「成化十四年」ネタバレあらすじ/10話から14話を感想を交え結末まで

作品情報キャスト

ジャッキー・チェン初プロデュース作品、グアンホンとフー・モンボー共演の中国時代劇

明朝時代・成化十四年。推理力を誇る都の行政機関・順天府で推官として活躍する唐泛は妓楼で起きた死亡事件を調べると事故ではなく殺害だと突き止める。また秘密警察・錦衣衛の隋州も皇太子の学友が失踪した事件を調べていたが偶然にもこの事件が妓楼の一件と深く交錯していることが判明する。協力して謎を解明していくことになった二人は事件をきっかけに衝突しながらも絆を深め最強の相棒へと成長していく。やがて宮廷内の覇権争いが明らかになり宮中の人間の関与を疑い始めた時、二人の前に万貴妃に付いている宦官・汪植が現われる。

唐泛(グアンホン)隋州(フー・モンボー)汪植(リウ・ヤオユェン)万貴妃(アリッサ・チア)李子龍(ワン・マオレイ)裴淮(マオ・イー)など

 

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ネタバレあらすじ/成化十四年

 

第10話・脱獄と告発

遼東で馬を見付けて汪植の期待に応えた唐泛たちは隋州を助けに行くため水路を使って吉安へ急ぎます。

船の中で囲碁を楽しむ汪植は皆が船酔いで相手にもならないので仕方なく13歳の冬児に相手をさせるが強敵だったので驚きます。

その頃、隋州を懐柔しようとして失敗した黄景隆は放火して始末しようとするが、隋州は手を下すつもりだと気付き賈逵や囚人だちと協力して脱出を企てます。

 

唐泛は吉安に到着し下船すると汪植から「太監の出官は極めて敏感であり表立って行動出来ない」と言われます。どうすればいいのか困惑するが合同審理を行なうために知府の上官を集めてくれていたので感謝します。

人捜しを要求していたアハとウユンプラガが「ここで別れる」と言うので見送り、唐泛は吉安府に行き訴えの太鼓を鳴らして「黄景隆が職権の乱用、収賄、私刑による囚人への制裁を行なっている」と告発します。

黄影隆は認めないどころか隋州という者など知らないと言い皆を牢へ案内します。

計画通り火事で全焼していたので勝ち誇るが遺体が一体もないと報告を受け動揺すると隋州と囚人たちが役所に集まっていると知り切り札として汪植と瓜二つの楊福を呼ぶよう命じます。

しかし、現われたのは既に楊福を捕らえて入れ代わっていた汪植だったため黄影劉は捕らえられ都に護送されます。

(はっきり言って黄影隆の思想はどうでもいいので退屈だったw楊福はどうなるのかしら、汪植のことだから命を助ける代わりに仕わせるのかしら、賈逵のように。それにしてもオイラト人は誰を捜しているのでしょうね)

 

第11話・幼児誘拐事件

吉安府の事件を解決した隋州は錦衣衛の都指揮使・万通から「みんな頑張っているのに自分だけ評価されて褒美が贈られるとは」と妬まれます。

怒りを矛先が官船を盗んだ部下の薛凌に向いたので「指示に従って動いただけなので指揮使の功績と報告書に記します」と告げると機嫌が直り薛凌は許されます。

都では幼児誘拐事件が多発しており順天府の管轄ではあるが重臣の子が被害に遭っているため調査を命じられます。

また万貴妃から重臣の子まで被害に遭い成化帝の機嫌が悪いから気を付けるよう忠告された汪植も調査に出ます。

 

唐泛は姉・唐瑜が息子の澄を連れて訪ねてきたので歓迎します。額の傷を気にするが冬児と遊んでいた澄が癲癇を起こしたので急いで裴淮のもとに連れて行きます。

唐泛は「何か困ったことがあって訪ねて来たんでしょう」と聞くと唐瑜は嫁ぎ先で苛められ癲癇の治療すらさせてもらえず逃げ出してきた事が分かります。

隋州は失踪者を連れ戻すが老人はただの物乞いで危険だから匿っていたのだと言います。犯人は四肢切断を平然とやる奴らだと訴えられ、訪ねてきた汪植と共に唐泛に相談しに行きます。

唐泛は誘拐事件の記録をすべて集め調べていると冬児から「分類が大雑把だ」と言われます。

(冬児はめっちゃ賢いですねwそれとは対象に錦衣衛の都指揮使はちっちゃい人間だことw万貴妃の弟なんだから身分的にもうちょい賢くないとねw)
 
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第12話・さらわれた冬児

冬児の賢さに度肝ぬかれた汪植は彼女を囮にして犯人の活動拠点を割り出そうとしたが隙を突かれさらわれてしまいます。

物乞いの子供達を集め「人買いのアジトを見付けて潜入し冬児を救い出せ、出来なければ報告するかその場に留まれ」と命じます。隋州から報告を受けた唐泛は冬児を囮にするとはひどいと激怒するが「時が経つほど危険、今は冬児を救い出さねば」と隋州に言われます。

ドゥルラ/アハとウユンプラガが協力すると訪ねてきたので唐泛は受け入れようとするがオイラト人を目にした隋州は戦友を皆殺しにされた過去があるため激怒して追い出しました。

アハとウユンプラガは手掛かりを探すと善行を施す朱大膳人を目にし協力を願います。

 

城門で検問を行なっていた薛凌は万泰茶舗の店主・銭泰から「日差しが強いと痛んでしまうので先を急ぎたい」と賄賂を渡されます。報告を受けた隋州は銭泰の聴取を始めるがどうもあやしいので積み荷を調べると問題はありませんでした。

薛凌は馬車の数が減っていると気付くが銭泰は「錦衣衛の都指揮使・万通の命で動いているのです」と札を見せてきました。

隋州は放免するが城門は通さず退却させるが城門を閉じたらどれだけの損失になるのか分かっているのかと万通に激怒され開門するよう命じられます。

唐泛に相談すると商団を装っているはずと言われ、馬車が減っていると薛凌の発言を思い出し部下を率いて万泰茶舗に向かいます。また物乞いから報告を受けていた汪植も向かっていました。

(万通はアホっぽいので金儲けのために助けているだけであってまさか誘拐された子が運ばれているとは思っていないでしょうねwオイラト人が協力を求めている朱大膳人が黒幕かしらね、捜している人が見付かったとアハは連れて行かれたが大丈夫だろうか、心配)

 

第13話・消えた黒幕

さらわれた冬児は売買されている時に隙を突いて山中に逃げ出します。

馬車の痕跡を分析して追っていた隋州は隠れている冬児を発見して救い出し売人を一掃します。また唐泛もさらわれた子供達を発見し保護します。

汪植は万泰茶舗の店主・銭泰が潜伏しているアジトを突き止め包囲すると取引がしたいと帳簿を出されます。万通に賄賂を渡していた記録がズラッと記されていたが銭泰は黒幕(李子龍)を逃がすために時間稼ぎし服毒自殺を図りました。

汪植は不正を働く証拠を突き付けるが万通の目の前で燃やし恩義を忘れるなと伝えます。汪植から報告を受けた成化帝は重臣の中に黒幕がいるはずだと思い幼児誘拐事件を犯せばこうなると残酷な処刑を重臣達に見せます。

 

しばらく鳴りを潜めていた連続婦女殺人事件の犯人が動き出します。容疑者を捕らえたと隋州に教えられる唐泛だったが親友の裴淮だったのでそんなわけないだろうと訴えます。

被害者は心臓を抉り取られた事が死因であり裴淮が解剖したのは引き取り手のない遺体で死因を突き止めるためです。しかし無実を裏付ける証拠がなくては釈放できないと言われてしまいます。

その時、崖から転落して意識不明のウユンプラガが運ばれてきたので唐泛は裴淮しか救う事はできないと訴え診察してもらいます。唐泛はドゥルラがいないことを心配し善行を施す朱大膳人に協力を願います。

(朱大膳人はこっちの事件の黒幕だったか、って勝手に決め付けてるけどw裴淮は捕らわれている割には自由に動けるのねwところで誘拐事件の李子龍は処刑しないわけ?)
 
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第14話・残された足跡

善行を施す朱大膳人は皇室の光だと評されており唐泛と隋州は協力を願うがドゥルラ/アハの消息は掴めないでいました。

倒れているウユンプラガが発見された現場に向かうと粉々になった木箱が散らばっていました。崖に上を調査すると左右で異なる足跡をまたしても発見し箱に入れられた状態で突き落とされたのだと分かります。

ドゥルラは犯人に捕まっているのだと推測します。唐泛は裴淮が捕らわれている間に犠牲者がでたことで嫌疑は晴れたが犯人を油断させるために牢の中にいてほしいとお願いします。

 

皇太后に呼ばれた隋州は余家の末娘との縁談を勧められます。辺境から戻った余家の長男・余正鵬が妓楼にいると教えられ一応挨拶に向かいます。

しかし父親を死に追いやった汪植がこの妓楼を営んでいると知ると深酔いしていた事もあり暴れ出します。隋州は酔い潰れた余正鵬を余家に送ると汪植は店の修理代はすべて自分が出すと女将に伝えます。

 

馬車を調べていた薛凌から郡王府が持主だと知らされ隋州は調べると御者・駝三は足が不自由だと分かります。また唐泛は過去の記録を調べていると冬児から犠牲者はみんな異民族だと言われドゥルラが心配で行動に出ようとすると証拠が先だと隋州に止められます。

汪植のもとに押しかけ郡王府の25年間の記録が見たいと訴えると協力してくれたが失敗した場合は自分の名を出すなと忠告されます。

そして御者の駝三が22年間で異民族の女子を60人余りを殺めていると郡王府に押しかけ訴えると「駝三は城外に居を構えたので案内する」と朱大膳人に言われます。ドゥルラが心配で急ぐが気付くと眠らされ脱走を図り捕まってしまったドゥルラに起こされると檻の中にいました。

(ドゥルラだったら日頃から鞭を使っているし朱大膳人に手を掛けられる事はなさそうよね。ドゥルラの方が強そうだしwところで余家の人達が急に出てきたけど今いる?w)

15話からのネタバレ