「成化十四年」ネタバレあらすじ/27話から32話を感想を交え結末まで

作品情報キャスト

ジャッキー・チェン初プロデュース作品、グアンホンとフー・モンボー共演の中国時代劇

明朝時代・成化十四年。推理力を誇る都の行政機関・順天府で推官として活躍する唐泛は妓楼で起きた死亡事件を調べると事故ではなく殺害だと突き止める。また秘密警察・錦衣衛の隋州も皇太子の学友が失踪した事件を調べていたが偶然にもこの事件が妓楼の一件と深く交錯していることが判明する。協力して謎を解明していくことになった二人は事件をきっかけに衝突しながらも絆を深め最強の相棒へと成長していく。やがて宮廷内の覇権争いが明らかになり宮中の人間の関与を疑い始めた時、二人の前に万貴妃に付いている宦官・汪植が現われる。

唐泛(グアンホン)隋州(フー・モンボー)汪植(リウ・ヤオユェン)万貴妃(アリッサ・チア)李子龍(ワン・マオレイ)裴淮(マオ・イー)など

 

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ネタバレあらすじ/成化十四年

 

第27話・謎の武器

隋州は宮中の氷室の氷を運んでいると錦衣衛に因縁を付けられるが李兄弟(李飛と李游)に助けられます。

偽物を捕らえて己の潔白を証明せねばいつ捕らえられてもおかしくないと思います。法と人情は別でありその方が李兄弟のためにもなると決意します。

天寧寺を訪ねると李兄弟は強盗計画を練っていたが自分と同じように戦死した仲間を想い苦しんでいることを知ります。

 

汪植は李子龍に手渡された武器の出所が朝廷だと疑い武器庫に向かいます。数千人が粉々に吹き飛んだ3年前の事件と関連があると思い調査すると事故の後に勅命によって武器は廃棄され設計図や武器の材料などは燃やされたと知ります。

固安郡主の夫・王憲が3年前に早々に帰宅して難を逃れていた事を知り・・・

その頃、裴淮のところに「命を救う薬」が届けられ成分を確かめようとすると早くアハ(ドゥルラ)を救いたい唐泛は自分が飲んで試すと告げるが薬は1つしかありませんでした。

(丁公公って誰?西廠の丁容とは別人?それとも皇帝付きの宦官・丁満かな?説明不足だし急に出てくるから分かりにくいな。李子龍と交換して丸薬を手に入れて届けていたが目的はなんだろうか?そして李子龍に渡したものはなんだろうか?唐泛の毒はどうせ助かるんだからいいよもうw)
 
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第28話・届かぬ哀歌

李兄弟が銭荘から金を奪う計画をしているのは半分を戦で死傷した仲間達の家族に渡すためだと隋州は知ります。

捕まったら流刑どころではすまないと告げるが決意が固そうなので隋州はせめて犠牲者を出さずに彼らを捕らえようと思います。

捕らえるために錦衣衛を率いて包囲しろと薛凌に命じていたが、錦衣衛の数が少ないことを不審に思った万通が残りの兵を率いてやってきたため逃走する身となってしまいます。

妓楼に逃げ込み全員を人質に取るがそこには汪植もいました。名前を聞かれた隋州は正直に名乗り救うために自分が錦衣衛を包囲していたことを伝えます。

妓楼に追い詰めた万通は汪植の馬車があるのを見て「汪植を傷付けたら皆殺しにする」と叫んでわざと賊を煽ると東廠の尚明も好機だと駆け付けます。

これにより李兄弟は汪植がいれば無事に逃げれると思います。

(何でわざわざ賑やかな妓楼に逃げ込むのか、そして大計画を立てた割には隋州の名前を今頃聞くのはちょっと抜けてるでしょwそして妓楼に隋州が籠城していると知った唐泛が向かったが毒に犯されているのに?w)

 

第29話・火攻め

汪植や隋州がいるのに火攻め命じられた薛凌は戸惑っているとそこに唐泛がやってきます。

万通は無視するが尚明は周囲の目を気にして「無血で賊を投降させられるならいいではないか」と万通に告げます。

どっちにしても奴らは火攻めを行なうはずと薛凌に言われた唐泛は時間稼ぎをするから火攻めを行なう前に攻め入って欲しいと告げます。

お菓子を持って中に入り投降すれば命は必ず助けると交渉するが毒が回っているので吐血してしまいます。その隙に汪植は隠し持っていた銃を発砲し隋州は短剣で、女将が簪で襲い賊たちを制圧しました。

 

唐泛は目覚めると裴淮が開発した解毒剤でアハ(ドゥルラ)が仲間達と楽しそうに食事を摂っていました。

仲間はずれにされ怒り出すが隋州が北鎮撫司に復帰した祝いであり自分は七日も眠っていたのだと知ります。唐泛は素直に隋州に祝福の言葉を述べるが万通は部下を危険にさらして手柄をすべて持って行ったと聞かされます。

そこに皇室の氷室を管理する孫達が訪ねてきて盗難事件を捜査するよう言われます。

(え~っと、皇室の氷室から消えた氷の一部は隋州が持っていったやつじゃないのw)

 

第30話・皇室の氷

妓楼にやってくる氷売りの金三に会うため唐泛は女将に女装します。

金三に取引を持ちかけた帰り出くわした汪植の馬車に乗せてもらいます。女装していたことで爆笑されるが李子龍は都のどこにいると思うか意見を求められ「知勇兼備で危険を恐れないが深謀遠慮で裏をかくので都にはいないと思う」と答えます。

翌日、唐泛と隋州は金三ふくむ仲間達が氷を盗んでいるのだと確信するが貧しい民たちを助けるためだと知ります。

隋州は皇家の氷室から持ち出せるのは紫禁城の警備に穴が生じたからであり氷だけの問題ではなくなるので金三を捕らえねばと唐泛に告げます。

金三は極悪人ではないため李兄弟を失ってしまったばかりとゆう事もあり命だけは守りたいと思います。

(武庫司がある品を陛下に届けると汪植が丁容?に伝えたのは既に疑っているんだろうね。ただ隋州たちの件と被ってしまうのではないかな?。そして裴淮は誤解から唐瑜に嫌われてしまったが両想いですよね、笑。李子龍はどこまで人と繋がってるのやら、なんでも知ってますね。妓生の青歌も一派だったとはw)
 
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第31話・氷売りの秘密

唐泛は金三を捕らえて改心させようとしたが予定になかった黒衣の連中(妓生の青歌が率いる)に襲われ逃げ出します。

逃げ出す唐泛は「今まで尾行されたことはない、お前は何者だ」と短剣を首に当てられるが隋州が駆け付け金三を捕らえます。

隋州が人を送っていないと知った唐泛は「何で狙われているんだ、氷はどうやって盗んだんだ」と聞くが金三が口を閉ざすので隋州は仕方なく連行します。

しかし先ほどの黒衣の連中がまたもや現われなんとか逃げ出すが金三が矢を受けてしまい急いで裴淮に診てもらいます。

 

裴淮の手当で金三は助かったが女だと知らされます。隋州と唐泛は正直に身分を名乗りすべてを話し再犯しないと誓うなら追求はしないと告げます。

金一族は前朝の御用職人でフビライが大都(現在の北京)を造営したとき地下牢の工事を請け負いました。地下牢が完成すると職人は皆殺しにされたが金一族は密かに抜け穴を作っていたので生き延びたのだと金三は言います。

100年後の明の初頭に地下牢は皇家の氷室に改装され、金三は盗んだ氷を氷室に置くことで損失を防ぎ保管場所も確保したのです。

隋州は「抜け穴を発見したと報告すれば過失は帳消しとなって手柄になる、俺たちの名前は出すな」と管理する孫達に告げます。

(汪植は罠に嵌めるために武器が届けられると告げたのかと思ったが本当に届けられるのね、笑。オイラトの戦で勝利を確信する成化帝が大喜びしているだけではないかwただどんな武器なのかネチネチ聞かれていたので怪しいとは疑っているだろうね。李子龍がなんで武器が欲しいのか、謀反かな?!)

 

第32話・オイラトの使節団

国境警備をしていた頃にできた心の傷で悪夢に魘されてる隋州は起こしにきた冬児の首を咄嗟に掴んでしまいます。

隋州の心の傷を知った唐泛たち仲間は解決を考えます。

唐泛はアハ(ドゥルラ)が捜すアラスの帳簿と品物の目録をウユンプラガから見せてもらい交友関係を手掛かりに調べます。

 

オイラトの使節団が家の前を横切ったとき妓生の青歌がドゥルラとお近付きになりたいとやってきたので唐泛は紹介します。

皇帝付きの宦官・丁満として潜入していたアラスは使節団を出迎えるときにメモを握らされます。固安郡主の夫・王憲が開発した兵器・蔽日神機の設計図を奪うため使節団と密会して計画を練ります。

その頃、薬剤の記録を調べる唐泛は記入者・丁満の文字を見て「力強く独特の風格があり常識に囚われない人物」と読み解きます。

王憲が設計図ごと拉致された件で汪植は必ず夫を取り戻すようにと固安郡主から言われます。隋州と協力して捜査を開始するが王憲を生きたまま敵に渡すわけにはいかないと成化帝から言われていました。

(なるほど、解毒剤が一個だけ届いた理由がはっきりした。遅い?笑。アラスがドゥルラを守るために李子龍から手に入れ届けたのですね。唐泛を助ける意味は何だと考えていたから気付かなかったw。)

第33話からのネタバレ