韓国時代劇「緑豆の花」ネタバレ感想(最終話)22~24話あらすじを詳しく紹介

作品情報/キャスト

農民軍として立ち上がった兄と討伐軍として銃を手にした弟の過酷な運命を描く韓国時代劇

汚職役人の長男イガンは庶子として蔑まれ父親の汚れ仕事を手伝い、腹違いの弟で嫡子のイヒョンは日本留学帰りのエリートだが父親の悪行に心を痛める。日易商人のジャインは商売のためにイガンたちの村を訪れるが東学教徒が結成した反乱軍による民乱が勃発。国を変えたいと同じ信念を持つ兄弟だがイガンは反乱軍となりイヒョンは討伐隊に徴兵され闇へと落ちて行く。敵として再会すると、やがて日清戦争が勃発し・・・

イガン(チョ・ジョンソク)イヒョン(ユン・シユン)ジャイン(ハン・イェリ)チョン・ボンジュン(チェ・ムソン)ファン・ミョンシム(パク・ギュヨン)ソクジュ(チェ・ウニョン)ドッキ(キム・サンホ)など

 

「緑豆の花」全話あらすじ一覧はこちら

 

全24話(48話分)で紹介します。

 

ネタバレ感想/緑豆の花

 

第22話

牛禁峠で大敗した東匪が全羅道へ逃走し朝鮮と日本の討伐軍が追跡していると報告を受けます。

高宗は首謀者たちは厳しく処罰するが唆された良民は生業に従事させよと命じるが井上馨は全員死刑だと言います。

 

逃げ惑う東学軍を追う朝日連合軍は容赦なしに息の根を止めていきます。負傷しながら必死で逃げるイガンは処刑された死体の山を目にし愕然とします。

大敗の知らせを受けたユウォルはここにいたら危険だとミョンシムを郡守のところに行かせるが二人は東匪に協力したとして民保軍に捕らわれます。

執綱所に押し掛けてくるから逃げるようチェ氏とイファに勧められるユウォルだったが使用人がでしゃばるからこうなるんだとペクに棒で叩かれます。

ペクがこの女が執事だとユウォルの身柄を引き渡したので激怒するチェ氏はそれでも人の子か、雷に打たれ死ねと言い放ちます。

するとユウォルはどこだと民保軍がやってきたので先ほど引き渡したと告げます。

 

ドッキの遺体を運んで戻ったジャインは彼を埋葬して弔います。イヒョンが仕事の話を持ち込んできたので牛禁峠の戦いを見てもまだ日本に協力するのかと訴えます。東匪を捕まえる討伐軍を満腹にさせろと言われ良心の呵責もない奴だと言い放ちます。

連行されるユウォルはさっさと殺せと訴えるが付いてこいと言われます。途中、日本軍に追われ隠れているとホンと再会して驚くが、ホンは誰もいないと日本軍に伝えようとしたが勘違いされ背後から短剣を投げられ命を落とします。

イヒョンは天佑侠の頭として古阜に行くとペクたちが民保軍から痛めつけられていたので彼らは東匪ではないだろうと射殺し、両班を皆殺しにします。

東匪に武器を提供した郡守を罷免して漢陽に押送するが本当に日本の手先になったのかとミョンシムに聞かれ言葉を失います。

 

イガンはポドゥリとヘスンと再会するが淳昌で身を隠していたボンジュンとギョンソンは密告により捕らわれてしまいます。

イガンは密告したのが脱営したりミョンシムを強引に結婚させようとしたキムだと知って激怒します。

イヒョンはボンジュンを護送するために部隊に合流すると捕虜の中にソクジュがいて「会ったら謝罪するつもりだったが売国奴になったか」と言われます。

自分が鬼になったのは両班のせいだから謝罪しろと要求すると両班が朝鮮を滅ぼしたかもしれないが日本人に魂を売った輩と同じだと言われ引き金を引きます。

 

イガンは裏切った都接長を殺そうと侵入したが病を患い先は短いと予想できたた止めます。すると再会したジャインからゴロツキを雇ってユウォルを助けたから離れに行ってみてと言われ驚きます。

(ホン、まぎらわしく指をさすから勘違いされるのよねwかわいそうに。ユウォルを助けたのはゴロツキだったのか、てっきり反省したイヒョンが天佑侠を使ったのかと思ったよ。イヒョンは内心は自分の過ちに気付いている感じだけど止まれないのでしょう)

 

第23話

母親ユウォルと再会したイガンはイヒョンだけはこの手であの世へ送ると告げます。

そしてボンジュンがいなくても義兵として戦い続け将軍の志が死なないことを見せるとジャインに話します。

するとボンジュンを漢陽へ護送するギュテがドッキの墓参りをしたいと訪ねてきます。ジャインはお墓に案内してイガンの手紙を渡し、もう一度勇気を出してほしいと告げます。

ミョンシムは兄ソクジュの遺体を目にし悲しむが弟子を死に追いやり妹の苦しみからも目を背け獣にも劣る両班と戦うために挙兵したので真の両班になりましたねと声をかけてあげます。

しかし、遺体を運んできた者に食事を与えると兄はイヒョンに射殺されたと知らされます。

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豪華な食事を与えられるボンジュンはうまそうに食べていると提案を受け入れてくれれば政治犯裁判を受けられるようにすると言われます。

「条件は聞かなくても分かる。挙兵の黒幕を吐かせる気だろう。大院君といえば命は助かり国王だと言えば地位が与えられる。義兵の根絶は不可能だと気付いたのだろう」

ジャインは医師に扮するイガンを連れて護送を止めます。イガンは言葉が見つからずボンジュンの手を握ると何も言わなくても心は通じているからこれで十分だと言われ涙を流します。

発砲音が響き渡り目を向けるとポドゥリ達が人即天の旗を掲げながら最後まで戦うと叫んでいました。ボンジュンたちは安心して逝けると笑みを見せます。

イガン達は密告したキムを捕まえ自決の機会を与えるがポドゥリが射殺します。

 

翌年1895年、都接長が亡くなると弔いに訪ねてきたイヒョンからイガンに贈った手袋を渡されジャインは涙を流します。

イガンは日本が戦をするのは開港だと思っていたが遼東半島と台湾を日本の領土にすると武田に言われ、挟まれている朝鮮はどうなるんだと訴えます。

ボンジュンから完璧に騙されていると忠告されていたイヒョンは言葉を失います。

イヒョンは裁判に足を運ぶとボンジュンは黒幕を吐くことはなく死刑が決まり、ジャインは緑豆将軍のことを語り続けるために写真を一枚撮らせてほしいと願いました。

(この物語、最初っからペクが嫌よね。ころころ態度は変わるし息子が古阜の郡守になると知ったら出て行けとミョンシムに言いに行くし・・・。イガンに殺されてもおかしくないのに)

 

第24話

イガンとヘスンは怪我を負うポドゥリを連れてミョンシムに助けを求めます。

イヒョンが新しい古阜の郡守になり再び権力を振るうペクから出て行くよう脅されているので監視されている可能性があると言われます。

ジャインは義州にいるユウォルを訪ね義兵の資金源になると決意したので伝達係として協力してほしいとお願いすると快く引き受けてくれます。

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日本の手先がやってきたのに誰も裏切り者だと訴えてくる者がいないので古阜にまともな奴はいないのかとイヒョンは叫びます。

「鬼にならなければ宰相になれない、上へ行くには踏み続けろ」とペクに言われ、そのためには父親も踏みつぶしてもいいのかと告げます。

チェ氏とイファはイヒョンを支えられるのはミョンシムしかいないと思い訪ねようとしたがイガンがいたので生きていたのかと驚き引き返します。

先が短いと悟ったポドゥリは置手紙を残し最後まで戦うとイヒョンの射殺を試みるが腕に負傷を負わせたものの返り討ちに遭い命を落とします。

イヒョンが撃たれたことで他に仲間がいるんじゃないかとペクは激怒します。チェ氏からイガンが生きていることを知らされ通報して捕らえます。

 

フランス、ロシア、ドイツの3国が日本の遼東半島所有に反対しているため日本は手離すことになると報告を受けた高宗は朝鮮にも未来が見えてきたと喜びます。

ボンジュンたちの死刑が執行されます。

チェ氏とイファは兄なんだからイガンの命は助けてあげてとイヒョンに訴えると助けたら殺しに来るとペクが横やりを入れてきたので睨みつけます。

イヒョンが迷っているのを目にしたペクは兄を殺させたくないからイヒョンのために自決しろとイガンに伝えます。

 

「国のために戦った者をどうするんだ、裏切り者など彼らの足下にも及ばない」

ミョンシムに言われたイヒョンはお嬢様だけは自分の苦しみを理解してくれると思ってたと告げます。すべては回りめぐってくるものだからまた戻れるのではないかと訴えるが「生きていればそうだがイヒョンは死んだ、私が愛するイヒョンは美しいひとだった」と言われます。

イヒョンは牢にいるイガンに会いに行き最後の晩餐だと置き土産を残します。処刑されることを伝えると「殺さずに済んだから良かったがもし何者かに命を狙われたら抵抗するな、あの世で待っている」と言われます。

その時は兄上と呼んでもいいかと聞くと鬼ではなくイヒョンならなと言われます。

イガンは風呂敷の中身がご飯だけでなく手枷や牢の鍵が入っていたので脱走します。

そして急いでペク家に駆け付けるが銃声が響き渡り家族の泣き叫ぶ声が聞こえてきます。イガンは押し入ると拳銃自殺したイヒョンが倒れておりチェ氏が私の息子に触るなとペクを突き飛ばしていました。

 

ジャインはヘスンからイガンは生きていると知らされ走って会いに行きます。

「今度こそ、俺の嫁になるか」と言われ駆け寄って抱きしめ二人でボンジュンの遺灰をまき弔います。ボンジュンの意志を継ぐイガンのもとにはギュテやキム・チャンス(後のキム・グ)たちが集まっていました。

(キム・グは詳しくは知らないが韓人愛国団を率い大韓民国臨時政府主席を務めるらしいです。にしてもペクのおかしな教育が子供を破滅に追いやりましたね。イヒョンは唆されやすい性格でしたね。ミョンシムのために・・・いやソクジュはもっと早く自分が間違えだったことを認めれば幸せに暮らしていたかもしれないですね。)

 

 

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