映画「コードネーム:ストラットン」ネタバレ結末/奪われた生物兵器、4基のドローンを止めろ

 

作品情報・キャスト

イギリス海兵隊の特殊舟艇部隊(SBS)隊員だったダンカン・ファルコナーの小説を原作にサイモン・ウェストが映画化。

SBS隊員ストラットンは米海軍NavySEALsから派遣されたマーティンとイランの化学工場に乗り込むが生物兵器は既に奪われておりマーティンが命を落としてしまいます。MI6の分析でテロリストに奪われた事が分かり・・・

◆ストラットン(ドミニク・クーパー)◆ハンク(オースティン・ストウェル)◆アギー(ジェンマ・チャン)◆マーティー(タイラー・ホークリン)◆バロフスキー(トーマス・クレッチマン)◆サムナー(コニー・ニールセン)◆カミングス(トム・フェルトン)
 

 

ネタバレあらすじ/コードネーム:ストラットン

 

第二次世界大戦中に英国海軍は秘密裏にSBS(特殊舟艇部隊)を結成しました。

数々の功績によってNavy SEALs(米国海軍特殊部隊)のモデルとなり結成当初から現在に至るまで優秀な隊員たちが世界各国で任務を遂行している

 

奪われていた生物兵器

SBS隊員ストラットンはNavy SEALsから派遣されたマーティーと共に海の底から侵入して酸素ギリギリのところでイランの科学工場にたどり着きます。

生物兵器を破壊しようとしたが化学物質保管庫で職員が殺されており既に奪われている事を知ったストラットンは嫌な予感がしてヘリをすぐに用意するよう伝えるが襲撃に遭います。

なんとか逃走し迎えに来たヘリに乗って脱出するが首を撃たれていたマーティーが亡くなってしまいます。

マーティーはこの任務が終わったら生まれた赤ちゃんに会いに行くと喜んでおり状況を見て作戦を土壇場で変えた自分のせいだとストラットンは悔やみます。

ストラットンは辛さを酒で誤魔化す日々を送っていたがMI6(英国情報機関)のサムナーから「戦いはこれから」と言われアギーやカミングスと映像を分析します。

SBS基地で訓練の準備しているとマーティーの後任としてMI6およびNavy SEALs隊員のハンクがやってきました。

サムナーに呼び出されて集まると奪われたのは致死率が高いサタンスノーと呼ばれる生物兵器だと分かります。またリーダーらしい人物を分析した結果、20年前に死んだはずの元FSB(ロシア連邦保安庁)のテロリスト・バロフスキーだと判明し最も危険な人物だと警戒します。

 

ドローン製造

サタンスノーを作れそうなのはアドナン・ホムジとタリク・アラウィの2人だがアドナンは危険地域アレッポに滞在していました。バロフスキーがそんな場所に行くはずがないのでロシアにいた時にKGB(ソ連国家保安委員会)に在籍していたアラウィを捜すため数年前に目撃されたローマに向かいます。

早速アラウィを発見したストラットンは捕らえ尋問を行います。

「イギリス人がイランの工場を爆破したニュースを知っているだろう。爆破前にサタンスノーが盗まれ国外に持ち去られた。情報が欲しい」

バロフスキーの写真を見せると液体をガスにする軽量装置を作れと依頼されたと言いました。使用目的には口を閉ざしたためアギーがアラウィの息子をリアルタイムで映す映像を見せると危険を察知したアラウィは「ドローンの製造者はグレコの名で歯医者の道具を作ってる。それぐらいしか知らない」と言いました。

 

ストラットンはハンクと共に侵入して盗聴カメラを仕掛けるとグレコの元にバロフスキーがやってきます。

話の内容からドローンを使ってサタンスノーをばら撒く予定だと分かるがバロフスキーは監視カメラに気付き破壊したあとグレコを射殺しました。

ストラットンは追跡してサタンスノーの在り処を突き止めるから応援要請するようアギーに伝えるがハンクが捕まえて吐かせればいいと勝手に襲撃を掛け銃撃戦となってしまいます。

バロフスキーが1人車で逃走しストラットン達は二手に分かれて追跡するが彼は店に突っ込んだあと裏から走って逃げました。

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標的

ロンドンに戻ったストラットンは4基あるうち1基のドローンを回収したがデーターを解析しても標的が分からないと伝えます。

サムナーが調べる資料にセルゲイ・オルロフとあり誰かと聞くとバロフスキーの上司だった人で2ヶ月前に内務大臣に任命されたが行方が分からなくなっていました。

バロフスキーの死刑執行にサインをしたオルロフは彼をずっと匿っており「イギリスがイランの科学工場を狙っているから守れ。イギリス兵の遺体が発見されればロシアの政変に繋がるかもしれない。化学物質を残し物議をかもすんだ」と命じていたがバロフスキーは生物兵器を手に入れオルロフを殺害しました。

またサムナーは工作員だったころバロフスキーを失脚させる任務を受け国を裏切るフリをして偽の軍事情報を教えていたが互いに惹かれ始めてしまったので命令通り二重スパイに仕立て上げました。

 

ハンクが自分を責めていたのでヨットで暮らストラットンは話が面白いので里親に合わせました。

気晴らしをしたあとMI6本部に戻るとドローンを解析していたスピンクスが方向と高度を表す暗号を見つけるが残りの3基と座標がないので標的が分かりません。

ロシアと情報を共有し連携を取るためモスクワに連絡するようカミングスに命じました。

しかしオルロフと繋がっていたカミングスは「これからは俺がボスだ。まず君がやらなければならない事はドローンの記憶情報を返す事だ。君がオルロフと繋がる証拠をサムナーに送ってもいいんだぞ」とバロフスキーから脅されていました。

 

首相がロシアの件でアメリカ政府と交渉する事になりパイプ役となったサムナーは「チェチェンで捕虜となっているアメリカ人ジャーナリストを解放させればアメリカは喜ぶしイランの件で失った名誉を挽回できる」とカミングスに言われます。

ドローンのデーターと引き換えにジャーナリストを迎えに行ったストラットンとハンクは彼が1年も捕虜となっていたのに傷が新しく痩せていない事を不審に思います。

腕を調べると予想通りタトゥーがなかったため偽物だと分かり連れてきた者を射殺して車を調べると本物のジャーナリストが殺されていました。

 

結末

ストラットンはカミングスを疑います。イランで待ち伏せをくらいジャーナリストの件も漏れどちらも極秘任務で両方に関わっていたのはカミングスだけなのです。

サムナーは確認を取ろうとするが彼は既に姿を消していました。

ドローンのデーターを取り返そうとしたのはそれだけ価値のある事だと分かり何か見落としているはずだと気付きます。

すると緯度と経度を回転させ標的はロンドンだと判明しプログラムがされているので一度飛ばせば後は勝手に動く事が分かります。

 

テムズ川で湾岸警備隊が違反を犯した船と接触しており、捜索が行われていない事を知り調べると係留する事が分かります。

ストラットンは2チームを指揮して襲撃を掛け船に乗り込みます。2基のドローンを乗せた積荷を確保すると1基を積んでバロフスキーがボートで運河まで逃走します。

追っていたストラットンだが橋が下りてきてしまったので運河には入れませんでした。また車で追っていたアギーは乗り込んできたカミングスに銃を突きつけられます。

アギーは気付かれないようにストラットンに電話をかけカミングスに今ならまだ間に合うと説得にかかるが彼は自殺してしまいます。

ストラットンはアギーの携帯を追跡するよう連絡するとカナルストリート車庫だと分かり駆け付けます。

アギーはバスの中に隠れたが移動し始めたのでカメラのフラッシュで居場所を知らせるとストラットンはバスの2階が光るのを目にします。

追跡して襲撃を掛けるとバロフスキーは2階に移動し天井を開けてドローンを放とうとします。

ストラットンが走行中のバスに飛び移り運転していたハンクが運転手を射殺しグレネードを投げると爆破した衝撃でバスが横転します。

 

アギーは外に投げ出され気を失いストラットンは大怪我を負いながらドローンを爆破させようとするがバロフスキーに撃たれます。

ハンクが引き摺りだしてストラットンを助け出し、バロフスキーはパソコンを操作してドローンを放つが駆け付けた応援部隊がロケット弾を発射し破壊しました。

 

感想

ストラットンとアギーが恋人関係になりそうだと予感させ映画は終わりますがサムナーがちょっと面倒な人だと思いました。

イランから戻った時にバロフスキーを失脚させるため任務に付いた事があると話してよと思った。裏切り者であるならばストラットンがローマから戻った時でもいいが互いに惹かれそうな程知り合いであるならばサムナーの話からいろいろヒントを得られそうなのに。

標的がロンドンだと分かった時も「彼のなじみの場所よ」とか後から話すし。頭が良くないと工作員は無理だと思いますが。でも常に展開しているので面白かったですね。

 

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