韓国歴史ドラマ「帝王の娘 スベクヒャン」全話の「ネタバレあらすじ」になります。
前回のページでは、
「伽耶で暮らしていたソルランは両親と村人を殺し妹を連れ去った盗賊を必死に捜しているところ百済の大使と偶然出会います。諜報団に誘われ訓練を受けるが妹ソルヒは姉の身分を乗っ取り自分が王女だと名乗り出ていた」
までを紹介しました。
ネタバレ・あらすじ
「巣から落ちた子が鳴いている、偽者を退け実の子を迎えるべきだ、偽者が欲を出せば百済は滅びる」
ウネ王妃が連れてきた占い師の言葉を耳にした王様はミョンノンとチンムの事だと思い心を痛めます。
王様はチンムを呼び出し話をするとチョポノリ(棒を投げて出た目で勝負を争う遊び)をしたいと言うので一緒に遊ぶ約束をします。
チンムは父親の愛情に飢えており妬みから王様を恨んでいたが話をして遊んでくれると分かり心の底から喜びます。王女(スベクヒャン)は王様の肖像画を傷付けてしまい体を傷付けるのと同罪のため発作(驚いた時や怖い時にしゃっくりが出る)を起こします。
王女に想いを寄せ自分に何処か似ていると思うチンムは自分の失態だと説明し高価な品と引き換えに絵師に修復を頼みました。
スベクヒャンは王様と王妃、太子と一緒に4人の肖像画を描いてもらい喜ぶが、
チョポノリを持って遊びにいったチンムは部外者扱いされ入る事が出来ずチョポノリを投げ捨てました。
今まで王座に興味はなかったが父親を奪い天涯孤独の身にしておいて幸せに笑っている王様を見てチンムは本気で王様を憎むようになります。
そしてスベクヒャンは偽物だと気付いており王様が大事にしているのを潰すと強く心に決めます。
チンムはチェファに刺客を送った時に伽耶で姉を探すソルヒを目撃しており本物のスベクヒャンは何処かで生きているはずだと思っていました。
ソルランは4つの国の言葉を覚え武術に弓矢と逞しく育って行きます。また今まで夫人たちから軽蔑されても黙っていたスベクヒャンは誰が上に立つ者なのかはっきりさせるため侮辱した者を叩き王女を侮辱するのは王様を侮辱するのと同罪だと言い放ちます。
武寧王の父親である第21代蓋鹵王は囲碁の達人である女性トリムを可愛がったが高句麗の密偵でした。
漢城宮を占領され蓋鹵王は首を刎ねられ漢水に捨てられました。
武寧王にとってトリムは憎むべき相手であるが十万の兵より役立つため殺す事はできず2度と名前が呼ばれないように禁言令を出していました。
高句麗が百済の関所であるトゥジャン城を襲い武寧王はトリムを思い出し連れて来るよう命じます。
高句麗の第22代安蔵王とはどんな人物か聞くと、
神経質で用意周到、怒号は雷鳴のようだが気質は几帳面で緻密な王であり勝てない戦はしないとトリムは言いました。
太子は王命を受けトゥジャン城の前にいる敵を探らせるためピムンを送り、ソルランはマングが絵を描けるようにトルデとともに援護するため同行します。
マングが書いた絵で高句麗は内部に政敵がいるため軍糧が不足している事が分かり王様は殻物を買い占め一粒も敵に渡さないよう命じました。
ソルランはトルデ、マングとともにピムンの一員として認めらました。
武寧王は安蔵王に対面するよう新書を送るが百済で会談する変わりスベクヒャンを請人(王の娘や妻を会談終了まで預かる制度)に出せと要求されます。
スベクヒャンはチンム(東城王の息子=実父は武寧王)の制止を振り切り百済のためになるのならと受け入れる覚悟を王様に伝えます。
一方、ピムン(諜報団)に認められたソルランはミョンノン(武寧王の息子=実父は東城王)に命じられトリム(もとは高句麗の密偵)の元で女人になるための教育を受け「王女の身代わり」に選ばれます。
ソルランはピムンの称号である獏の入墨を入れる時、幼い頃から首の後ろにあるホクロが守百花スベクヒャンの入墨だったと知ります。
ソルランはスベクヒャンに成りきり王女がいる宮殿から王様、ミョンノンと共に加林城に向かいます。
宮殿で待つスベクヒャンは身代わりとなった娘が伽耶から来た者で家族は盗賊に殺されたと聞いて驚きます。ミョンノンが寄越した護衛に私物を持って来るよう頼むと見覚えのある簪を見付け名前がソルランだと知ります。
スベクヒャンは加林城まで出向きソルランを確認します。厳しいピムンの訓練を突破しここまで上り詰めたのは本物の王女だからであり、自分は姉になんて酷いことをしたのかとソルヒは涙します。
しかし高句麗の将軍(ウルミル)に見付かり身分を聞かれたソルヒは「私が本物の王女スベクヒャンだ」と言い放った事で偽物だとばれたソルランは高句麗で厳しい拷問を受けることになります。
絶対にバレるわけないと自信があったトリムは王女が姿を消した事と関係があるはずだと疑います。
スベクヒャンは偽物の王女は高句麗の密偵だと聞いたので王様が心配になり駆け付けてきてしまったと言い逃れます。
牢獄されたソルランは高句麗王の女が百済にいるとミョンノンに伝えるが、ウルミルから金を手渡され百済に行ってはならない事を言われ逃がされました。
スベクヒャンがソルランを高句麗の密偵だと仕立てるために仕組んだ事ではあったがソルランは何か罠があると気になりミョンノンを信じ牢屋に戻りました。
ミョンノンは高句麗王を調べると太子だった時に密偵として百済に滞在していた頃、愛した女ユジュと子供と離れ離れになった事を知ります。ユジュと子供を探し出し引き換えを条件にソルランを助け、両国の話し合いも休戦として解決されました。
ウルミルは家族を百済の王に殺され強い憎しみを持つ者を密偵として百済に行かせるが、その者は死んだと思われていたクチョンでした。続きはこちら