映画「プール (2017)」ネタバレあらすじと結末/カバーが閉められプールに取り残された姉妹

 

作品情報とキャストの紹介

結婚を控えたブリーは指輪がない事に気付き妹ジョナと一緒に室内プールを探すと排水溝に挟まっているのを発見します。しかし誰もいないと思った館長にカバーを閉められてしまいプールに取り残されてしまう。

監督=マット・エスカンダリ◆ジョナ(アレクサンドラ・パーク)◆ブリー(ノラ=ジェーン・ヌーン)◆クララ(ダイアン・ファール)◆館長(トビン・ベル)

 

ネタバレあらすじ/プール (2017)

 

改修したばかりのケテア市民プールで結婚を控えている姉ブリーは久しぶりに会った妹ジョナと勝負します。

もうすぐ閉館だから上がるよう言われた姉妹は帰り支度を始めるがブリーは結婚指輪を落としてしまいます。

ジョナがプールの底で光るものを見付けるとブリーは潜って排水溝にぴったりハマっている指輪を見つけます。

指輪を引っこ抜くのを手伝うためジョナもプールに飛び込んで潜るが館長が誰もいないと思い水槽を覆うカバーを閉めてしまいます。

 

姉妹は水面に上がるがカバーが閉まっており、息は出来るもののプールに閉じ込められてしまいます。

ジョナは「指輪のせいだ」と吐き捨てるとブリーは誰かに気付いてもらおうとカバーを必死に叩きます。

しかしみんな帰ったうえに週末は閉館であるためいつまで閉じ込められるのかと恐怖を感じます。

硬いカバーに指3本分くらいの穴を発見しそこからこじ開けようとするが工具がないため思うようにいきません。

 

ジョナはリハビリ施設に入れられており家に帰ると母親と母親の彼氏しかおらず姉がいなかった事にショックを感じていました。

ブリーは「私には私の人生があるから。自分の面倒は自分で見て」と訴えるとジョナは感情的になり「姉さんが結婚を決めなければ指輪をもらう事もなかったしプールに閉じ込められる事もなかった」と言い放ちます。

ブリーは指輪をプールに投げたのはジョナだと分かり最低だと怒ります。

 

外で鳴り響いている着信音に気付くがプールに閉じ込められているので出ることができません。

婚約者は「今夜のディナーには行かれなくなった。先に寝てて」とメッセージを残しました。

再び着信音が聞こえてきたブリーは「彼が心配している」と嘆くか、閉じ込められイライラするジョナは「それがどうしたんだ、よくあんな奴と結婚できるね」と口にします。

こんな場所で喧嘩している場合じゃないと思って静かにしていたブリーだが相手を怒らせるまで突っかかってくる癖を治せと怒ります。

 

プールに長くいるせいで血糖値が下がり糖尿病であるブリーは頭痛が感じ苦しみます。

注射を打たないと昏睡状態に陥るかもしれないと分かりジョナは必死でカバーの穴を広げようとするが思うように行きません。

しかし、外から物音が聞こえてきます。

清掃員として雇われている保護観察処分中のクララがやってきてブリーの荷物に気付きます。

姉妹はカバーを必死に叩くとクララは気付き「何やってるの?」と言いました。

閉じ込められていることを必死に伝えるがクララはブリーの荷物の中にクレジットカードがあるのに気付き防犯カメラのスイッチを切りました。

そして銀行口座の暗唱番号を教えなければ助けないと脅迫しました。

 

ジョナは教えるなと口にするが夜なって気温がグッと下がり脱出したいブリーは仕方なく暗唱番号を伝えました。

ジョナは「戻ってこなかったら殺してやる」と叫びます。

ジョナは体調悪そうなブリーに「このまま動かないで」と言い排水溝の蓋を外そうとするが重くて断念します。

ジョナが精神的におかしいのは父親から虐待されいつまでも身体の中にいるからだと打ち明けます。ブリーも暴力を振るわれていたが寝タバコが原因で死んでから立ち直っていました。

ブリーは「父親は死んだの、それを忘れたらダメ」と年を押すといつのまにか戻ってきていたクララは笑います。

 

口座にある金が少ないとクララは文句を言います。

ジョナは「姉さんが苦しんでいる。せめて鞄から注射を取ってくれ」とお願いするがクララは放置するかもと脅してきます。

話してわかる相手ではないと思ったジョナは今まで穴を抉じ開けようと頑張って削っていたタイルが尖っているのを見て話があるとクララを呼びます。

そしてよく聞こえないとクララが穴に耳をつけるとジョナは尖ったタイルを穴から突き上げました。

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耳をぶっ刺されたクララは怒ってプールに塩素を送り清掃システムをオンにしました。

洗濯機の中にいるような状態となり姉妹は抱き合ってなんとか耐え穴から「助けて」と叫びます。

さすがにヤバイと思ったクララは解除し支配しているのは自分だと言い聞かせます。

婚約指輪を要求されたブリーは穴から渡すとクララは質屋に売ってくると言いました。

 

ブリーは婚約者が助けに来てくれた……夢を見ます。

ジョナは尖ったパネルを自分の首にあて自殺しようとしていました。

「姉さんには婚約者がいる。助かっても私には何にもない」

ブリーは「あなたが死んだら私も死ぬ。私は死にたくない。乗り越えられるはずだ」と説得するとジョナは勇気を持ちます。

 

結末

姉妹は今までたくさんの過ちを犯したからプールに閉じ込められたのだと結論付けジョナはここから出れたら変わってみせると言いました。

話を聞いていたクララは「わたしも昔はたくさん手にしていたが一瞬で失った。お互いに感謝するのね」と言いました。

クララは顔を合わせない条件でカバーを開けると言い姉妹は抱き合って喜びます。

しかし、クララが事務所で操作してもコードが無効でカバーは開きませんでした。

 

クララは警察に戻りたくないし顔がバレるから誰にも連絡しないと言い去ってしまいます。

死にそうなブリーは寝タバコではなく虐待される妹を助けるために火を起こし父親を押さえつけて殺したのだと本当のことを口にしました。

ジョナは「私が支える番だ」と何度もチャレンジして排水溝の重たい蓋を外して水面に上がります。

ブリーが寝てしまっていたので必死に呼びかけて起こし重たい蓋で突き上げるように何度も叩くとカバーが割れました。

ジョナはブリーを引っ張り上げで脱出すると意識朦朧とするブリーは目を開けました。

ジョナはほっとするが「脱出する気がした」とクララが銃を構えていました。

しかし泣きながら撃たないでと必死にお願いするとクララは銃を下ろし指輪と携帯を渡しました。

ジョナは姉が死にそうだから急いでと救急車を呼びクララに早く出て行くよう言いました。

ジョナは回復した姉に指輪を渡し抱きしめました。

 

感想 

説明が足りない。ジョナは父親から虐待を受けて育ち、それを見ていたブリーは火事を起こし父親を押さえつけて殺した。

それはなんとなく分かったがクララのキャラが曖昧でなんか見ていてイライラしますね。  

窮地に追い込まれている人を精神的に追い込んだら多分殺されますよ。なんか困った様子が見ている側には分かるが姉妹にはそんな事は分かりません。

結局、一番最初にやろうとした排水溝の蓋で脱出なのもちょっとがっかり。

 

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