「善徳女王」ネタバレあらすじ②王女だと知った徳曼トクマンは王座を狙う

 

韓国ドラマ「善徳女王」全話のネタバレあらすじ

朝鮮半島で初の女王となった新羅第27代善徳女王。双子が生まれると聖骨の男子(王族男子)が途切れると言い伝えがあり双子の妹は自分の出生を知らずにタクラマカン砂漠で育つ。父親を探す旅に出ると偶然にも身分を知らないまま出会った双子の姉と仲良くなり導かれるように宮殿に戻る。自分の出生を知り亡き姉の意志を継いで王女として生き、絶対的な権力を持つミシルを敵視し新羅初の女王を目指し三韓一統の夢を抱く。

徳曼トンマン(イ・ヨウォン)=少女時代(ナム・ジヒョン)美室ミシル(コ・ヒョンジョン)天明王女チョンミョン(パク・イェジン)=少女時代(シン・セギョン)キム・ユシン(オム・テウン)=少年時代(イ・ヒョヌ)ピダム(キム・ナムギルアルチョン(イ・スンヒョ)チュンチュ(ユ・スンホ)ムンノ(チョン・ホビン)ソルォン(チョン・ノミン)ウォルヤ(チュ・サンウク)

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ネタバレとあらすじ

  善徳女王 ②

王宮殿に1年振りに天明チョンミョン王女が戻り真平王は喜びます。

チョンミョンは命の恩人である龍華香徒を率いる花郎キム・ユシンの主となり父キム・ソヒョン一家を都・徐羅伐に連れて行く事に決めます。

ソヒョンが山賊を鎮圧していれば如来寺が襲撃される事はなかったとミシルから反対されるがチョンミョンはポジョン(ミシルとソルォンの子)が襲撃に関わっていると言い放ちます。

しかし徳曼トンマンに治療され小屋から抜け出したポジョンが戻ってきてしまったため証明する事ができなくなってしまいます。

その頃、詐欺師のチュクバンとコドは謝礼金目当てにポジョンを売ろうとしていたが相手がミシルだと知り逃げていました。トンマンは2人が連れ去られるのを目撃し後を追いユシンに助けを求め騒いでいると龍春ヨンチュンがやってきます。

如来寺での出来事を知っているトンマンは王様の前に連れて行かれポジョンが身に付けていた指輪を見せ現場にいた事を証明しました。

また謝礼金を用意しポジョンを探していたミシルにチュクバンとコドをどこへ連れて行ったのかと聞きました。

 

男装して花郎となるトクマン

真平王は今はまだ無力であり追及すれば兵力で対抗されると思い、ソヒョン一家を徐羅伐に呼べるだけで良しとし孫の春秋チュンチュが誕生していた事を知り喜びます。

チョンミョンは花郎倒率の任務に就きトンマンだけでなくチュクバンとコドを救い龍華香徒の郎徒にしてユシンと共に徐羅伐に迎え入れました。

トンマンは礼拝堂に自分の命を狙っていたチルスクの名前を見付け自分が何者なのかを調べるためにも男装し厳しい訓練に耐え逞しく育っていきます。

 

百済軍に攻め込まれ速含城が陥落してしまいます。ハジョン(ミシルとセジョンの子)が1万の兵を率いて奪還しようとしたが百済軍は更に攻め込み龍南城まで進軍します。ハジョンでは勝てないと思ったミシルはソルォン(ミシルの情夫)に軍の全権を与え向かわせるべきだと進言しました。

王様はソルォンに速含城を必ず奪還せよと命じチョンミョンは他の花郎から見下されていた龍華香徒にアルチョン(徐羅伐10花郎 飛天之徒の長)に編成し戦地に行くよう命じました。

ソルォンはソヒョンの部隊、ソクプム(徐羅伐10花郎 青龍翼徒)、アルチョンを陣営に残す事に決めます。アルチョンに編成された龍華香徒も残る事になるがソルォンはユシンだけは奪還作戦に加えると言いました。

それは陽動作戦であり敵をソヒョン部隊に集めさせ早含城を奪還したあと包囲されているソヒョン部隊に撤退命令を伝えに行かせるためでした。

囮部隊にされたユシン達だが命を懸けて戦い奇跡の生還を果たすとミシルは驚きます。死地から戻ったソヒョンは兵部の大監に任命され貴族として和白会議に参加する事になります。また命懸けで任務を遂行したユシン率いる龍華香徒は10花郎から認められました。

ソヒョンの出世を拒む者が命を狙うが失敗に終わります。トンマンは濡れ衣を着せられ刺客だとして拷問を受けるがユシンが真犯人を捕まえました。

またチョンミョンが助けようと駆け付けてしまった事でトンマンはそこで初めて王女だと知り驚きます。

ミシルから新羅の王権を取り戻すためにはトンマンとユシン、両翼が必要だとチョンミョンは決意を伝えます。

 

自分が王女だと知る

ミシルがどのようにして絶大な権力を得たのか力の源を探るとムンノの護国仙徒を引き継ぐイムジョンがムンノ直筆の書を見付けていました。そこには「サダハムの梅」と書かれてありサダハムはミシルの初恋の相手だが何か意味がある言葉だと疑います。

トンマンとユシンはムンノの書があったヨハム山のタンチョン岩を探りに行くと摩掲陀国(インドの一部)の使節団が「サダハムの梅」を持ってくる事を知ります。

トンマンは使節団のチャン大人が「サダハムの梅」を持っている事を知り部屋に侵入するとそこには母親ソファの名札と自分が赤ん坊の時に来ていた産着と本がありました。

これはチルスクがミシルに渡すようチャン大人にお願いしていた事でした。

一方、ミシルの元に「サダハムの梅」が届けられました。サダハムの梅とは「大明暦」の事でありサダハムから与えられた品でした。ミシルは大明暦を使いあたかも自分の儀式で雨を降らしたように見せ掛け神通していると思わせたのです。

ミシルは月食が訪れる前日に伽耶人を追放しなけれは月が光を失い三日以内に実行しなければ大惨事が訪れると告げました。後日月食が起こり皆がミシルに怯えるようになります。

 

チャン大人からチルスクの手紙が届けられ生きている事に驚いたミシルはチルスクを探すよう命じました。手紙には侍女と王女を始末したと書かれていたがチルスクは砂嵐に巻き込まれた時にソファを助け一緒に新羅に戻っていました。

トンマンはチルスクを見掛け目が見えない事を知ります。

チョンミョンにチルスクが生きて戻ってきた事を伝え彼の任務はミシルに命じられ赤子と侍女を探す事だと伝え自分は命を狙われた事を話しました。

またミシルが描いた絵に自分が持つソヨプ刀が描かれておりチヌン大帝の物だと知ります。今現在誰が持っているのか調べるよう頼まれたチョンミョンだが行方を訪ねると陛下が何か隠していると気付きます。

チョンミョンは自分の誕生の日にチルスクとムンノが姿を消しトンマンの母親と同じ名前の侍女が死んだ記録を見付けます。鶏林録(新羅の日々の出来事の記録)を調べると「開陽星が2つに割れ双子星となり二日後に1つになった」と記載されており双子だと気付きます。

ソヨプ刀を持ち耳の後ろに同じ痣があるトンマンではないかと疑い摩耶王妃に問い詰めると双子は認めたが妹だと知ります。しかしすべて話すとトンマンは女性だと見抜いていたユシンから「王女様の話が本当ならトンマンが双子の妹です」と言われます。

ミシルに狙われると警戒し今は真実を知らせる時期ではないと思い中岳山で待機するよう命じるが真平王はソファを目撃して側近であるウルチェ大等に保護させ、ソヨプ刀を持っている事を知った摩耶王妃がトンマンと接触してしまいます。

駆け付けたチョンミョンはすべてを話しトンマンは自分が王女であると知りました。

 

王女の最期

自分がチョンミョン王女の双子の妹だと知った徳曼トンマンは居場所は此処ではないと思い出て行こうとするがユシン(龍華香徒の長)に止められます。

トンマンの育ての母であるソファが宮殿に戻ったと摩耶王妃から知らされたチョンミョンだが命を狙われるのを防ぐためには今は伝えるべきではないと思いトンマンを中岳山で匿うようユシンに命じました。

しかし宮殿から逃げるように出ていく姿を目が見えるようになったチルスクが目撃したため双子の妹が郎徒のトンマンだとミシルに知られてしまいます。

ウルチェ大等(王様の側近、新羅の大臣)が王室を守るためトンマンを亡き者にしようとしている事に気付いたチョンミョン王女は言い争いを始めるがその事がきっかけで真平王に聞かれてしまいます。

ウルチェはユシンの父親ソヒョンを訪ね王女とユシンの縁談を進める変わりトンマンを暗殺するよう伝えました。トンマンはソヒョンが送り込んだ刺客に暗殺されそうになるがユシンと偶然知り合ったピダム(ミシルと真智王の息子)に助けられます。

 

赤子の時に捨てられたピダムはムンノに育てられ武術は神の域に達していました。ムンノは旅を続け通りかかった村で疫病が流行っていると治療していました。細辛(薬)が必要だとムンノから言われたピダムはトンマンを探すソルォン(ミシルの情夫)と偶然会い大量の細辛と引き換えに拘束したトンマンを差し出しました。

命を狙われ続けてきたトンマンは自分は何のために生まれてきたのか考えていたので細辛を手に入れれば多くの命が助かるのだと受け入れていました。

連行されるトンマンはソヨプ刀で自害しようとするがムンノから人の命で数遊びするなと説教されたピダムはトンマンの人柄を思い出し助けに来ました。またピダムによって牢屋に閉じ込められていたユシンも脱出して助けに来ます。

 

ピダムだけでなく必死で修練してきたユシンはいつの間にかかなりの腕を身に付け二人で多くの郎徒を斬っていきます。

逃げ切ったトンマンは命を狙われないように新羅を離れ二人で暮らそうとユシンに誘われます。

ソヒョンがウルチェに命じられトンマンの命を狙っている事を知ったチョンミョン王女は命令を撤回しなければ伽耶の人々は全員朝廷から出ていく事になると言い放ちます。

そして戦で共に戦いトンマンと親しくなったアルチョン(飛天之徒の長)と共に自らも宮殿を出て探しに行きます。

その頃、祭儀を司る総責任者のソリはトンマンがミシルを脅かすとお告げを受け生け捕りにするのではなく暗殺するべきだと伝えるがミシルには受け入れられなかったので内密にミセン(ミシルの弟)に話します。

ミセンはミシルを守るため息子であるデナムポ(白虎飛徒の長)に暗殺を命じるがトンマンが王女に扮していると勘違いし毒矢を放ってしまいます。

トンマンとピダムが解毒剤となる薬草を手に入れ急いで戻るが間に合わず、最後までトンマンを守ろうとしたチョンミョン王女は亡くなりました。

「ユシンと共に新羅を離れ女として幸せに生きて欲しい」

チョンミョン王女の遺言だったがトンマンは復讐を誓い宮殿に戻る決意を固めます。

ソヒョンはムンノの後を継いだイムジョン(護国仙徒の長)を引き連れソルォン率いる兵の居場所を突き止めました。そこへアルチョンが遺体を運んで現れます。誰もがトンマンの遺体だと思っていたがソルォンが確認するとチョンミョン王女であり皆が驚き跪きます。

 

ミシルに勝つトクマン王女

トンマンはアルチョンとユシンの主となりミシルを倒し王座を手に入れる事を誓いました。

神殿に侵入したトンマンはソリから「今後ミシルを救えるのは大明暦を分析しているファドク寺のウォルチョン大師だけだ」と知らされます。ソリは天が世を動かす時代は終わると悟りミシルに大妃にはなれない運命だと忠告し毒を飲み亡くなりました。

トンマン、アルチョン、ユシン、 ピダムの4人はファドク寺に向かうと復耶会(伽耶の復興を目指す秘密結社)に襲撃されウォルチョン大師は連れ去られていました。

 

トンマンがアジトを探す一方でユシンは1人刺客に襲われたのを利用し復耶会の長であるウォルヤと対面しました。ユシンは与えられた土地をすべて差し出し忠誠を買います。

そこへピダムがアジトを突き止めトンマン達がやってきます。ユシンは「このお方が私の王だ」と言いトンマンに跪くとウォルヤは「我々の同盟の王だ、跪け」と復耶会に命じました。

ユシンは愛を断ち切りトンマンに心をささげるため王に仕えると決心したのです。

政治目的でミシルはウォルチョン大師に近付いたがトンマンは神権を取り返したら天文台を設置して民に公開すると説得しました。

 

ウォルチョン大師がトンマンに拉致されたと知ったミシルは宮殿の周囲に鳥の死骸をばら撒き不吉な事件を民に広めます。新羅に不吉な事態が起こると不安になった民はミシルの力で天をなだめるよう座り込みを始めました。

トンマンは生きた鳥をなるべく多く捕まえ亡きチョンミョン王女の宮殿に飛ばすよう指示しました。

ピダムは神霊に成り済まし祈りを行うと200年前に消えた始祖の予言「王に双子が生まれると聖骨の男子が絶える」の続きが書かれた碑石が表れました。

「1つの開陽が天に帰ると日食が起こり、開陽の者が立てば鶏林の天に再び光が差し新しい天が来る」

ミシルは捏造だとしてピダムを捕らえるが赤ん坊の時に捨てた子だとは知る由もありません。

陛下から天の民をなだめるよう命じられたミシルはピダムとユシンの嘘を見破り日食は起こらないと決断しました。

しかしトンマンはミシルなら嘘を見破ると信じピダムとユシンには「日食は起こらないが、あるように信じ込ませろ」と命じていました。

捏造の罪でピダムが処刑される直前に日食は起こり新しい日が差すとトンマンが姿を現しました。

陛下と摩耶王妃はトンマンの手を取り我が娘トンマン王女だと万民と天地神明に告げミシルは初めて負け動揺します。

ミシルに立ち向かうために戻ってきたと陛下に告げたトンマンは追認式を終え花郎の主となりアルチョンを近衛花郎とし飛天之徒を近衛郎徒にしました。

また復耶会のウォルヤを徐羅伐に呼び、祭事と政治は切り離し民には仏教を学ばせるべきだと考えるトンマンに感化されたピダムは王女に仕えたいとムンノに伝えました。

そしてミシルから神権を奪い取ったトンマンは約束通り責任者をウォルチョン大師とし瞻星台(天文台)を建設し民に公開する事を皆に告げました。

瞻星台の地鎮祭で自分の名を呼ぶ声を聞き振り返ります。砂嵐に巻き込まれ死んだと思っていた育ての親ソファがおり感動の再会を果たしました。

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