中国映画「雪暴 白頭山の死闘」ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで

作品情報とキャスト

強盗団による金塊輸送車の強奪事件が発生し親友を亡くした刑事が復讐にでる。

ツイ・シウェイ監督は本作がデビュー作品となり第23回釜山国際映画祭で新鋭監督の優れた長編作品に贈られるニュー・カレント賞を受賞した。

私がこの中国映画に行き着いたのは大ヒットしたドラマ「運命の桃花」で熱演したチャン・チェンとニー・ニーが出演しているからです。

 

 
キャスト=ワン・カンハオ(チャン・チェン)スン・ヤン(ニー・ニー)ハン・シャオソン(リー・クワンジェ)強盗犯(リャオ・ファン、ホアン・ジュエ)など
 

 

ネタバレあらすじ/雪暴

愛する人

中国と北朝鮮の国境近くにある白頭山の麓の雪に閉ざされた小さな町、

かつては林業が盛んだったが今では衰退し刑事ワン・カンハオは森林の違法伐採や密猟を監視しながらいつ町を出ようかと悩んでいました。

カンハオは女性医師スン・ヤンの誕生日会に行くと相棒のハン・シャオソンがいました。

スン・ヤンをめぐる恋敵でもあり更にどちらかが都会に異動になるため彼女に選んでもらおうと積極的にはなれなかったが「自分の人生は自分で決めるべき」と言われキスします。

そんな二人を見てハン・シャオソンは諦めるのでした。

 

金塊強盗

ワン・カンハオとハン・シャオソンは森林地帯に向かう途中、40分前に金塊強盗が発生し呼びかけられていたが無線が壊れているので応答できないでいました。

シャオソンは立ち往生している車を見てタイヤが雪に埋もれて動かなくなったのだと思い助けに行くがそこにいたのは強盗犯であり、彼等は奪った金塊をいったん隠して逃走しようとしているところでした。

シャオソンは猟銃をもっている事や町に行くと言っておきながら進行が逆だったので身分証の提示を求めるが何やら怪しい雰囲気だったので見逃そうとします。

カンハオは無線で金塊強盗が発生したとするが発砲音を耳にし振り向くと相棒シャオソンが射殺されていました。車にも発砲を受けたので外に飛び出し雪山を転落した事でなんとか命は助かりました。

 

復讐

親友を殺されたワン・カンハオが復讐を決意してから1年後、

スン・ヤンは1年前の誕生日にシャオソンを傷付けないようプレゼントを出させないようした事を後悔していたが何よりカンハオが過去に捕らわれていたので「自分を許して前に進んで欲しい」と訴えます。

しかし事件が解決していないので苛立つカンハオは近くで飲んでいた連中が煩かったので怒鳴ってしまい乱闘となってしまいます。

人が変わってしまった彼を心配して一緒に町を出ようと告げるがカンハオの決意は固かった。

 

金塊をゲットするために町に戻ってきた3人の強盗犯

カンハオは新しい相棒と密猟を監視していると熟練した者の痕跡が見られ二手に別れるがまたもや相棒が討たれてしまいます。

カンハオはすぐに駆け付けてアールマオ(強盗犯の一人)を殴り付け相棒の応急処置を行なうが無線で呼びかけるジョウの声を耳にし更に掘っていた穴から金塊を発見します。

1年前の強盗犯だと気付き「出てこい」と呼びかけると「一人始末してくれれば取り分が増える」と拒否されます。

カンハオは「俺がいる限り金は手に入らない」と言い放つが負傷を追う相棒を助けるために「町に戻るには6時間がかかる。その間に金塊を持って立ち去れ、その代わり遠目でいいから姿を見せろ」と要求すると受け入れられます。

しかし、スノーモービルで現われたジョウに発砲を受けます。アールマオの服と交換していたので何とか助かり相棒を連れて隠れたあと銃撃戦に挑みジョウを仕留めます。

 

金塊の在処

スン・ヤンは車がエンストを起こし通りかかった車に乗せてもらうが運転していたのは強盗犯のボスでした。

スン・ヤンは小屋まで送ってもらい「もし刑事を見付けたら小屋にいる事を伝えて」とお願いしました。

ボスはせっかく金塊を掘らしているのに刑事がいるのかと車を走らせると密猟者グオ・サンが拘束されている刑事の車を発見し衝突して崖から転落させます。

カンハオは金塊をあさるグオ・サンを見て何でここにいるのだと告げると車ごと突き落とされたと知ります。ボスがアールマオを見付けて車で走り去ったと知り銃弾を受けていた事から町まで行く間に出血多量になるため近くの小屋に行ったはずだと予想します。

小屋でアールマオの治療をしてもらったボスは「お礼に刑事を見付ける」とスン・ヤンに伝え出て行き金塊の在処を回ります。

金塊が欲しいグオ・サンは逃げだし小屋に行くとアールマオが治療されていたので枕で押し付け窒息死させようとしたが発砲を受けます。

金塊の在処は自分しか知らないと訴え金の延べ棒を証拠として見せました。

 

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結末/雪暴

カンハオは銃をかまえながらそっと向かうとそこには無線機とスン・ヤンのマフラーが置かれていました。

「1年前に君の相棒を撃ったのは申し訳ないと思っている。金塊の半分と先生(スン・ヤン)の命は助けるから見逃せ」

シャオソンに合わす顔がないとカンハオは要求を断るが撃たれてしまい、ジョウと共に車に乗せられ小屋に連れて行かれます。

スン・ヤンはグオ・サンがカンハオを置き去りにしアールマオを連れて来た者が強盗犯なのだと把握し帰ってきたところ銃を突き付けるがカンハオが負傷していたのですぐに治療に入ります。

 

金塊の在処を誰が知っているのかと話し合うとスン・ヤンに治療を受けるカンハオは自分が寝るベッドの下にグオ・サンがいる事を知ります。

そこは猟銃の隠し場所なので合図を送って伏せるとベッドから飛び出してきたグオ・サンが発砲します。すると金塊を独り占めしようとしているのではと警戒していた強盗犯も仲間割れを起こしアールマオとジョウが命を落とします。

カンハオとスン・ヤンは隙を突いて外に逃げ出しボスが小屋から出てきたところを倒しました。

 

感想/雪暴

クライマックスは何かごちゃごちゃしてて分からなかったな、映像も暗いし。

アールマオは「ジョウは俺を射殺して金塊を独り占めしようとした」とボスに報告。そしてジョウは「刑事の服と変わっていたから間違えただけ」とボスに弁明した。

しかしボスは小屋に連れて帰ったときにアールマオの枕元にあった金の延べ棒が消えている事でジョウを疑ってしまい持っていた事でアールマオも疑うことになった。だから銃撃戦になった時に弟に撃たれると警戒し撃ってしまったのでしょう。

カンハオの二人目の相棒はほったらかしにされてたけどおそらく亡くなったのだろうwそしてグオ・サンもいったい何者だったのかいまいち把握出来なかったが密猟者で金を見付けて銃を買ったと疑われ逮捕されていたんですよね。

カンハオは一人一人しっかり始末するべきでしたよね。結局クライマックスの小屋まで全員生きてたしw