「成化十四年」ネタバレあらすじ/21話から26話を感想を交え結末まで

作品情報キャスト

ジャッキー・チェン初プロデュース作品、グアンホンとフー・モンボー共演の中国時代劇

明朝時代・成化十四年。推理力を誇る都の行政機関・順天府で推官として活躍する唐泛は妓楼で起きた死亡事件を調べると事故ではなく殺害だと突き止める。また秘密警察・錦衣衛の隋州も皇太子の学友が失踪した事件を調べていたが偶然にもこの事件が妓楼の一件と深く交錯していることが判明する。協力して謎を解明していくことになった二人は事件をきっかけに衝突しながらも絆を深め最強の相棒へと成長していく。やがて宮廷内の覇権争いが明らかになり宮中の人間の関与を疑い始めた時、二人の前に万貴妃に付いている宦官・汪植が現われる。

唐泛(グアンホン)隋州(フー・モンボー)汪植(リウ・ヤオユェン)万貴妃(アリッサ・チア)李子龍(ワン・マオレイ)裴淮(マオ・イー)など

 

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ネタバレあらすじ/成化十四年

 

第21話・元聡の奪還

汪植は国境までわざわざ出向き軍用金の水増し請求について問い詰めます。

陳鉞将軍から「申請どおり出庫されるが溶錬すると銀は6割に減るからやむを得なかった」と言われ、鉛の混入により火耗が増えたのかと気付きます。

雲和に赴任している唐泛は誘拐事件が自作自演だと見抜き李茂のところで生活している元聡を発見します。父親が心配しているから戻ろうと伝えると鉱夫を解放するまで戻らないと言い張ります。

唐泛と隋州は「鉱夫を解放させること、工房や鉱山の労働環境を改善する」と馬林を説得し元聡を連れ戻します。

 

「李茂は話がうまく思想をうえつけているのが問題だ」

馬林の訴えを聞き入れ唐泛は李茂を捕らえて投獄します。贅沢な暮らしをして酒や女と遊んでばっかりいる唐泛を見損なった隋州は雲和を離れようとします。

見送りに行った唐泛は本当に帰る気なんだと分かり馬林に疑われないための策だと説明します。

その頃、皇太后は宴席で使いたいから鶏缸杯を貸してほしいと万貴妃にお願いします。皇太后が万貴妃を訪ねたと報せを受けた成化帝は訪ねると鶏缸杯が見付からないと騒ぎになっていたので下賜した以上は万貴妃の物だから構わないと告げます。

万貴妃は汪植と目が合うと「見付け次第すぐに届けます」と皇太后に謝罪しました。

(鶏缸杯のことは汪植が知っていそうだが皇太后は東廠の尚明に頼まれて訪ねてたからおそらく無くなっているのが知っていたのでしょうね。)
 
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第22話・盗まれた鶏缸杯

国庫補填の金銭を調達するために質屋に入れていた鶏缸杯を汪植は買い戻せと命じるが何者かに盗まれたと知らされます。

仕方なく偽物を万貴妃に届け跪きます。

万貴妃はそのまま宴に持っていくが皇太后が本物の鶏缸杯を取り出し君主を欺いたのなら大罪だと言います。成化帝は二つの茶杯を手に取り偽物を湖に放り投げ「民が宮中の様式を模すのは世の常だから似た器も生まれましょう」と万貴妃を庇いました。

 

アハ(ドゥルラ)とウユンプラガが始めた店は大繁盛となり唐泛は馬林に感謝を伝えるが一向に尻尾を出さないので困惑します。

労働者がまたも暴れだし唐泛は監獄を作って全員捕らえるべきだと訴えると「採掘や鋳造が行えないし朝廷に上納する官銀が不足すれば責任を問われる」と馬林に言われます。

労働者たちを扇動する李茂を味方に引き入れるべきと訴えると任されたので牢に行きお茶を楽しみます。待ち遠しくさせてから「労働者の解放と私塾を開く資金、貧しい子たちへの援助が取引の条件だ」と伝えるとこれで騒ぎが収まるならと馬林は受け入れました。

こうして信頼を得られたまま李茂や労働者を解放させることに成功するとついに馬林から鉛を混入させるアジトを見せられ成化帝いがいの者は全員買収済みだと知らされ驚きます。

(長かったというか回りくどかったというか。汪植は唐泛を推薦したのも今なら理解出来ますね。汪植もうすうす周囲の者も信用できないと思っていたのでしょう。さてどうやって暴くのかな)

 

第23話・黒幕の正体

都からやってきた李子龍に「唐泛に私銀坊を見せたのはいかがなもんか」と聞かれた馬林はじっくり観察したから問題ないと伝えます。

しかし唐泛は買収された事はないし事件をいくつも解決したほどで汪植の差し金かもしれないと教えられ動揺します。

その頃、汪植が唐泛と馬林が仲良くしていると報告を受け真意を確かめるために護衛・賈逵を雲和に派遣します。

 

唐泛は秘密を知っても馬林が大して儲かっていないと分かり黒幕がいるはずだと思います。

馬林から李子龍を紹介された唐泛は都での活躍を詳しく知っていたので警戒し言葉に気を付けながら腹を探ります。

汪植から命じられて着任している事を正直に話すが賢く芝居がうまいと見抜かれており李子龍は消すべきだと馬林に伝えていました。

隋州から賈逵がいる事を教えられた唐泛はわざと慌てるふりをして汪植の手下に監視されているから辞職する、都に戻っても何も言わないと訴えます。すると人柄を高く買われている事で帳簿を見せられ黒幕が3代にわたる重臣・万安だと分かります。

唐泛は伝書鳩を飛ばして汪植に伝えるが自分を本当に弟のように思って信用してくれた馬林は助けたいと思い罷免を願いました。

 

汪植は万安の屋敷を訪ね庭池を好まれる理由がよく分かったと伝えます。帳簿を見せると笑いながら官銀に鉛を混ぜて損失を埋めなければ国庫は今日まで持っていなかったと言われます。

「池に水を貯めている場合ではない、首輔の座に居座ればいい、あなたに対する懲罰も軽いでしょう。引っ越すだけだ」

池に官銀を沈ませて貯めていた万安は嘆くが必ずすべてを奪い返すと恨みを募らせます。

(結局は最初の作戦通り信頼させて口を割るのを待っていただけか。ところで賈逵が雲和に来た意味ありますかねwそして尚明は何回返り討ちに遭っているのかw罰せられないのが不思議だ)
 
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第24話・命懸けの帰京

汪植は馬林から銀1124万両、万安から黄金72万両を押収した事を成化帝に伝えます。

八つ裂きにしてやると怒りをあらわにするので「ここ10年の国庫の赤字を補えるし朝廷の6割以上の官吏が関わっているので焦りは禁物、少しずつ入れ替えるべき」と進言します。

官銀の一件を解決した唐泛は「帰京して刑部通政司に就任せよ」と勅命を受け隋州たちと都に向かいます。

隋州は先任の知県が帰途で殺害された事もあり護衛も少ないので難路を選びます。

襲撃なんて考えすぎだと唐泛は思うが隋州は橋が怪しいと思い馬だけ行かせると崩壊したので初めて深刻さに気付きます。夜営中に襲撃されたのでアハ(ドゥルラ)は変装して二手に別れて向かうべきだとアイデアを出し唐泛を手刀で気絶させます。

冬児と賈逵が箱に押し込んだ唐泛を馬車で運び途中で物乞いの人と服を交換し歩いて向かいます。北京に到着し腹が減ったので店に入ると小銭が飛んできたので顔を上げます、すると李子龍は不気味な笑みを浮かべ見ていました。

一方、唐泛に変装するアハは隋州やウユンプラガたちと馬を走らせ矢が腕に突き刺さるが止まることなく駆け抜けました。

(馬林はせっかく釈放されたのに毒を飲まされて亡くなってしまいましたね。6割以上の官吏が関わっているのなら厳しい、二人に一人は敵だし、それと権力を持った汪植を成化帝は心配していたがこれから変わっていくのかしら・・・)

 

第25話・猛毒

李飛と李游は錦衣衛に成りすまし隋州の名を語って朝臣たちから金銭を奪っていました。話を聞いた汪植は隋州は雲和から帰京したばかりで犯行は不可能だと思い賈逵に調査を命じます。

 

都に戻った唐泛はアハ(ドゥルラ)が自分の身代わりになったと知り「オイラト人だから危険な目に遭わせたのか」と隋州を疑ってしまいます。

また「屋敷に賊が侵入したから心配で」と裴淮が移り住んでいたので唐瑜に好意を抱いたのだと察知し「弱みにつけ込んだんだな」とおちょくるが食事中にアハが倒れてしまいます。

西廠の丁容に矢尻を調べて貰うと特殊な毒ですぐに解毒出来ないと言われます。隋州はとにかく熱を冷ますために皇室の氷室から氷を手に入れると薬舗に行けば闇市の氷が手に入るかも知れないと教わります。

氷をゲットするが錦衣衛に捕らわれてしまったので冬児に届けるよう渡します。

 

第26話・隋州と偽の錦衣衛

隋州が錦衣衛に捕らわれてしまい、更に唐泛が自らの身体に矢尻で傷を付け解毒剤を探そうとしていたので冬児は汪植に助けを求めます。

万通から金銭強奪の件で拷問を受けそうになる隋州は「帰京したばかりだ」と言い放つと「偽の錦衣衛に強請られたと訴えが入った」と薛凌が駆け込んで来ます。

釈放された隋州は尾行されている事に気付き叩きのめして逃げます。自分の名をかたりゆすりを続ける李飛と李游も追ってから逃げており偶然にも鉢合わせて出会います。

軍仕込みの武術があるようだと告げると熟練兵だったと知り自分は国境警備を3年務めたが今は無職だと伝えると稼ぎたいなら天寧寺に来いと言われます。

 

副作用に苦しみ効果が出ない唐泛は衰弱していき唐瑜は何とかして助けてくれと裴淮にすがります。

隋州は李飛と李游が犯人だと分かり詐欺を働くのは何か理由があるのだろうと思います。捕らえれば冤罪が晴れるが死罪になってしまうため自首を勧めようと思います。

汪植は都にいる李子龍を探し出して妓楼に招待し自分と共に陛下に仕えないかと交渉するが帰り際に持たされた箱が爆薬だと気付き解除しました。

(なんかこのドラマとくに感想がないんだよなぁw汪植はいつも笑い事ではない話を笑顔で話すよねwそして唐泛の喚く声が好きになれない、どうせ解毒されるのだからさっさと裴淮は作ってくれ、また回りくどくなりそうな予感)

27話からのネタバレ