映画「侵入者 逃げ場のない家」ネタバレ結末/屋敷に住む広場恐怖症の女、泥棒3人組に待ち受ける悲劇!

 

作品情報・キャスト

病気だった兄を亡くし孤独になった女性。

泥棒3人組は葬式の日に空き巣に入るが女性は広場恐怖症であり家から出られませんでした。そんな彼女をあざ笑う3人だったが・・・

監督=アダム・シンドラー◆アンナ(ベス・リースグラフ)◆ダン(ロリー・カルキン)◆J.P(ジャック・ケシー)◆ペリー(マーティン・スター)◆ヴァンス(ジョシュア・ミケル)

 

ネタバレあらすじ/侵入者 逃げ場のない家

 

大きな屋敷に暮らすアンナは癌を患っている兄が夜中に庭のベンチに座っていたので戻るよう室内から声をかけます。

アンナは兄の看病を続け、毎日食事を届けに来るダンとの玄関先の会話ぐらいしか交流はありません。

ずっと兄に守られてきたアンナは「1人じゃ生きていけない」と嘆くと「お前はもう強くなった。外の世界に出ろ」と言われます。

その会話が最後になり兄は亡くなってしまいます。

毎日顔を合わせていたダンから「苦しみから解放されたんだから…よく頑張ったよ」と慰められます。

引っ越して再出発する事を勧められるがアンナは家は絶対に捨てられないと言います。

「僕は故郷に思い入れないから引っ越したいけど…」

アンナは金の問題だと思い布袋に入った大量の札束を「持て余すほどあるから」と差し出すがダンは受け取りませんでした。

 

3人の泥棒は広場恐怖症の女性が住む家に侵入

葬儀中で屋敷には誰もいないと目をつけたJ.P、ペリー、ヴァンスの泥棒3人が侵入します。

広場恐怖症のアンナは葬儀にも出れず家の掃除をしていると侵入者を目にして机の下に隠れます。

しかしお湯を沸かしている最中だったので在宅中だとバレて見つかってしまいます。

かなり乱暴なペリー、

冷静に金を手に入れる事を考えるJ.P、

そしてJ.Pの弟のヴァンス。

「兄の葬儀になんで家にいる?なぜ通報しなかった?金はどこに隠してある?」

アンナが何も話さないのでJ.Pとヴァンスは2階を捜索するが見付けられず1階に戻ると、広場恐怖症で家から一歩も出た事がないことを知ったペリーはアンナを外に連れ出していました。

アンナは視界がぐらつきあまりの恐怖で失禁するとJ.Pは中に引き入れました。

ヴァンスが放り投げてきた服に着替えたアンナは「あなたは乱暴な仲間に付き合っただけでしょ」と訴えるが「俺をナメるな、子分じゃない」と激怒されます。

その時、葬儀にこないアンナを心配したダンが入ってきました。

ダンは友達のヴァンスがいたので何やってんだと怒るが地下を捜索して戻ってきたペリーに殴られます。

 

反撃

ダンがガムテープで手足をグルグル巻きにされている隙に逃げたアンナはヴァンスに見付かり咄嗟にカミソリで首を斬りつけました。

死んだヴァンスをアンナは地下室に引き摺り落としました。

ペリーとJ.Pが地下に降りてくるとアンナは取っ手がないドアを開けて2階にあがり時計台のスイッチを上げると地下に降りる階段が無くなりました。

地下に侵入者を閉じ込めたアンナは拘束されているダンのもとへ行きます。

ダンは葬儀に顔を見せなかったアンナが心配で訪ねてきたが悪気はなく友達ヴァンスに金を持っている事を話していました。

アンナは「親しくなって友達に強奪させる作戦だったのね、信じるとこだった」とダンの手指を2本折りドアを開けて地下に落としました。

 

アンナは一室に入り地下室の様子を監視モニターで観察するとペリーとJ.Pがダンの脱臼した膝を強引に元に戻していました。

アンナは一箇所のドアロックを解除させて救急箱があると告げ、J.Pが入っていくのを見届けてからドアをロックし閉じ込めました。

ペリーは1つのドアを破壊して先に進むと首吊り用の縄がある不気味な部屋でした。J.Pが閉じ込められている部屋は隣だと分かりこじ開けようとペリーはするがモニターで監視するアンナは隠れドアを通って鈍器で殴り殺します。

 

兄の弁護士が訪ねてきます。応対したアンナは「苦しまないで、こんな時は自分を許すのよ」と慰められます。

ダンはペリーの後を追って先に進むと業務用冷凍庫に死体(ペリーではない)を発見します。

弁護士は帰ろうとするとダンが抜け道を探そうと叩いている音に気付きます。アンナは「ラジエーターよ、ダンが修理してくれてる」と説明し帰らせます。

アンナは地下室に降りて行き、ダンを狭い部屋に移します。そして一階に上がりスイッチを入れました。

閉じ込められていたJ.Pはクローゼットからダンが転がり落ちて来たので驚きます。

アンナは隣の部屋からバックミラーとなっている鏡を通して観察します。J.Pがミラーを壊そうとしているのでアンナは防弾だから無理だと教えます。

アンナは父親のシャツを着るようJ.Pに要求します。

 

結末

アンナは父親からひどい仕打ちをされていたが兄に助けられました。その日からアンナと兄は変質者を裁く地下室を作ったのです。

「父親を殺し味をしめ殺人を繰り返してきただけだろ」とJ.Pは言い放ちます。

鏡の前に来るようダンに要求し「解放するから彼に償ってほしい」と銃が入った小箱を届けます。

ダンが断っていると気付いたJ.Pがダンを払いのけ銃を手にします。

「兄なら弟を守る。ヴァンスは兄を慕っていたのに、あなたの責任だ!自分で罪を償え」とアンナは言い放ちます。

 

ペリーとヴァンスは始末されたのにダンは生かされている事に気付いたJ.Pは銃口をダンに向けます。

アンナは仕方なくドアロックを解除しました。

解放されたダン、J.Pは外へ出るが弟が殺された事に我慢ならないJ.Pは屋敷の中に戻っていきます。

アンナは大金を渡そうとしたがJ.Pがガソリンをまいて火をつけようとしていたので止めに入ります。

「昔を思い出させてやる。父親と同じ事をしてやる」

アンナは子供部屋に連れて行かれベッドに押し倒されます。

激しく抵抗するアンナはベルト付近に挟まれていた銃を目にし、ダンが止めに入ってきた隙に銃を奪い射殺しました。

父親のシャツを着るJ.Pを見下ろし「あなたを許す」と言いました。

ダンは静かに屋敷を出ていきます。

しばらく座っていたアンナは玄関のドアを開けゆっくり外に出るとジッポライターを屋敷に投げ入れました。

 

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