映画「シックス・センス」作品情報
人を救えなかったと後悔していた精神科医は仕事に専念するあまり妻との関係は悪くなってしまいます。孤立する少年と出会い同じ過ちを繰り返さないために救おうと努力するが自分にはとんでもない悲劇が起こっていた事を知る。
衝撃のラストを見逃すな!!
霊が見える事を誰にも言えず、孤独を抱える少年を「フォレスト・ガンプ」でデビューした子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが演じた。誰もが認めるかわいい子役だったが成長すると飲酒運転やマリファナなどで逮捕されたりと現在ではポッチャリ体型でまったく当時の面影がなくショックを受けるファンもいたとか?!
そんな少年に手を差し伸べる精神科医を、数多くの主演を務め映画界では欠かすことができないブルース・ウィリスが演じる。
ネタバレあらすじ/シックス・センス
小児精神科医のマルコムは多くの子供とその家族を救った功績により名誉市民賞を授与されます。
妻のアンナも喜び2人でワインで乾杯するが侵入者がいる事に気付きます。マルコムは動くなとアンナに指示してそっと近寄ると10年前患者だったヴィンセントだと気付きます。
まだ救えるはずだと思いチャンスをくれと伝えるが撃たれてしまいます。その後ヴィンセントは自ら頭を撃ち抜き死亡しました。
翌年のフィラデルフィア南部。
ヴィンセントを救えなかった事を悔やむマルコムは2度とあってはならないと仕事に集中します。
そのせいなのか、妻との関係が拗れ帰っても寝てるだけで話しかけても無視される日々を送っていました。
そんな時、両親が離婚し強い不安感により社会的に孤立する9歳のコールと出会います。
第六感=霊感(死者が見える)を持つコールは能力のせいで生徒や教師から化け物扱いされていた。母親リンには化け物扱いされたくないから死者の悪戯のせいで怒られても何も話せずにいました。
マルコムは結婚記念日にアンナを探すと1人レストランにいました。マルコムは態度も話し方も悩みもヴィンセントに似ているコールの話をします。
1人にさせて申し訳ないけどヴィンセントを助けられなかった償いをしたいと伝えるとアンナは伝票を持って席を立ちました。
アンナを気にしつつマルコムはコールのカウンセリングに没頭します。悩みごとは話してくれないが少しづつコールと仲良くなっていきます。
クラスメイトの誕生日パーティーにお呼ばれしたコールは悪戯されて閉じ込められます。恐怖で失神してしまい病院に運ばれると体に傷がある事で母親リンは虐待していると疑われてしまいます。
お見舞いに行ったマルコムは悩みを聞き出すのではなく自分の悩みを伝えます。
ヴィンセントを救えなかった事、アンナから信頼を失った事、…そしてコールを救いたい。。
話を聞いたコールは「僕の秘密を話すよ、死んだ人が見えるんだ」と言いました。
マルコムは幻覚に悩まされているから投薬か入院が必要だとテープに吹き込みます。何をすればいいのか悩むマルコムは家に帰るとアンナが抗うつ剤を服用していることに気付きます。
アンナをこれ以上ほっとけないからカウンセリングは出来ないと伝えるとコールは泣きながら助けてと訴えました。
ヴィンセントをカウンセリングしていた時のテープを聞くと信じてない事が分かりコールの秘密を信じて接してみようとマルコムは思います。
マルコムは死者は何かを訴えたいから現れる。助けてあげれば死者は現れないから話を聞こうとコールに伝えます。
嘔吐する少女(キラ)の死者を目撃したコールはマルコムと一緒に葬儀が行われている家に行きます。
ベッドの下に隠れていたキラからビデオカメラが入った箱を渡されます。コールはキラの父親に渡しました。
父親はビデオカメラをチェックするとキラの食事に床洗剤を混ぜる母親の姿が映っていました。
結末/シックス・センス
コールは身動き取れない車中で女の人が事故で死んだから渋滞していると母親リンに話します。
頼みごとしてくる死者が近寄って来るんだと秘密を伝え、死んだ婆ちゃんから聞いたママの子供の頃の話をするとリンは涙を浮かべコールを抱き締めました。
カウンセリングの必要がなくなったコールから奥さんと話をしたいなら眠っている時に話すといいよとアドバイスされます。
マルコムはソファーで眠るアンナに語りかけます。
「マルコム、何で私を置いていったの」
アンナはマルコムの結婚指輪を持っていました。
「自分が死んだ事に気付いていない死者もいる」
「見たいものしか見ない死者もいる」
コールの言葉を思い出したマルコムはヴィンセントに撃たれて自分は死んだのだと気付くのです。