映画「RONIN」ネタバレあらすじと結末/パリに集められた各国の元スパイ

 

作品情報キャストの紹介

ジョン・フランケンハイマー監督が豪華キャストで映画化したハードアクション。

パリに集められた5人の元スパイ。雇い主も目的も謎のままニースのホテルにいるターゲットから銀色のケースを盗み出すよう依頼される。武器調達の局面で思わぬ襲撃にあうなどアクシデントに見舞われながらなんとかニースまで駒を進めるが1人が裏切ってケースを持ったまま逃走してしまう。

◆サム(ロバート・デ・ニーロ)◆ヴィンセント=バンサン(ジャン・レノ)◆ディアドラ(ナターシャ・マケルホーン)◆スペンス(ジョーン・ビーン)◆グレゴール(ステラン・スカルスガルト)◆ラリー(スキップ・サダス)◆シーマス・オルーク(ジョナサン・プライス)

 

ネタバレあらすじ/RONIN 

元スパイであるアメリカ人サムはアイルランド人女性ディアドラが経営するパリのBARに呼び出されます。

そこには各国の元スパイである5人の男(サム、バンサン、スペンス、ラリー、グレゴール)が集められていました。

ディアドラからの依頼は週に5千ドル、成功した場合ボーナスは1人2万ドルの報酬で、ある人物が持つ銀色のケースを奪うことでした。

相手は人数も多く銃を持っていることでサムは集められた者を試すが机の上にあるカップすら気付かずに身体に当てて落としたスペンスは足手まといになるだけだと言うとその場でスペンスは解雇されます。

 

裏切り者

ケースの中身が爆発物かも知らされない事で前金10万ドル、成功報酬は更に10万ドルに跳ね上がりバイサンが武器調達しラリーがドライバーを担当する事に決まります。

ディアドラとサムは夫婦のフリをしてニースにあるホテルにターゲットのロシア人が宿泊している事を確認します。

ホテルから別荘に向かう途中に待ち伏せして激しい銃撃戦とカーチェイスによりケースを奪うが元KGBで電子機器システム捜査を担当していたグレゴールが裏切り偽物を渡し姿を消してしまいます。

5人の男を雇った車イスの男(実際は歩ける)シーマスはディアドラに早くケースを取り返すよう命じました。

一方グレゴールはケースをロシア組織の大物ミッキーに3倍の値段で売ろうとしていました。

 

追跡

サムはかつてのスパイ仲間を使って携帯番号からグレゴールの居場所を突き止めます。

ミッキーの部下とグレゴールがアルルのローマ遺跡で取引している時にサムは後ろから拳銃を突き付けグレゴールを捕らえます。

しかしシーマスが現れ車で待機していたラリーを殺害しグレゴールとディアドラを連れて姿を消してしまいます。

銃撃戦により腹を撃たれてしまったサムはバイサンの友人ジャンに治療用具を用意してもらいなんとか回復します。

バイサンは武器調達の時に助けられた事がありサムを命の恩人だと思っていたため借りを返したのです。

 

結末

郵便局から出てくる三人(シーマス、ディアドラ、グレゴール)を捉えたサムとバイサンは車で追いかけます。

激しいカーチェイスは高速道路を逆走するまでにいたりタイヤをパンクさせられたディアドラが運転する車は落下します。

シーマスとディアドラは工事現場の人達に助け出されていたが軽症だったグレゴールはケースを持って逃走しました。

グレゴールが持っていた偽物のケースはスケート靴ケースにペンキを塗った物だと気付いたサムとバイサンは調査するとパリに来日中のフィギュアスケーター、ナターシャ・キリロワの恋人がロシア組織の大物ミッキーだと知ります。

 

グレゴールはスケート場からナターシャを狙う狙撃班に時間内に連絡がなければ撃てと命令していたがミッキーに射殺されます。

ミッキーにとってナターシャの命よりケースと金の方が大事だったのです。

連絡がなかった狙撃班がナターシャを撃ち会場は混乱します。

ケースを持って逃げるミッキーだったが警備員に変装していたシーマスに撃ち殺されます。

車で待機しているディアドラを見付けたサムは、自分はCIAの人間であり狙いはシーマスだと伝え逃げるよう伝えました。

サムとバイサンは撃たれながらもシーマスを射殺しました。

アイルランドのテロリストであるシーマスが殺された事でプロテスタント政府と独立派の和平協定が結ばれました。

サムとバイサンに友情が芽生え互いに功績を称えまた会おうと握手しました。

互いに何も聞かず何も答えない、それが自分らの仕事なのです。終

 

 

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