映画「消されたヘッドライン」ネタバレあらすじと結末/二つの殺人事件が繋がる

 

作品情報・キャスト

英国のドラマをラッセル・クロウ主演で映画化。

新聞記者マカフリーは電車に轢かれ亡くなった秘書と不倫騒動が浮上した下院議員コリンズを匿うが彼女は殺されたと知ります。

調査を進めるとドラッグ中毒の少年が殺された事件と結びつくが自身に危険が迫る。

監督=ケヴィン・マクドナルド◆カル・マカフリー(ラッセル・クロウ)◆スティーヴン・コリンズ(ベン・アフレック)◆デラ・フライ(レイチェル・マクアダムス)◆キャメロン編集長(ヘレン・ミレン)◆アン・コリンズ(ロビン・ライト・ベン)◆ソニア・ベイカー(マリア・セイヤー)◆ジョージ・ファーガス(ジェフ・ダニエルズ)
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ネタバレあらすじ/消されたヘッドライン

 

車道に飛び出しバイクに衝突してもすぐに起き上がって必死に逃げる黒人男性デショーン。

人っ気のない路地裏に逃げ込むが見付かり撃たれてしまいます。また偶然ピザの配達で通りかかったサンドも口封じで撃たれます。

メディアコープ社ワシントン・グローブ紙の記者カル・マカフリーは現場に駆けつけ、知り合いの刑事から「黒人は死亡で白人は意識不明で病院。犯人は1人だ」と知らされます。

 

疑惑

カル記者と友人であるスティーヴン議員の秘書ソニアが電車に轢かれ亡くなります。公聴会の席でスティーヴンが涙を流して伝えた事でマスコミは愛人関係だった事を突き止め報道しました。

民間軍事企業ポイントコープは「戦争請負会社」としてイラクやアフガニスタンで活動しておりスティーヴンは批判していたがしばらく大人しくするよう上から命じられます。

ウェブ版で議会ブログを書いているデラ・フライやキャメロン編集長からスティーヴン議員の事を聞かれるが、大学時代のルームメイトだったが今は違うとカル記者は話をそらします。

ソニアの自殺説が報道された頃、カル記者のもとにマスコミに追われたスティーヴンが訪ねてきます。スティーヴンの携帯にはソニアから早く会いたいと動画が送られており、それを見たカル記者は自殺ではないと確信しデラに協力を求めます。

デラが調べるとソニアがホームに落ちた場所は監視カメラ56台の死角となっていました。

射殺されたデショーンを調べていたカル記者は携帯履歴にソニアの番号がある事を知ります。またデショーンは鞄をひったくって持主に返して謝礼を受け取る詐欺をしていた事が分かり彼女から情報を買うと鞄の中にはソニアを盗撮した写真が入っていました。

写真にはソニアと見知らぬ男性が映っており、スティーヴンがポイントコープを批判していた事で最初から彼を陥れるために仕組まれた罠じゃないかとカル記者は思います。

 

証拠隠滅

ソニアを尾行していた者の鞄を奪ったからデショーンは始末され、手口から元軍人でプロの仕業だろうと推測します。ポイントコープは創設者も社員もすべて軍隊出身であり関連性は無視できないとカル記者は伝えるとキャメロン編集長は警察にすぐ伝えるべきか迷います。

法的に考えて48時間経過するとアウトだろうと話し合っているとサンドの意識が戻ったと連絡があります。

デラが駆けつけ病室に入るといきなり向かいのビルから狙撃されサンドが亡くなってしまいます。

警察に情報を伝えると「殺しに関する証拠の隠匿だ」と責められます。

警察なんかに負けたくないと意気込む編集長は確実に裏を取れと命じます。

 

調査

デラは駅構内の監視カメラを徹底して分析するとサンドが入院していた病院で見かけた人物を発見します。

またポイントコープの内部を調べると国内で400億ドルもの儲けがありました。去年国家防衛の委託契約で47社が入札に参加し16社が契約を取り付けた事を知るが14社はポイントコープと繋がりがありました。

14の会社ではなく1つである事をスティーヴンは暴きたいと思っており公表するから証拠が欲しいと言いました。

 

カル記者はデラが発見した人物の写真を手に調べるとサマーズの元で警報器の設置をしていた元歩兵だと突き止めます。

しかし部屋の名義人はサマーズだが既に死亡しており狙われていると気付いたカル記者は知り合いのベン刑事に連絡し手に銃弾を受けるがなんとか助けられます。

ソニアが借金していた友人であるドミニクがPR会社を経営している事を知り調べると事務所がポイントコープ団体と同じでした。

カル記者は「ポイントコープの情報提供者だと写真付きで記事にされたくなければソニアについて知っている事を話せ」と脅します。

すると、ソニアはポイントコープ社の回し者だと知り報酬は月額2万6000ドルだと明らかになります。

しかしスティーヴンに近付き情報を仕入れるのが仕事だったが彼に本気で惚れてしまい台無しになったと知ります。

 

結末

議会内に手引きした協力者がいるはずだと考えるカル記者はスティーヴンにソニアを推薦した奴は誰だと聞くとファーガス議員だと言いました。

ファーガス議員は家族付き合いの友人の娘を紹介しただけだと言ったが母親の名前をたずねると答えられませんでした。

「中心人物はファーガス議員でソニアはポイントコープに始末された」

そう確信し記事にするべきか話し合っているとスティーヴンが妻アンを連れてやってきました。

記事にするためスティーヴンからソニアと出会った経緯を聞くがアンが「ソニアは月額2万6000ドルで彼と寝てた。罠だったのね」と言いました。

カル記者は何故アンがソニアの報酬を知っているのか疑問を持ちます。スティーヴンが湾岸戦争に出兵した時の写真を眺めていると隣にデラが調べていた人物が映っているのに気付きます。

彼の名前はビンカムでスティーヴンとは戦友だったのです。

 

スティーヴンは最初からソニアがスパイだと見抜き戦後、精神的に不安定になっているビンカムを唆しソニアを探るよう命じていたのです。

ビンカムを「始末役」、カル記者を「隠蔽役」に選びポイントコープを一掃しようとしていたのです。

「お前の誤った決断で4人の命が消えたんだ。1人はピザを配達していただけだ」と激怒するカル記者は警察に通報しました。

ビンカムは警察に射殺されスティーヴンは連行されていきました。

 

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