中国ドラマ「始皇帝天下統一」ネタバレ感想・17話~20話あらすじを結末まで紹介

作品情報・キャスト

中国史上初の天下統一を成し遂げた秦の始皇帝の生涯を描いた歴史超大作

紀元前259年、趙国の邯鄲で人質となっていた秦国の王孫・嬴異人とその妻・趙姫の間に嬴政が誕生する。紀元前251年秦の第28代君主の死により孝文王が秦王となり異人は太子となる。紀元前250年、1年の服喪期間後に即位してわずか3日の孝文王が死去し王位を継いだ異人は呂不韋を丞相に就かせて東周を滅ぼし治国安民を築いていく。呂不韋は敵国から秦に戻った嬴政を見て覇王になれる器だと思い13歳の秦王を立てて補佐して権力を握る。

他の諸国を次々と攻め滅ぼし紀元前221年に中国史上初の天下統一を果たした嬴政の生涯を描いた歴史超大作

嬴政/秦王/始皇帝(チャン・ルーイー)呂不韋(ドアン・イーホン)嬴異人(シン・バイチン)趙姫(チュウ・チュウ)李斯(リー・ナイウェン)華陽夫人(ヴィヴィアン・ウー)など

 

「始皇帝天下統一」全話あらすじ一覧はこちら

全78話で紹介します

 

ネタバレあらすじ/始皇帝・天下統一

 

第17話/禍根

呂不韋(相邦)は、かつて先王と自分の命を救ってくれたロウアイを趙姫(太后)に紹介します。

鄭国の発言は李斯の指南だと知り呼び出して欺いたのかと聞くと「まるで欺いたことがないような口ぶりですね」と言われます。

平凡で高齢な姚賈をしきりに他国に遣わし学問を滞らせるために成蟜王子の指導までさせていると指摘され聡明すぎると早死にするぞと笑います。

仁政によって秦を統治し天下統一を果たすのが望みだと告げると仁政徳化を進めれば6国は息を吹き返し庶民の苦しみは終息しないと言われます。考えは違うが彼の才能を確信し嬴政(皇帝)のそばで仕えさせます。

 

ロウアイはいきなり呂不韋から宮刑に処すと宣告され自分は無罪だと主張するが聞いてもらえず拘束されます。ロウアイは気付くと宮中に運ばれており趙姫が宦官になると聞いて驚いたかと笑っていました。

趙国の都・邯鄲、趙偃(王子)は毛遂のおかげで秦が太子の人質を要求していると知り自分が太子になるのも時間の問題だと笑みを浮かべます。趙王は臣下達の意見を聞き恐れる必要はないと決断しようとするが太子・趙佾が人質となり国難を解決すると名乗り出ました。

祝杯を挙げる王子は趙王に呼ばれ協議が終わったのだろうと上機嫌で向かいます。

(ロウアイ、出てきましたね。宦官として趙姫のそばで仕えるが実は太后の寵愛を受けていて2人の子が誕生するのよね。やがてクーデターを起こすが返り討ちに遭う人で有名ですね。趙姫は一人でいるだけで誰も会いに来ないので寂しかったのでしょう?)
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第18話/心志

趙王に呼ばれた趙偃(王子)は上機嫌で謁見すると荷物をまとめ秦使と出発せよと命じられます。

人質になるのは太子だったはずだと訴えると「国政で離れられないから兄に変ってお前が秦に行け」と言われ同じ息子なのにどうしてこんなに扱いが違うのかと幻滅します。

秦使の姚賈は趙偃の妻から大金が贈られ口添えを頼まれるが外交のために来たので邯鄲にいる密偵に送るよう命じ趙の官吏を懐柔すると手段として仕えるはずだと言います。そして太子の代わりに王子を人質にして秦を侮辱するつもりなら自分は帰れないので死を賜りたいと趙王に訴えます

毛遂は秦の4人の王に仕えた功労者を殺したら危険だと告げ呼び戻せば問題ないのだから太子を人質に送り民を守るべきと訴えます。受け入れた趙王は国の安全と友好関係のため趙佾を春平君に封じ人質を命じました。

 

秦王・嬴政は李斯に過酷な護衛の訓練をさせ黙って耐えれば会ってみると燓於期に告げます。

李斯は「魏と韓は素晴らしい人材がいるのに活かせず楚は領土の兵はあるのに貴族同士で騙し合い組織力がない、斉は覇権を一時握ったものの弱大化し燕は人材に恵まれない。趙は秦と争う最有力候補だが運悪く相手が悪い」と6国の旗を見て言い放ちます。

庭石に秦を批判する文章が彫られ、嬴政は李斯が白状したら連れて来い、白状しなければ何もするなと燓於期に命じます。

李斯はあっさり認めると燓於期に捕らわれ尋問を受けるが嬴政が聞いていると読み過去三回天下を取る機会があったのに好機を逃した問題点を指摘します。

(李斯の話は眠くなるw頭は良くても一人でベラベラしゃべってるし過去の話は後からなら何とでも言えるw角度を変えて見れば思想が偏りすぎて危ない人にも見えますよwしばらくは嬴政のそばで活躍するでしょうけど・・・)

 

第19話/趙偃の画策

趙の太子・趙佾が人質として咸陽に来ると知った李斯はよくある事だと思うが母方の一族と恩師を殺された秦王・嬴政には深い恨みがあることを知ります。

幼い頃から抱える恨みが爆発すれば趙との関係が崩れるため臣下たちは心配します。

嬴政はもっとも恨むのは人質になっていたときに何度も酷い事をしてきた趙偃の方だが復讐を果たさなければ秦王とはいえないと訴えます。

呂不韋からは同盟を結んだばかりであり、太子を人質に取り趙王が病を患っている今、無能な趙偃が即位すれば勝手に分裂して戦をする必要もないと言われます。また李斯を呼び意見を求めると今は時機を待つべきと進言されます。

 

嬴政は感情を押し殺し趙佾(春平君)を参内させるが無礼な態度に怒った太后・趙姫が「捕らえて驪山に送れ、陵の建設をさせろ」と命じました。

無能な趙偃王子を王位につけるのが計画だったと知り言行不一致は許されないので何で先に教えてくれなかったのかと太后は言います。

太子への仕打ちを聞いた趙王は激怒し自ら出兵して息子を救うと息巻くが出征してすぐに落馬し病床に就くことになります。

 

趙偃はついに自分が王位に就くときがきたと思い秦に派遣された毛遂を始末し秦の仕業に仕立てるよう命じます。

(本当にアホっぽいキャラですね。せめてあくどい感じなキャラにすればいいのにw。さすがに国を任せられる人材ではないし重臣たちも困り果てるのではないかねw)
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第20話/心友来る

床に就く趙王は秦に向かわせた毛遂が殺害されたと報告を受け趙を滅ぼす気かと激怒し、紀元前245年に崩御しました。

秦王・嬴政は人質となっている趙佾を連れてくるよう命じ趙王が崩御して趙偃が即位したことを伝えます。趙佾は父の他界にショックを受けるが自分が太子で王位になるはずだったので取り乱します。

趙佾は毛遂を殺害し兄を狙っている秦を滅ぼすために攻め込むと告げると個人的な恨みと国の争いを一緒にしてはいけないと丞相代理の廉頗に反対され、すぐに廃位し側近だった郭開を丞相に任命しました。

そして郭開に唆され三代の王に仕えた功労者・廉頗を排除しました。

 

燕と合同訓練をしている嬴政は一気に趙を滅ぼす時と思うが今攻撃したらかえって国を団結させてしまうと呂不韋に言われます。

臣下の人心が離れ国が乱れてから兵を挙げたほうが勝算はあると言われるが形勢は常に変るし数年先はどうなっているか分からないと言い放ちます。完全な勝算はなくても信念はあると訴えると呂不韋は同意します。

趙に負け続けている燕王は秦から連合攻撃の打診を受け邯鄲で人質になっていたときに嬴政と親友だった丹太子を派遣します。

 

燕の丹太子と再会した嬴政は喜んで同盟を受け入れともに趙を滅ぼそうと語り合います。

(心友であってもいずれ戦うのよね、この二人は・・・。趙偃は即位してすぐに付き人だった郭開を丞相にさせるなんてありえないでしょう、苦笑。そりゃ~滅びますよ)

21話からにネタバレ

 

 

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