作品情報キャストの紹介
老作家のモンテは妻を失い創作意欲を失ってアルコールに溺れます。
甥ヘンリーから湖畔に送り出されると3人の娘を持つシングルマザーのシャーロットと出会い交流を深めるうちに元気を取り戻す。
日本ではビデオスルーとなった主演モーガン・フリーマンの製作総指揮作品。
ネタバレあらすじ/最高の人生のはじめ方
作家であるモンテ・ワイルドホーンは創作意欲を失い酒に溺れていました。
モンテを心配した甥ヘンリーはベルアイルの湖畔の森に連れて行き夏の間だけリンゴと名付けられた犬の世話をしながら過ごすよう言いました。
モンテは「りんご」ではなくスポットと名付け世話を始めます。
隣にはシングルマザーのシャーロット・オニールと3姉妹の娘(ウィロー、フィン、フローラ)が住んでいました。
離婚調停中であり長女ウィローは親にうんざりし三女フローラは父親に会いたいと辛い日々を送っていました。
バッカルー賞を受賞したモンテだが最愛の妻メアリーが亡くなってからアルコール依存症になっていました。
アル・カイザーから心臓発作で亡くなったドンの追悼会があるから参加するよう言われたモンテは親しいどころか話した事もなかったが渋々車椅子で向かいます。
そこでモンテが西部劇の小説家だと知った次女フィンはどうやって物語を作るのか聞きます。
人類が最も力を持つ想像力を使うんだ!
追悼会の帰り知的障害者の息子カールには電話がかかってきた事がないと相談され母親のループから電話番号を渡されます。
フィンは自分にも想像力があると知り小説の書き方を教えて欲しいと訪ねて来ます。
貯めていた34ドル18セントを払うと言ったフィンにモンテは実は歩けるが保険金目当てで車椅子に乗っていると言います。
走る姿が見えたと言ったフィンにそれが想像だと教えました。
フィンは本屋さんでモンテの受賞作”ジューバルの冒険”を見付け最後のページが破かれていたがその代わり安かったので購入しました。
オニール一家の食事に招待されたモンテは手ぶらだと悪いと思い鏡を持って訪ね素敵な夜を楽しみました。
モンテはカールに電話して誘い出し街に繰り出します。
大量の酒を買って帰るが遊びに来たフィンが想像力を使い物語を語り出しました。
刺激を受けたモンテは手に持っていた酒入りのコップを置き、像が好きな三女フローラの誕生日に物語をプレゼントするため書き始めます。
トニーという像がピアノの中に住むネズミの家族を救う物語を語る。
フローラに読んで聞かせていたシャーロットはミセス・マウスである自分をトニーであるモンテは好きなのだと気付きます。
フィンが島へ行きたがっているのでシャーロット達は筏を完成させます。
ウィローとフィン、そしてカールが筏に乗り冒険の旅に出掛けました。ランチボックスを見付け持ち帰ると子供の時に書いたシャーロットの日記が入っていました。
シャーロットも親が離婚して辛い想いをしていた事をウィローは知ります。
トニーの話の続きを完成させてプレゼントするが、それを知ったフィンはジューバルに救われたのに像の話を書くなんて裏切りだと怒りました。
そんな時、”ジューバルの冒険”を映画化しないかと話が舞い込むがモンテは断りました。
結末/最高の人生のはじめ方
シャーロットが弁護士に会うために市内に行くので子守を頼まれたモンテは自分の事を語ります。
モンテは野球選手だったが交通事故で車椅子生活になったのです。妻メアリーに支えられた事で立ち直りジューバルを生み出し小説家となるがインフルエンザでメアリーが亡くなると同時にジューバルも亡くなりアルコール依存症となったのです。
モンテはフィンのおかげで再び人生を取り戻すことが出来たと伝え”ジューバルの冒険”の最後のページを書き換えてプレゼントしました。
帰る日の前日、モンテは買った酒をすべて返しにいき愛用していた帽子をカールにプレゼントしました。
オニール一家に見送られベルアイルを後にしたモンテは”ジューバルの冒険”の映画権を売って執筆に最適な場所を購入したとシャーロットにメールを送りました。
メールを読んだシャーロットはスポットの鳴き声がするので見に行くと隣の家にモンテが引っ越して来ました。