へぇ~♪そうなんだ~♪

<ネタバレ・あらすじ>映画やドラマ、小説などのネタバレになります。

「空飛ぶタイヤ」<ネタバレ・あらすじ>中小企業をなめるなよ!!財閥グループに立ち向かった運送会社社長

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

空飛ぶタイヤ [Blu-ray]

 

実際に起こった事件をモチーフにした池井戸潤の社会派小説を映画化!

赤松運送のトラックが走行中に脱輪事故を起こし、幼い息子の前で母親が被害に遭い命を落とす。

整備不良が原因だとして赤松運送は経営危機に落ちるが赤松社長は大手自動車会社の対処の仕方に疑問を感じ車両自体に欠陥があったのではと疑います。

監督は「ゲゲゲの鬼太郎」や「犬と私の10の約束」などを手掛けた本木克英。主題歌はサザンオールスターズの「戦う戦士たちへ愛を込めて」。

 

赤松徳郎  (長瀬智也)

父親の後を引き継いだ赤松運送二代目社長。整備不良の汚名を着せられ最後まで大手に立ち向かう

沢田悠太  (ディーン・フジオカ)

ホープ自動車販売部課長、最初は赤松社長が鬱陶しいと感じていたがリコール隠蔽に気付く。

高幡真治  (寺脇康文)~刑事

榎本優子  (小池栄子)~リコール隠蔽の内部告発があり調査する記者

赤松史絵  (深田恭子)~赤松社長の妻

小牧重道  (ムロツヨシ)~ホープ自動車車両製造部課長

井崎一亮  (高橋一生)~東京ホープ銀行本店営業部長

杉本元   (中村蒼)~ホープ自動車品質保証部

宮代直吉  (笹野高史)~赤松運送専務

門田駿一  (阿部顕嵐)~赤松運送自動車整備士

 

<  ネタバレ あらすじ >

    空飛ぶタイヤ 

 

父親の後を引き継いだ赤松運送会社二代目社長の赤松徳郎は入社3年目の金髪頭の門田を昔の自分にそっくりだと思い特に可愛がっていました。

ある日、自社のトレーラーが脱輪事故を起こしたと知らせを受け急いで警察署に駆け付けると幼い息子の目の前でタイヤが直撃した母親が亡くなったと高幡刑事から知らされます。

葬儀ではご焼香もさせてもらえず自社に戻った赤松社長は営業停止になる可能性もあることからトラックを整備した門田に「出て行け、お前はクビだ!!」と言い放ちます。

国土交通省の特別監査が入った時に宮代専務が門田のロッカーで記録簿を発見します。それを見た赤松社長は「お前は与えられた仕事以上の事をしっかりしていた。戻ってきて欲しい」と頭を下げました。

 

警察署に足を運んだ赤松社長は責任転嫁をするつもりはないが整備不良ではないと記録簿を高幡刑事に渡しました。

事故原因は大手のホープ自動車がしていると知り長い付き合いである販売店の益田に「現場検証の後にそちらがトレーラーを持って行ってしまったから見る事もできない、本社の人間に聞いてくれ」とお願いします。

益田は本社に電話するものの販売部課長の沢田から「そんな事教えられるわけないだろ」と電話を切られます。

 

新聞沙汰になった赤松運送は得意先から契約を切られたりと経営危機に陥ります。

赤松社長は一件一件回って頭を下げるが「整備不良に決まっている」と思われ今まで受けていたホープ銀行からの融資も危うくなります。

そして追い打ちを掛けるようにホープ自動車が原因は整備不良だと判断した事で高幡刑事が裁判所の許可を得て捜索にやってきました。

 

従業員とその家族の生活が掛かっているため赤松社長は再調査依頼書を送り何回も電話するが課長の沢田に無視され声を聞くことすら出来ない日々が続きます。

宮代専務が群馬県で同じような事故があった事を耳にし調べると同じホープ自動車のトレーラーであり調査したのもホープ自動車だと分かります。

「家宅捜索され一週間経つのに社長が逮捕されないのは証拠がないからじゃないですか?」

話を聞いた赤松社長は群馬県に車を走らせ野村陸運社長を訪ねると三ヶ月点検の対象外であるハブを交換していないのが原因だと言われた事を聞かされます。

ホープ自動車は3年前に訴えられ経営が悪化した事があったため同じような事はないと思っていたが「財閥グループがそんな簡単に変われると思いますか?」と野村社長に言われ自動車自体に欠陥があったのではと疑います。

 

リコール自動車品質保証部の室井課長が赤松運送の苦情はどうなったかと聞きにやってきたので再調査したら何か問題でもあるのかと沢田は疑います。

同期入社の車両製造部である小牧を飲みに誘いタイヤの会議が行われている事を知った沢田はリコール隠しだと気付きます。

赤松社長は独自調査するしかないと思いハブを返せと訴えます。話を聞いた沢田は調べると品質保証部にある事が分かるがすでに部品はバラバラだから返却しないと一点張りでした。

はじめて沢田と電話が繋がった赤松社長は「部品を返せないのは何か他に理由があるからじゃないのか?中小企業をなめるなよ」と言い放ちます。

 

沢田と小牧は品質保証部のデーターベースに勝手に侵入して調べると常務取締役の狩野が関わっている事を知ります。

狩野から200億のクレジットラインの申し入れを受けたホープ銀行本店営業部、調査役の井崎は同じグループであっても杜撰な事業計画だと課長に伝え、その後大学の同期でもある榎本記者から「ホープ自動車からリコール隠しをしていると内部告発があった」と知らされます。

「公表されればかつてない窮地に陥る、人が死んでいるから」

井崎は人が死んでいるのに何で助けなければならないのかと思い資料と実績が一致していないと融資を断ります。

 

スポンサーリンク
 

 

赤松社長は3年前にホープ自動車がリコール隠しをしたが今回も同様にされている可能性が高いと榎本記者に話しかけられます。

一方、品質保証部に不正アクセスがあり犯人捜しのために協力してほしいと声が掛かる沢田だが小牧と飲みに行くと品質保証部の杉本係長がいました。

「不正アクセスの件はこちらで誤魔化しておくので2人は今後気を付けてください」

実はリコール隠しに不満を持つ1人であり記者に内部告発をしたのが杉本でした。

榎本記者に声を掛けられた沢田は「リコール隠蔽について」と報告書を作成しマスコミに暴かれる前に社長に届ければ販売部の責任はなくなると考え上司に受理するよう訴えました。

社長から知らされた狩野は内部告発するのは品質保証部の杉本ではないかと疑いシステム部に一斉にパソコンを調べるよう伝え沢田には人事部を行かせます。

人事部副部長に呼ばれた沢田は「希望である商品開発部に異動させてもいいが今抱える問題を後任に任せる事が条件だ」と言われ、異動するまでにすべて終わらせてやろうと思います。

 

赤松社長は沢田に呼ばれ向かうと「部品返却するまでの間、保証金として1億円を受け取っていただけませんか」と頭を下げられます。

「従業員とその家族のために先代社長だったら受け取るでしょう」と専務に言われた赤松社長だが悲しむ遺族を見てすぐに断らなかった自分が恥ずかしいと思います。

保証金を断られた沢田は驚きます。また出世のために間違ったやり方で解決させようとした事で見損なった小牧に言われてしまいます。

週刊誌の発売が決まり、赤松社長、東京ホープ銀行本店営業部長の井崎、そしてホープ自動車車両製造部課長の小牧に伝えられるがそれぞれチェックしに行くとリコール隠しについてはどこにも載っていませんでした。

赤松社長は榎本記者に連絡すると「上の判断で没になりました」と言われます。

 

被害者のために最後まで戦うと決心した赤松社長だったが退職する者、そして遺族から訴えられた事で「もうダメかもしれない」と初めて弱音を吐きます。

しかし、榎本記者に週刊誌に出る予定だった記事を見せて欲しいとお願いすると断られるがホープ自動車が起こした様々な事故のリストをもらいます。

「これは整備不良だと言われ断念した会社のリストでもあります」

ホープ自動車と戦っているのは自分1人だと知り、赤松は断念した人の分まで戦ってやろうと一件一件回ります。

ほとんどの者が財閥グループと戦うことを否定し生き残ることで精一杯だと話も聞いてくれなかったが愛知県の運送会社からリストには載っていないが構造上の欠陥を疑い調べていた運送会社があったことを聞かされます。

すぐに富山県に向かった赤松は富士ロジスティックを訪ねます。

総務部課長の相沢から調査記録を見せられた赤松は「これなら反論できるじゃないですか」と訴えるが社長がホープ社出身であるため「ほっとけ」と命じられ20年やってきた整備の仕事から外されたのだと知ります。

 

赤松は相沢などから託された報告書のコピーを持って警察署に行き「ホープ自動車の隠蔽が隠されています」と高幡刑事に渡しました。

そしてホープ自動車販売部を訪ねると沢田ではなく新任の長岡が応対しました。

「私は沢田のようにあまくはないですよ」と挑発された赤松だが富山ロジスティックのトレーラーが事故を起こしホープ自動車が国土交通省に提出した報告書をたたきつけます。

そしてリストもたたきつけ「希な事故ではない。それを伏せた報告書など拒否そのものだ」と言い放つと「原因は整備不良です。この会社がちゃんと整備していたのかどうかちゃんと調べたんですか?」と言われます。

 

確かに・・・調べていません。。。

調べる必要はないのです。購入後一ヶ月の新車ですから!!!!!

この報告書は国土交通省からリコール隠しを指摘されないためのものだ!!

 

法廷に出たら大変なことになると狩野は部下に激怒するが証拠はどこにも存在していないと銀行には伝えます。

商品開発部に異動となった沢田は存在だけで嫌がらせを受ける状態でした。大阪に飛ばされた杉本から今まで行われたタイヤ会議の記録を託され確認すると隠蔽した証拠がすべてそろっていました。

赤松は、もはや会社をたたむしかないと従業員に頭を下げるがホープ自動車が家宅捜索されているニュースが流れました。

事情聴取を受ける狩野は報告書は単なるミスだと訴えるが沢田からの密告もあり欠陥を認知しながら隠蔽を指示していた証拠を突きつけられます。

また狩野と繋がっていた東京ホープ銀行の専務などは頭取から必要ないときられます。

「欠陥隠しで死亡事故、常務らを逮捕」と新聞一面に載り、赤松運送会社は新たな銀行から支援を受け活気が戻ります。

赤松は被害者宅を訪ねると訴訟を取り下げたと言われます。ご焼香させていただいた赤松はホープ自動車が隠蔽するために何をしてきたのかしっかり伝えました。