映画「ミッシング・レポート」ネタバレあらすじと感想/作品情報とキャストの紹介

 

作品情報とキャストの紹介

ミステリー作家ジョージ・ハラ「悩み多き哲学者の災難」を原作にサイモン・カイザー監督が映画化。

大学教授エヴァンは愛する妻子と幸せに暮らしているがキャンプ場で女性失踪事件が起こると車の目撃情報により容疑者となってしまう。後ろめたい過去を持つ教授は刑事ロバートに疑われ災難が降りかかり追い詰められていく。

◆エヴァン(ガイ・ピアーズ)◆マロイ(ピアース・ブロスナン)◆エレン(ミニー・ドライヴァー)◆アナ(アレクサンドラ・シップ)◆ジョイス(オデイア・ラッシュ)
スポンサーリンク

 

ネタバレあらすじ/ミッシング・レポート

 

アディソン大学哲学教授のエヴァンは愛する妻、2人の子と何不自由なく幸せに暮らしています。

ある日、湖でイーストフィールドのチアリーダーであるジョイスが失踪して行方不明になる事件が発生し、誘拐かも知れないから子供達を湖で遊ばせたくないと妻エレンは言います。

講義を終えたエヴァンは帰宅すると家にマロイ刑事とキリアン刑事がいました。ジョイスが失踪した日にエヴァンが使用している2015年式グレーのボルボS60が目撃されていたことから話を聞きに来たのです。

エヴァンは娘ゼルダをワイルドウッドのキャンプ場まで向かいに行ったと答え、湖から48キロも離れているんだから見間違いじゃないかと訴えました。車の中を見せてくれと言われエレンは承諾するが疑われている事に気分を害したエヴァンは令状がないからダメだと断ると署まで同行させられます。

ジョイスとの面識や当日の居場所などを答え帰宅すると心配して息子アダムが1時間も泣いていたと知らされます。もしゼルダが失踪し捜査の協力をしてくれない人がいたらどう思うのだと言われエレンに怒られ謝罪します。

 

容疑

湖のゴミ箱からエヴァンのメモ書きが出てきたことでマロイ刑事がやってきます。車の中で仕事して湖を眺めて頭を整理することもあるがいちいち何日に行ったかなんて覚えてません。

エヴァンは帰ろうとするが警察に押収され車がありませんでした。

協力していると訴えるが「あなたの証言は物的証拠と矛盾している」と言われてしまいます。

頭にきたエヴァンは知り合いの弁護士ポールに相談するが、弁護士は守秘義務があるため「本当にジョイスと面識はないんだな。現在か過去に未成年と関係を持ったこともないか」と聞かれエヴァンは「ないし面識もない」と言いました。

 

事件は迷宮入りし警察は5000ドルの報奨金を出すと発表しました。

家族で海水浴に行くときゼルダはまだ幼いのに化粧をしていました。エレンは「勝手に使わないで」と怒るが「パパの車に落ちてたからママはいらないのかと思って」と言われます。

エレンは自分の化粧品ではないと疑問に思いながら受け取ります。

海水浴を楽しんで帰るがゼルダが可愛がっていたウサギが小屋にいませんでした。ご飯をあげて鍵を閉め忘れたと謝罪するエヴァンは探すが自分が仕掛けたネズミ捕りの犠牲となっていました。

夜中、袋に入れてエヴァンは処理するが娘を悲しませたくないので「ウザギを探している」とチラシを作り街中に貼っていきました。

 

エレンはマロイ刑事から「まだ誰にも知らせていないが車の後部座席からジョイスの毛髪が検出された」と教えられます。

弁護士から連絡を受けたエヴァンは大学に聴講に来た高校生を送った事を思い出しその1人がジョイスの可能性があると言いました。車が返されることになり保管場所までマロイ刑事に送って貰うと「7時に噴水で」と書かれたマッチを返されます。

「ジョイスから渡されホテルで会ったといいたいのか」と聞くがマッチに書かれている住所は4年前に閉館となっておりその頃のジョイスは13歳なので「そんな事はしないでしょ」と言われます。

エヴァンはマッチを触っていると「断酒会に通ってる人は自分を戒めるためにそうやってコインを触りますよね」と言われマッチを投げ付けます。

 

車を返して貰ったエヴァンは帰宅すると「本当のこと言って、ジョイスとの関係は」とエレンに聞かれます。

何もしていないエヴァンは「心配させたくなくて何も言わなかったが毛髪のことは本当に知らない」と告げるが車に落ちていた化粧品もジョイスのものだと思っているエレンは「車の中で浮気していた」と完全に疑っていました。

 

スポンサーリンク

 

結末/ミッシング・レポート

ダム付近に浮かぶジョイスの遺体が発見される

検死結果次第で起訴が決めるから事件に関わることは誰にも話すなと弁護士から言われます。

隠れたり逃げたりしないでいつも通りしろと言われるエヴァンだが大学に到着するとマスコミが殺到し興味半分なのか受講する生徒が増えます。

しかし、大学の評判にも関わるので教壇を降りてもらうと言われてしまいます。

 

過去、教え子アナと浮気した事があるエヴァンは彼女の両親に訴えられそうになったので大学を辞めてこの町に引っ越してきました。二度としないと反省しやってきたがエレンは「またか」と疑いエヴァンの私物をあさっていました。

エヴァンの中では完全に反省して前を向いていたのでたくさんある書類の中にアナからの手紙が紛れていても気付きもしません。

教壇を降ろされた事すらも言い忘れていたことで尚更ジョアンと何かあったのだとエヴァンに疑われ文句を言われます。

酒を飲んだエヴァンは警察署に行きます。

聴講に来た高校生を送った中にアナとジョイスがいて、疾走した日、森の中でジョイスと二人っきりになったエヴァンは身体を求めようとしたが彼女に逃げられてしまい、そんなつもりはなかったと説明しようと追っかけた矢先、気が動転して湖に突き落としてしまったと言います。

しかし、マロイ刑事から「酔いを醒ませ」と言われます。

 

検死結果を見せられ「あなたの犯行ではない」と言われます。

ジョイスは対岸の崖から転落した事故だったのです。ダム付近で発見というのはデマ情報です。

エヴァンは自白したのに・・・・と訴えるが、痕跡はゴミ箱のメモだけであり証言以外の証拠は何もなく、ジョイスと会っていた証拠もないので警察を代表して強力に感謝しお詫びをマロイ刑事から言われます。

 

感想/ミッシング・レポート

さっぱり分かりません。言葉足らずなはっきりしない映画は大っ嫌い。

まず哲学者の理屈っぽい難しくややこしい言葉がいちいち苛立たせる。こうゆう発言する人って私の回りにもいますけど満足しているのは本人だけで相手にしたくないと無視されるのがほとんど。

結局なんなの?

哲学者の前に病院行った方がいいんじゃないだろうか。

エヴァンは両親に訴えられそうになり引っ越したわけだが相手はアナでいいのだろうか。(たぶんキスぐらいだと思うが)。その罪悪感からおかしな妄想して勝手に話を作りその記憶が正しいと思い込んで罪悪感を消していた。

しかしやたら追い詰められたので勝手に話を作って自分がジョイスをやってしまったのだと口にしたが検視の結果否定されたという事か。

ただ警察に行く前にアナの身体を奪おうとしていましたよね。これはなんなのか。

引っ越した理由、家族関係も曖昧だし、エヴァンから追いかけられてジョイスが転落したかもしれないし。

「見てる側の判断に任せます」って投げやりな映画、時間を返して欲しいと思うぐらい私は嫌いです。

 

洋画
スポンサーリンク