作品情報キャストの紹介
気象研究員ジャックは日食が中間圏にダメージをあたえ気温が急降下して空気密度を高めオゾン層に亀裂が入った事を知る。
亀裂したオゾン層から漏れてくる空気温度はマイナス95度。やがて寒冷前線が上陸し人々を一瞬で凍らせていく。

ネタバレあらすじ/サイレント・ワールド2011
オーストラリアの南約800キロに停滞している気象調査船ノース・スターに乗るアレックスから国際気象研究所(ICRO)ホバートに勤務するジャックに連絡がはいります。
オゾン層の状態をきくと、中国が何十億トンの二酸化炭素を排出しているためオゾン層が破壊していると言う。
ジャックのレーダーが異常をきたしノース・スターがいる85キロ真上を調べるよう伝えます。
中間圏の気温が20度も下がり日食と何か関係があるのだろうかと考えるが離婚する事が決まっているエマと話し合わなければならないので同僚のゾーイとアレックスに中間圏の気温低下のモニターチェックをお願いします。
オゾン層に亀裂
ジャックは仕事に忙しくエマや娘のナオミから理解が得られず家庭よりも仕事が大事な人だと思われている。
報告書が遅れオフィスで寝泊りしたジャックは、
タスマニア緊急センターのブレンドからノース・スターがサウスポートビーチに乗り上げたと連絡がはいります。
ジャックはゾーイを連れて向かうと船の外も中も結露していて乗組員は全員一瞬で凍り亡くなった事が分かります。
ノース・スターのデーターを調べるとファイルはすべて壊れていて最後の記録は気象衛生の画像データーでありオゾン層に亀裂がはいっていました。
日食が中間圏にダメージをあたえ気温が急降下して空気密度を高めオゾン層に亀裂がはいった。亀裂したオゾン層から漏れてくる空気温度はマイナス95度であり近づいて来る寒冷前線は危険だとICRO本部に伝えます。
迫る寒冷前線
前線が上陸したら全員死んでしまうとジャックは考えていたが証拠も何もなく誰も国民に非常警報を鳴らす事はありませんでした。
ジャックはエマにご両親を連れて逃げるように伝え、ナオミ達が遊んでいるライアンビーチに急いで向かいます。
ジャックが到着すると寒冷前線が上陸しようと迫っておりナオミの友人のジャロットとクレニーが一瞬で凍りつくのを目にします。
ナオミを車に乗せて走らせ氷の霧が襲ってきていることをブレンドに携帯で知らせます。
緊急対応センターは非常警報を国民に知らせます。寒冷前線は2時間後にホバートに到着する予定であり各地にも予定到着時刻が発表されます。
タスマニアを襲った寒冷前線は75度だと分かり触れたら一瞬で死んでしまうため暖房具を購入する人々であふれ飛行機は墜落し街はパニックに陥ります。
ゾーイ1人がいるICROになんとか到着したジャックとナオミは中に入った瞬間に停電となります。
発電機により電気が確保されオゾン層の亀裂を塞ぐ方法を考えるがオゾン層の亀裂は日本やイギリスでも起こり増え続けていました。
中間圏に刺激をあたえカミナリを起こさせる事をジャックは考えるが本部を率いるウォルターは聞く耳を持たず、マグネシウム粒子を積んだ気象観測機器を300機飛ばし爆発させオゾン層をイオン化させる考えだ。
エマは両親と一緒に家に閉じこもりジャックとナオミの事が心配だったが、母親からジャックは優秀だからと言われナオミを守ってくれるはずだと信じます。
結末
オーストラリアの空軍基地で気球でマグネシウム粒子を積んだ気象観測機器を打ち上げます。
点火させるためジェットを空母から発進させたがそれと同時に空母が寒冷前線にやられる。ジェットからミサイルが発射され爆発するが亀裂は14%しか塞がらなく失敗に終わった。
ジャックは硝酸アンモニウムを搭載したロケットを使い中間圏の稲妻を利用し点火させれば稲妻は連鎖反応を起こし自然の力に従えば寒冷前線は治っていく事をウォルターに伝えます。
糖尿病でありながらインシュリンを2日前から射ってなかったゾーイが倒れてしまいジャックは放電シミュレーションを操作しインシュリンを探しに行きます。
ウォルターから電話がありナオミは放電シミュレーションのデーターをアップロードするよう言われるが途中で停電になってしまう。
ジャックはインシュリンを手に入れ戻るとナオミがゾーイを眠らせないように励ましていた。
ゾーイにインシュリンを射ち発電機の修理を急ぐジャック。
パソコンを起動させるとデーターは残っていてウォルターに送り司令官にターゲット位置を知らせロケットが発射されます。
雷が連鎖反応を起こし亀裂したオゾン層が85%塞がり続けていた。他国も次々とロケットを発射しオゾン層の亀裂を塞ぐ事に成功し地球は守られました。
ジャックの仕事はエマとナオミに受け入れられた。