている楚が併合するのは時間の問題であり無実だと知りつつ死罪を命じるのは理解できません。天下統一を果たすためなら妃の命など取るに足らないという考えなら自分も犠牲になるのは時間の問題のようだと告げその場を去ります

 

韓申が来ていると趙高を通して知らされた麗は燕の使者が荊軻で秦に下るつもりはないと聞かされます。

天明が自分の子だと伝えられても荊軻は秦王暗殺の決意は変わらなかったと知ります。天明を連れて今すぐ逃げた方がいいと説得された麗は迷います。

嬴政は天明を太子にすると重臣たちに伝えると大罪に目をつむってやった昌平君が真っ向から異議を唱えたので苛立ちます。秦と楚に人脈を持つ者を失うのは損失だから冷静になるよう李仲に進言されまだ利用価値があると落ち着きを取り戻します。

重臣たちの反対を押し切ってまで天明を太子にする理由を聞かれ「太子にすれば麗は王宮を離れないし扶蘇を発奮させる事ができる」と教えます。

やがて争いが起こり扶蘇が天明の出自の秘密を掴んだら麗と天明は死罪になる・・・話を聞いていた麗はすべて芝居だったのかと嘆きます。

 

「どれだけ寵愛を受けていても大王を信じてはだめ、逃げる道を用意しておくべき」

楚夫人の言葉を思い出す麗はわが子を政治の道具にはさせられないと天明を連れだします。護衛を付けられたので韓申が盗賊を雇って襲撃させ2人を逃がします。

しかし麗は自分でまいた種なのに逃げるなんて事は出来ないと告げ天明を韓申に託し王宮に戻ります。

(やはり衛荘は嬴政が送りこんだ者だったか。それにしても荊軻も意味不明だが嬴政も理解できないな。急にどうした、汗。燕の使者は荊軻だと知っているのだから何で天明と韓申を会わせる事を嬴政は認めたのかしら。韓申と荊軻が兄弟分だと知っているでしょうに・・・)

 

46話・使者

天明を連れだし韓申に託して王宮に戻った麗は嬴政に自分が逃がした事を伝えます。

「燕の帰順を受け入れたのは使者としてやってくるのが荊軻だと分かって殺害するため、あなたの本心など分かっている」

自分はずっとそばにいるから荊軻と天明は始末しないでとお願いするが、何もしなければ殺されてしまうため嬴政は「天明は太子にするので捜すだけだが荊軻は自分の手で必ず仕留める」と言い放ちます。

そして何としても韓申を捕らえ天明を取り戻せと風林火山の4人に命じました。

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咸陽城に到着した荊軻たちは大王に命じられた李斯に出迎えられます。

李斯は「丹太子が撒いたエサに荊軻と秦舞陽が引っかかったようだ」と嘲笑うと丹頂門の夏侯央は荊軻が燕の使者なのかと驚きます。

荊軻は「すぐに帰ると言いながらずっと付いてくるので秦舞陽も秦王を狙っているのだろう」と咸陽をぶらつきながら合流した蓋蘭に伝えると麗の侍女・清児がやってきて文を渡されます。

麗に呼び出された荊軻は蓋蘭を連れて向かうが夏侯央が立ち塞がります。痛い目に遭いたくなければ早くうせろと伝えるが従わないので仕方なく決闘すると蓋聶が現われます。

妻の敵を討つためにずっと捜していた蓋聶は自分の敵だからと荊軻と娘を先に行かせ、夏侯央を倒し復讐を果たしました。

(麗は荊軻と再会出来たわけだが何で抱き合うの、まさか想いが残っているのかしら。あんな優柔不断でおかしなところだけ頑固な性格は嫌よw剣術はすごくても荊軻に惚れる蓋蘭も頭を冷やしてもらいたいwそして嬴政が荊軻を狙うのは当然よね、自分の命を狙いに来ているのだから・・)

 

47話・前夜

長い時を得て荊軻と再会した麗は天明は韓申に預けたことを伝えます。

参内を取りやめて蓋蘭と幸せになって欲しいとお願いするが燕のために燓於期と田光が自ら命を絶ったのでもう引き返せないと言われます。

「俺が愛していた女は君だけだ、なのに今まで恨んでいた事が辛いし天明とも会いたい」と抱き締められる麗・・・それを遠くから複雑な表情で蓋蘭が見つめていました。

蓋蘭は荊軻の心を手に入れられなくてもせめて生きていて欲しいと願い、別れを告げて去って行きます。

 

蓋蘭は夏侯央を倒した父・蓋聶のもとに向うと「荊軻のことはさっさと忘れろ」と言われ天明の父親は秦王ではなく荊軻なんだと教えます。

韓申が天明を連れて秦を脱出しようとしているから助太刀したいとお願いし共に向かうと、韓申が天明を逃がし風林火山と戦って窮地に陥っていました。

蓋聶は助太刀して見事な神業で風林火山の4人を瞬殺します。蓋蘭は林の中に逃げ込んでいる天明を捜して戻ると、韓申は「天明を引き取って育てて欲しい」と告げ息を引き取ってしまいました。

 

麗は荊軻に参内させないために眠り薬を飲ませるよう侍女・清児にお願いするが、思いとは裏腹に荊軻は秦舞陽を連れて参内してしまいます。

李仲は危険だから先に替え玉と会わせた方がいいと進言するが嬴政は構わないと出迎えに行きます。

(最初から知っていたら剣符など捜さずに幸せを選んでいただろうって?嘘付け、麗が散々訴えていたのに受け入れなかったのは荊軻ですよ。秦王暗殺したら愛する女とわが子が一生狙われるのに、理解不能です。そんな仁義があるような性格でもないし。そして清児の様子がちょっと変でしたね・・・)

 

48話/最終話・願い

秦王嬴政は刺客としてやってきた荊軻と秦舞陽を知らないフリして燕の使者として出迎えます。

麗は目覚めると侍女が出てはいけないと跪いていました。無視して出て行くと今度は禁軍に立ち塞がられたので短剣を振り回しながら突き進みます。

引見の儀で、荊軻は燓於期の首を献上します。地図を持つ秦舞陽が震えていたので奪うように掴み「燕で最も豊かな土地であり秦に忠誠を誓う証しです。私の手から秦王にお渡ししたい」と告げます。

許可を得られたので荊軻は献上するフリして近付くと「やめとけ、今止めたら自由の身にしてやる」と言われます。

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荊軻は麗が描いた絵を見せ「戦のない世界で草原を走り回ったり海を見に行ったり自由に暮らすのが麗の麗の望みだ、自由の意味を知っているのか」と口にします。

「それが民の願いでもあり、お前には永遠に分かるはずない。お前が生きているかぎり天下に自由はない」

挑発された嬴政は机を蹴っ飛ばすと、荊軻は丸めた地図の中に隠していた剣を掴むが振り返ると秦舞陽は既に剣で突き刺されていました。

あっという間に禁軍たちに荊軻は囲まれるが嬴政はこの手で倒さなければ気が済まないとして全員に手を出すなと命じ剣を手にします。

 

嬴政によって既に毒を盛られていた荊軻は本領発揮できず嬴政にやられます。

嬴政は倒れている荊軻の胸に剣を突き刺し勝利を確信するが荊軻は最後の力を振り絞って背後から襲いかかります。李仲が秦王の盾となって命を落とし怒り狂った嬴政は荊軻に剣を突き刺してとどめを刺します。

麗は大勢の兵を一人で倒しながら突き進み押し入るが荊軻が運び出されるところであり「一歩遅かった」と謝罪して目を閉じさせます。

 

全員を下がらせた嬴政は清児を呼び「参内してからずっと監視させていたのだ。そなたが眠り薬を飲ませるよう命じた時に毒を盛るよう命じたのだ」と告げます。

麗は清児だけは信用していたのでショックを受けると同時に最初からずっと秦王に信用されていなかったのだと涙を見せます。

「荊軻の最期を見せたくなかった、これも愛ゆえだ」

麗は「天下統一のためにどれだけ犠牲者を出せばいいのか、民のために荊軻に変わって私が成し遂げる」と言い放ち短剣を手に突き進みます。

嬴政も剣を手に立ち向かい麗に剣を突き刺すが麗が持つ短剣は自分の方に向いていました。

「あなたに必要なのは愛する人を失う気持ちを知ること。民の心に寄り添いさえすれば名君になれる」

愛する人を失った嬴政は膝から崩れ落ち叫びます。幼い頃に「人に恐れられるほど強くなり大切な人を守りたい」と麗に告げた事を思い出し涙を流します。終

(結局、嬴政の本当の姿がよく分からなかったな。天明のことは良く思っていなかったし将来、出自がバレたら麗と天明を死罪にすると言っているし・・・。最初に普通に想いを伝えて迎え入れてれば良かったのに。だけど秦は敵だと思っていたのでやむを得ないのかしら。それにしても清児も敵とまでは言わないが麗を裏切るとはがっかり、多少申し訳ない表情は伺えたけどね。荊軻って実在した者だったのね、衛の人で丹太子の命令で秦王暗殺を企てたが返り討ちにあったところは史実通りだ。)

 

 

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