映画「20世紀少年 最終章 ぼくらの旗」ネタバレあらすじと結末/やはりロックは世界を変える

 

作品情報とキャスト紹介

浦沢直樹の大ヒット漫画を堤幸彦監督が映画化した全3部作の最終章。

・世間を騒がしている宗教の代表は自分を「ともだち」と呼ぶ。ともだちが言っている事が小学生の時に遊びで書いた「よげんの書」とそっくりだと知るケンヂはこのままでは世界は滅びてしまうと思い仲間の戦士たちと立ち向かったのが第1章

 

それから15年後、日本はともだちに支配されケンヂはテロリストの首謀者に仕立てられていました。高校生となったケンヂの姪カンナはともだちの秘密を探り自分のすべき事を把握するが・・・が第2章

 

大勢の群衆の前で生きかえり神となった「ともだち」はついに世界大統領となり「西暦をともだち」に変えた3年後世界大規模なテロ計画をしていた。

地球を救うために戦っていた戦士はそれぞれのやり方で諦めずに活動をしていたが、そこに2000年12月31日に亡くなったはずのケンヂが姿を現す。

ケンヂ(唐沢寿明)オッチョ(豊川悦司)カンナ(平愛梨)ユキジ(常盤貴子)ヨシツネ(香川照之)蝶野刑事(藤木直人)マルオ(石塚英彦)ケロヨン(宮迫博之)フクベエ(佐々木蔵之介)コンチ(山寺宏一)ヤン坊/マー坊(佐野史郎)万丈目(石橋蓮司)ビリー(高橋幸宏)など

 

 

ネタバレあらすじ

20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

1969年、小学生のケンヂは悪の組織巨大ロボットに立ち向かい地球を救う空想を「よげんの書」に書きました。想い出の品を秘密基地に埋め「次に掘り起こす時は地球の平和を守る時だ」と仲間に伝えました。

28年後、ロックスターになる夢を諦め、失踪した姉の赤ん坊を育てながらコンビニを経営していたケンヂは同窓会で「ともだち」と疑われる。宗教を率いる代表は顔を隠し自分のことを「ともだち」と呼んでおり、言っている内容が「よげんの書」とそっくりだったからです。

ケンヂはまったく覚えていなかったが次々と事件が起こり思い出していく。やがて「よげんの書」を知る人物が世界征服を企てていると気付き仲間と共に2000年12月31日に巨大ロボットに立ち向かったが・・・。

2015年、ともだち/友民党が支配する新世界となっていた。高校生となっていたケンヂの姪カンナは「叔父ちゃんは無実だ」と信じ秘密を探っているうちに「よげんの書」の続き「しんよげんの書」の存在を知る。

「しんよげんの書」の一部のコピーを手に入れると「立ち向かった救世主が暗殺される」と書かれていたのでカンナの事ではないかと心配しかつての仲間は駆け付けるが暗殺されたのは「ともだち」だった。

しかし大群衆の前でともだちは棺桶が起き上がり生きかえった。復活したことで全世界の神となり「しんよげんの書」を実行して世界を滅ぼした。

年号を「ともだち暦」に変えてともだちは世界大統領になった。

ともだち暦3年(2017年)、ともだちビルの最上階から都会を見下ろすともだちは「しんよげんの書」を読みます。「8月20日に宇宙人が地球を襲い世界は滅び人類はほとんど消滅するが世界大統領は仲の良いともだちと仲良く暮らしました」。

 

電波ジャック

オッチョは漫画家の角田と巨大な壁をよじのぼり2年振りに東京にやってくるがあまりの変わりように言葉を失います。すぐに不法侵入者だと地球防衛軍に追われオッチョに逃げるよう言われた角田は「あなたの漫画を書きます、本物のヒーロー」と告げ走り去ります。

夜間外出禁止令のなかテレビを修理して急いで帰宅しようとする姉弟に匿ってもらったオッチョは両親はいないのかと聞くと「ともだちは嘘くさい」と近所の人に話したことで連れて行かれたと知ります。

東京の壁の外では2015年にウイルスが蔓延してからワクチンの奪い合いで大勢の人が亡くなっている事を教えると姉弟は政治犯を救うゲンジ一派に入る予定だと聞かされヨシツネは生きているのだと知ります。

「宇宙人の未知のウイルスによって人類は滅亡するが私を信じれば救われます」と放送が流れました。番組の最後に必ず流れるらしく、そのあと深夜にテレビを付けるのは法律違反なので姉は消そうとするが「氷の女王のメッセージが聞きたい」と弟は制止します。

氷の女王とはゲンジ一派よりも過激な組織で電波ジャックして都民に武装蜂起を呼びかけているのです。「宇宙人の襲来はともだちの作り話です」声を聞いたオッチョは氷の女王はカンナだと知ります。

また放送していないはずのラジオから流れるケンヂの歌が東京で流行っているらしくオッチョは「亡くなってから流行るとは・・」と懐かしく思うが「放送されていない」というのが気に掛かりました。これは北海道のラジオ局をしているディスクジョッキーが電波ジャックしてケンヂのカセットを流し続けていたためです。

 

オッチョは歌舞伎町教会に案内してもらうと近くに「ガッツボウル」の建物を目にします。むかし秘密基地のあった原っぱに「ガッツボール」というボーリング場が建てられたので気になり中に入ると第2ボーリングブームを狙って株で儲けた神様が買った事を知ります。

そこには無事だった仁谷神父と響子もいました。オッチョは「カンナが都民を先導して命を粗末にするとは考えられない」と口にすると仁谷神父がヨシツネに説得を頼んでいると知り「会わせたらダメだ」と忠告します。

オッチョは2015年に友達を暗殺しようとした時にバッジを見せられ、万引きで捕まったヨシツネを思い出したので「ともだちかもしれない」と思ったのです。

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ワクチン開発

柔道道場をひらいていたユキジは「カンナと連絡が取りたい」とヨシツネにお願いされます。

ヨシツネは意見が対立してから絶縁状態となっているので自分が行っても説得できるか自信がありませんでした。

ユキジは「それでも止めなくちゃ、止めて変わりに私たちが立ち上がろう」と訴えるがゲンジ一派を率いて頑張ってきたヨシツネは何も変わらないので疲れてしまい「もういいじゃないか、なるようにしかならない」とぼやきました。

ヨシツネは当たったバッジを自慢しようと誰のか分からない仮面を付けて歩いた事があり、その時誰かと間違われてボコボコに殴られた事がありました。(オッチョが思い出したのは、殴られた後に公園で1人でポツンといるヨシツネを目撃した事)

ひ弱だった自分を変えたいとお面を付けたが他の誰でもお面を付けたら虐められたんだと言います。

子どもの時になりたかった自分と現実との間にあまりにもギャップを感じているのだろうと「ともだちの気持ちを理解」したのです。

 

春波夫のマネージャーをしていたマルオはずっとキリコ(カンナの母親)を捜しており東村山のコミュニティに身を寄せている事を知り急いで向かうとケロヨンがいました。

ケロヨンはケンヂから誘われたときに仕事が忙しいと断った事を悔やんでいました。2015年アメリカで蕎麦の屋台をしていたがウイルスが散布され逃げるときにワクチンを配るキリコと出会い、今度はケンヂみたいに戦うと決意を固めていました。

ともだちが次に使おうとしているヤマネが作ったウイルスは最強であるためキリコは無効にするワクチン作りの研究をしていたのです。人体実験をする必要があるためキリコは命を掛けて自分に投与し知っている事をすべて話します。

1997年、ワクチン完成直後にカンナを出産するが相手「池上正人と名乗っていたが偽名」のサークル活動が気になり調べると「ともだち」と知りカンナを実家に預け人類を救うための研究に全力を注いだのです。

2000年に蔓延されたウイルスは15万人が犠牲になったので「ゴジラになってしまった」と自分を責め、2003年にヤマネからデーターを奪いアメリカに渡って研究しワクチンの開発に成功したが2015年にともだちに邪魔されて襲撃を受けたところケロヨンに助けられたのです。

話を聞いたケロヨンとマルオは「池上正人は同窓会の時に司会やっていた人物だが彼ではないだろう」と予想します。12時間耐え抜いたキリコは「人類の勝ち、ともだちの負け」と口にしました。

 

カンナを救え

オッチョは1人でアジトに乗り込み「なぜこんな事をやっているんだ、命を大事にしろ」とカンナに訴えます。

2015年ウイルスにより全世界の3割が亡くなったあとワクチンを手に入れるために人が争うようになっていました。カンナは最後の1本を持っており中国マフィアのボスである王に使うよう渡したが彼は「大福堂製薬の輸送車を襲った」と大量のワクチンを持っていました。

大量にあるなら問題ないと思い自分に打ったが病に倒れたタイマフィアのチャイポンからすべて偽物だったと真実を教えられたのです。王は部下を率いてともだち政府に総攻撃をかけたが全滅してしまいました。

家族や友人を失い復讐だけを頼りに生きていた人達が大勢やられていくのを目にし、自分だけが生き残っているのはおかしいと思いカンナは戦い始めたのです。

「計画は中止しろ、こんな事ケンヂだって望んではいないはずだ」

もう綺麗事はうんざりだとカンナは聞く耳を持たないのでオッチョは奇跡を信じてラジオを電波が届く場所まで持っていくとケンヂの歌が流れました。

カンナは「聴いた事がないフレーズだ」と涙を流し「ケンヂ叔父ちゃんは生きているんだ」と信じます。

 

生きていたケンヂ

2000の大晦日、ケンヂは頑丈なシェルターの操縦席にいた事で爆破に巻き込まれても命は助かっていたが記憶喪失になっていました。

得体の知れない何かに脅えながら逃げ続け、2015年にウイルスで世界中の人が犠牲になったニュースを聞いて記憶が鮮明に戻りました。逃げ切れなくなり涙が枯れ果てるほど泣き崩れると「真実から目を背けてはいけない」と思うようになりました。

行き着いた北海道にはラジオを流している小屋があったのでケンヂは自分の歌を録音してポストに入れ捨てられていたバイクを修理し東京に向かって走らせます。

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2017年、東京に向かってバイクを走らせると「通行手形がないと通れない」と関所の監視役となった蝶野に言われます。無理に行こうとした者は射殺され2年間で通れた人は1人だけでした。

いったいどうなってんだと呆れるケンヂはギターを鳴らし歌い始めると人々が集まってきました。蝶野はカンナに聴かされた音楽だと気付くが「生きているはずないよな」と思います。ケンヂは関所を破ったたった1人の者は偽造手形で成功したと知り漫画家コンビを訪ねて「おもしろいの描くね」と褒めたあと偽造手形を書かせました。

失敗すれば命はないので危険だと蝶野は心配するがケンヂが関所を突破すると蝶野ふくめ多くの人が後に続きました。蝶野は自分も正しく行動したいと思い祖父を殺害した山崎に手錠をかけました。

 

東京まで30キロ地点に関所を管理する役所がありケンヂは立ち寄ると友民党のかつて党首だった万丈目がいて「はじめて会ったのは成田空港だったな」と言われます。

万丈目は万博翌年の1971年、露天商で手品グッズを売っていると「首を吊っても平気なロープが欲しい」と「ともだち」に聞かれました。

10年後、プロダクションの経営難に陥っていたとき再び「ともだち」が訪ねてきて組織立ち上げの話を持ち込まれました。信じるわけないだろうと馬鹿にしながら面白半分で協力しマジックを使って「ともだち」を吊し上げると巧みなトーク術で感化される人が急増しました。

いつのまにか自分も感化され、ともだちがキリコを必要としていたので当時交際していた諸星を線路に突き飛ばしました。2000年、ともだちは敷島教授を拉致してロボットを作らせウイルスをばらまき、2015年に替え玉を用意してヤマネに暗殺させ盛大な葬式の場で復活し神となった。

そのあと強力なウイルスを世界にばらまき世界大統領となったが万丈目は今更恐ろしい事に加担していたと気付き銃口を向け「あんたが始末してくれるなら生かしてやる」と言いました。

ケンヂは銃を握りしめ「俺がやりたいのは復讐じゃない、人類を守る事だ。悪になるのは大変だろ、正義の味方になる方がよっぽど楽だぞ」と言い、その場を去ります。4923

 

ともだちの最後の計画

カンナは8月20日の総攻撃は延期すると告げるがそこに地球防衛軍が踏み込んできました。カンナは命を粗末にするなと命じ全員を逃がしたあとオッチョと共に投降しました。

地下に連れていかれたオッチョはヤン坊マー坊に再会します。2000年にアジトを密告した奴だと知っているオッチョはあっさりと銃を奪うと「罪滅ぼしのために頑張ってるんだ」と言いました。そこに「今は信じるしかない」と侵入していたユキジに姿を現します。

ヤン坊マー坊に案内されると2000年に使われた巨大ロボットの新型とUFOの形をしたロボットが2機ありました。ともだちはUFOを飛ばしウイルスを噴射して宇宙人が襲来したように見せかけるのだと知ります。

カンナはすれ違う高須からポケットに銃を入れられ屋上に連れて行かれると「ともだち」と対面します。

「近々人類は滅亡する、君も神の子なんだから分かるだろう」と言われたカンナは「あなたにそんな力はない。歌をうたって人の心を救う方がよっぽど力がある」と言い放ち銃を突き付けて地上まで降りるが待ち構えていた高須から弾は入っていないと言われます。

ともだちは「僕に銃を突き付けたから絶交だ、彼女はケンヂと同じようにテロリストに仕立てるから開放しろ」と高須に言いました。

 

脱出したオッチョはヤン坊マー坊に連れられ敷島教授を紹介されます。敷島教授は拉致された娘のためにロボットを作っておりその後好きなことをなんでもさせて貰えていたので楽しむようになっていたが去年に娘が粛清されて目が覚めていました。

2000年に多くの命を奪ったんだとオッチョは言い放つが人を始末したのはウイルスであってロボットは輸送の役目をしていただけだと言い張ります。2000年のロボットは時間がなくて出来損ないであり今度の新型の出来には満足していました。

敷島はウイルスをまくのは2機の円盤であり、新型ロボットには2000年の時よりも50倍の威力がある爆弾が仕込まれていてリモコンでしか操作ができないと言います。

敷島とヤン坊マー坊は命の危険を感じ、ともだちに脅され仕方なく完成させたが円盤2機を撃ち落とすための高性能ミサイルランチャーを作っており、オッチョは託されます。

 

小学生の頃を思い出す「ともだち」は泣き崩れ、

「全部僕の予言通りだったね、でも予言じゃないよ、僕がすべてやった事だ。僕は必要だけどこの世はいらない。これから殺人ウイルスをばらまき一週間で終わらせるよ」と宣告しました。

北海道のディスクジョッキーのコンチはかつてケンヂ達の秘密基地仲間の1人でした。中学の時に北海道に引っ越したためにそれからは疎遠となっており2000の年にケンヂから呼びかけられたが当時は信じられない話だったので断り後悔していました。

偶然にもポストに入れられたカセットの音楽を聴くとケンヂを想いだし、彼の曲とは知らずに流していたのです。そんなコンチは腹を空かせて「白のソナタ」工場に侵入すると「ともだち」に騙され洗脳され暗殺者になってしまった田村と出会います。

田村は「ともだち」を止めるためにヘリコプターで飛び立とうとしていたのでコンチは「一緒に乗せてくれ」と頼みました。

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人類を救うために

ともだちがウイルスをまき散らす事は確実とされカンナはどうすればいいか考えます。

今回のウイルスはワクチンがないため安全な場所があるはずだと気付いた時、ともだちが大事にする万博会場だと分かります。出来るだけ多くの都民を集めるため音楽フェスティバルを開催するチラシを大量に作り呼びかけました。

またケロヨンとマルオはキリコが開発したワクチンをトラックに積み、自分がラジオで流していたのはケンヂの曲だと知ったコンチは手伝いたいとカンナを訪ねます。

 

8月20日、カンナは人々に届いたか心配していたがケンヂの歌を口ずさみながら大勢の都民が集まってきました。コンチが客を盛り上げ春波夫が歌い始めます。

リモコンを手にしたともだちは「今日は東京、明日は日本、そして明後日は世界だ」と告げ円盤2機を発射させました。

円盤からウイルスが散布され次々と人が倒れます。ケロヨンとマルオが設置したワクチン接種会場には大勢の人がなだれ込んできました。

道場を閉鎖したユキジは「ともだちビル」に駆け付けるとゲンジ一派が「ともだちはもう神じゃない、守るのはやめろ」と立ち塞がる宇宙防衛軍に訴えていました。

ユキジは「苦しかったでしょ、心の中では子供じみた遊びだと思ってたはず、もういいの、武装を解きなさい」と優しく語りかけると宇宙防衛軍の全員が泣き崩れました。「ともだちビル」を一気に制圧したユキジ達はただ1人犯行し続ける高須を柔道の技で倒すがヨシツネがいない事に気付きます。

 

オッチョはビルの屋上に行きミサイルランチャーで円盤を撃ち落とすが激しい煙でもう一機が見えません。その時、田村が操縦するヘリコプターが現われそのままもう一機の円盤に体当たりして消滅させました。

ともだちは新型ロボットを新宿に向けて動かします。

東京にやってきたケンヂは新型ロボットを目にしバイクで近付いて飛び乗りハシゴを登っていきます。操縦席にともだちが座っていたのでマスクを剥がそうとするが掴み合っているうちに激しく揺れたことで「ともだち」は頭を打ち気絶します。

まずはロボットを止める事が先決だと思い操縦席に座るが主導に切り替えても操作が分かりません。

その時、小学生の時にヤン坊マー坊に勇気を持って立ち向かったとき「どんなに大きくてもバランスを崩したら倒れる」とアドバイスしてくれたユキジの言葉を思いだします。

操縦桿を握り力いっぱい傾けるがなかなか倒れてくれません。車で駆け付けたオッチョは倒そうとしているのだと気付いたとき小学生の時にケンヂが相手を倒そうとして足を掴み加勢したことを思い出します。

ケンヂはロボットを傾け、オッチョは体当たりするために車を走らせて飛び降りるとロボットは倒れました。

オッチョは中からフラフラ出てきた「ともだち」のマスクを剥がずとヨシツネであり「やっぱりお前だったのか」と胸倉を掴むと「止めてやるのがあいつのためだと思ったんだ」と言われます。

 

結末/20世紀少年 最終章 ぼくらの旗

「ヨシツネはともだちじゃない」オッチョは振り返るとケンヂがいたので「やっぱり生きていたのか」と驚きます。

その時、「ケンヂ君あそびましょ」とリモコンを手にする「ともだち」が現われました。

「ぼくは君が遊んでくれさえすれば良かった、ずっと遊びたかった。あの時助けてくれたように今日も助けてくれよ」

「ともだち」はマスクを剥がすとオッチョとヨシツネは「フクベエ、2000年に死んだはず」と驚きます。

ケンヂは2000年のおおみそかに爆破する直前に見ていたので驚かないが「もういいよ、フクベエのフリをするのは止めろ、ゴメンな」と言い土下座して謝罪します。

「終わっちゃうから謝るな、止めろ」とリモコンを操作するとロボットは動き出すが「ともだち」は銃弾に倒れます。振り返ると万丈目が銃を手にしており「これで正義の身方に慣れたのか」と訴えていたが倒れてきたロボットの下敷きとなってしまいました。

「もう終わらないよね」と口にする「ともだち」にケンヂは「もう終わりだ」と訴えると静かに息を引き取りました。

その頃、海上では春波夫がずーっと歌ってるのでブーイングの嵐となっていました。カンナは騙すつもりじゃなかったと謝罪するがバイクの音とともにケンヂがやってきました。

「ともだちは消えたから人類は滅亡しない」と訴えると歓声が沸き起こります。そしてギターを渡されかつで組んでいたバンド仲間と演奏しました。

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感動の再会を果たしたあとケンヂは「やらなければいけない事がある」と告げ「ともだちランド」で少年時代にワープします。

ケンヂは同窓会や2000年に向けて呼びかけた時に会った人はフクベエではないと気付きました。同窓会の色紙には「フクベエが5年の時に急死したのが悲しかった」と書き込まれていたからです。

ワープするとお面を付ける「ともだち」がバッジを盗んだと犯人扱いされフクベエ達に「犯罪者は死刑だ」と虐められていました。

ケンヂは小学生の自分に「お前やることあるだろう、今やらないと一生後悔する」と伝えると「僕が盗みました」と駄菓子屋のおばちゃんと「ともだち」に謝罪しにいきました。

そして中学生になった「ともだち」は僕は必要ないんじゃないかと思い校舎の屋上から飛び降りようとしたがケンヂが放送室から流した「20センチュリーボーイ」に助けられました。

ロックを流しても何も変わらないのかとふて腐れて屋上で寝転んでいると「ともだちになってくれる」とともだちに聞かれ「良いけどそのお面を取っちまえよ」と言いました。

しかし目を開けると「ともだち」はいませんでした。

現代のケンヂは「ともだち」に声をかけ「お面を取ってもう1度あいつのところに戻れ」と訴えると「ともだち」はお面を取りました。

現代のケンヂは「万引きを疑われた後に死んだことにして悪かった」と謝罪しました。

 

突然亡くなったのはフクベエだったが、万引きを疑われフクベエから虐められて学校に来れなくなったカツマタを皆の記憶の中で「理科の実験大好きカツマタが亡くなった」と勘違いするようになってしまったのです。

カツマタは酷い虐めに遭うようになり机には落書きされ理科室では亡霊が出ると噂され自分は必要ない人間だと苦しみ学校に来れなくなったのです。

現代のケンヂに涙ながらに謝罪されたカツマタは何か吹っ切れたように表情を見せ屋上に戻りました。

作曲していたケンヂは「詩が思い付かない」と戻ってきたカツマタに相談すると良いアイディアをくれたので「2人で売り出そうぜ」と伝えるとカツマタは笑顔を見せました。

現代でケンヂが歌い世界を変えた曲はこのときのものでした。カツマタは屋上に引き返した事ではじめて友達ができたのです。終。

 

感想/20世紀少年

これだけ酷いことをしたのに最後はほっこりさせられた。万博にやたら強い想いを持っていたのは小学生の時に「大阪に知り合いがいて夏休みに行くんだ」と注目されていたからです。

夏休みに入ると事情により急に行かれなくなったので夏休み中は引きこもり万博旅行を装っていた苦い経験がありました。

ただ「万博」と読めない文章を読んでいるシーンがあったので原作同様に万博に行こうとしていたのはフクベエであり彼が書いた作文を読んでカツマタが万博に憧れたのだろう。っと言うのも映画ではカツマタだけ描かれているが原作ではフクベエとカツマタが「ともだち」なのです。

2人で「ともだち」を立ち上げシンボルマークのマスクを着用するので組織の者は2人いるとは気付きません。フクベエがヤマネに射殺された後に影武者だったカツマタが成り代わった事で復活して神となったのです。

映画ではフクベエは小学時代に既に亡くなった事になっていましたね。

バッヂを盗んだ事を謝罪するだけではダメだったでしょうね。中学時代に屋上で友達になると約束したが、小学校時代のトラウマがあるのでお面を外すことなく去ってしまうカツマタの背中を押してあげる必要があったと思います。

カツマタを演じた神木隆之介の演技がとてもいい。現代のケンヂに背中を押されほんの少し表情を変えただけだが涙を誘うものがありましたよ。

ただ、2000年にフクベエの顔をしたカツマタがビルから落下し亡くなったように映像ではあったがあれは誰なんでしょうかね。ワイヤーを使って助けたのはいいですが2人落下し倒れている方の顔がフクベエでしたよね。この時にカツマタがフクベエを始末して組織を乗っ取ったのかと最初思いましたが小学生の時に亡くなっていますもんね。ちょっと気になりました。

第4章ぐらいまであっても良かったんじゃないかなと思いました。

 

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