韓国歴史ドラマ「帝王の娘 スベクヒャン」全話の「ネタバレあらすじ」になります。
前ページで、作品情報と重要人物の紹介とともに・・
「東城王が暗殺され、次の王である武寧の子を身籠っていたチェファだが先王の暗殺には娘を王妃にと目論む父親が関わっていた。
武寧が謀反の黒幕だと噂が立たぬよう側近によって「チェファは自害した」と伝えられた武寧は先王の息子を守るために我が子の服と着せ替えた。チェファは山奥で出産してソルランと名付け、使用人だったクチョンと伽耶で生活を始め2年後に次女ソルヒが生まれました」
までを紹介しました。
このページはそこから17年後の話です。
ネタバレ・あらすじ
17年後〜
王様は最初の夫人、そして即位後に迎えた夫人と死別しておりへ・ネスク(衛士佐平)の娘ウネが嫁いで3年経っていました。
新羅と倭が高句麗を恐れて貢いでいるいま、百済が力を失わないよう王様は漢水を取り戻すことを官僚に伝えます。
軍糧を盗み高句麗にカモリ城を奪われ逃亡していたポルグムを捕らえミョンノン大使は高句麗の密偵と通じていた事を突き止めました。
成長している姿を見て王様は喜び大使に剣を持たせる事を決めたが、
「東城王殺しを揉み消すためにペク・カを始末したユンは逆賊だ」とヨン官僚から聞かされて育ってきたチンムは女遊びに夢中で城内を騒がせていました。
潜んでいる密偵を捕まえたければピムン(諜報団)を使うよう教えられた大使は山奥の寺にいる呂尚がピムンの1人だと見破り高句麗の密偵だと思われる名前を書き一挙手一投足を報告するよう命じます。
大使は王様に20年も仕えるチム官僚がポルグムの共謀者だと知り捕らえました。
玉の問題を話し合うため王様は伽耶との関係を強化するため訪問します。
伽耶の山奥で暮らすソルヒは貢物が集まる百済のような大きな国に生まれたかったと内心思っていて、なぜ口が不自由な父親の娘なんだと不満を抱いていました。
ソルランとソルヒは百済の王様と太子を一目見るため百済の一行が通る市場に向かうがチェファに見付かり連れ戻されます。
一方チンムは王様を狙うよう市場に刺客を送り込んでいたがミョンノンが危険を察知しルートを変えていました。
へ佐平(へ・ネスク)は偶然、運び屋のクチョンを見掛け後をつけるとチェファと娘2人を目にし、どちらかがスベクヒャン(百済を守る花)だと気付きます。
(謀反が起きる前に生まれたらスベクヒャンと名付けようと話していた)
へ佐平は19年前に偽った事を謝罪しチェファは生きており百済の姫を育てている事を伝えました。
見た目は気が強いソルヒだがチェファは弱くて情にかけている事を心配し、ソルランはどんな事があっても妹を守っている事でユンに似ていると改めて思います。
幸せに暮らしていたチェファの前にへ佐平が現れます。
へ佐平の動きをブルテは探っておりペク・カの娘と会っている事を知ったチンムは「父親を殺したペク・カの娘を生け捕りにしろ」と刺客を送りました。
ソルランとソルヒが見てる前でクチョンは殺されチェファは両目を斬られた事で失明し19年間共に山奥で暮らしていた家族も殺されました。
ソルランは目を瞑り今何をすれば良いのか考え母親チェファと妹ソルヒを連れて抜け出し洞窟まで逃げました。
盗賊の仕業に見せかけるために住んでいた家は燃やされてしまいました。
母親が出血し意識がないのでソルランは医者を呼びに行こうとするがソルヒは1人になりたくないと震えます。
ソルランは何かあったら突き刺すよう簪をソルヒに渡しました。
意識が戻り失明しているチェファは隣で寝ているソルランに「本当の父親はクチョンではなく百済の武寧王であり、おまえの本当の名前はスベクヒャンだ」と真実を話します。
王様に名前を言えば受け入れてくれるはずだと言い顔を触るとソルランの簪を持つソルヒだと気付きます。
薬を持って帰ってきたソルランを前に真実を話そうとするがチェファは力尽き亡くなってしまいました。
「郭公カッコウは卵を自分で育てずに百舌の巣に置き生まれた雛は百舌を巣から落として巣を1人占めする」
ミョンノンはチェファと娘の存在をへ・ネスク(へ佐平)から知らされ探しに行くよう部下に命じるが見付けられないでいました。
ソルランは刺客を必ず見つけ出し父親が殺されたように同じ目に遭わせてやると心に誓います。
百済と新羅と伽耶、三国を行き交う荷運び人は盗賊に詳しいと聞きソルヒを連れて向かいます。
住んでいた村から百済に移動する盗賊がいると知りソルランは1人向かうが後からソルヒが追い掛けてきます。
母親がソルランを可愛がっていたのは何故だろうと気にしていたソルヒは姉の父親が王様だからだと分かり姉にその事を伏せてきました。
花のように美しく生きたいと願望を持っていたソルヒは山中で盗賊に拐われたように見せかけ姿を消し母親の形見である簪を持って百済に向かいます。
道端で倒れているところ、へ佐平の妻でありウネ王妃の母親・ソジョンに助けられたソルヒは熊津宮にいる王様と会うため首を斬られる覚悟で結願鼓をたたき原情文(民の訴えを王に伝える文書)を書いてもらいます。
審理は民の前で行われ、退出する王様に向かってソルヒは大きな声で訴えました。
「私、スベクヒャンは王様にお話があります」
王様はスベクヒャンだと聞き話を聞くがまさか娘だとは思いもしませんでした。
見覚えのある簪を持っていたソルヒが盗賊の襲撃に遭い死んだ母親の名前がチェファだと言い王様は信じられず言葉を失います。
チェファが死んだと聞いて生け捕りにしろと命じていたチンムは怯えるが盗賊に襲撃されたと思っていると知り安堵します。
またミョンノンはチェファを殺めた盗賊を見つけ出し仇をとるよう王様に命じられるが盗賊ではなく装った者だと見抜きました。
ミョンノンは足を滑らせ崖から落ちそうになるが両親を殺し妹を連れて行った盗賊を探すソルランに助けられます。
ミョンノンが百済の太子だと知ったソルランは妹を連れて行った盗賊を探して欲しいとお願いすると百済のために働くピムン(諜報団)にならないかと誘われます。
獏の刺青を入れ手柄を立てるたびに階級が上がり出世すれば百済の高官になれる。
王様がスベクヒャンは間違いなく自分の娘だとして王女として迎え入れた頃、ソルランはピムンの厳しい訓練に耐え女性でただ1人生き残っていました。
またソルランと一緒に訓練していたトジンとマングは兄弟分でありクチョンにやられっぱなしの伽耶の盗賊でした。続きはこちら