映画「スウィンダラーズ」ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで/騙し合いに次ぐ騙し合い

 

作品情報・キャスト

大物詐欺師チャン・ドゥチルが死亡と報じられるが詐欺師だけを騙すジソンはどこかで生きていると確信する。

担当検事パク・ヒス達とチームを結成し亡き父の仇討ちをしようとするが・・・

監督はチャン・チャンウォン◆ファン・ジソン(ヒョンビン)◆パク・ヒス(ユ・ジテ)◆コ・ソクトン(ペ・ソンウ)◆チャン・ドゥチル(ホ・ソンテ)◆チュンジャ(ナナ)◆キム課長(アン・セハ)◆クァク・スンゴン(パク・ソンウン)
 
 

 

ネタバレあらすじ/スウィンダラーズ

 

詐欺師

大物詐欺師チャン・ドゥチルのネズミ講業者は23社あり被害者は3万人を超え10人が自ら命を絶ってしまいました。4兆ウォン詐欺事件の容疑者チャンは偽造パスポートを手に入れ中国に逃亡し雲隠れするがやがて死亡と公式発表され韓国を驚かせます。

~8年後、

チャンの担当検事だったソウル中央検察主席検事のパク・ヒスは署長が12億の賄賂を受け取っていた事が分かり逮捕してマスコミに発表します。

パク検事は秘密捜査チームを率いており天才ハッカーのキム課長、ベテラン詐欺師コ・ソクトン、美人局チュンジャにチャンの部下だったイ・ガンソクを調べるよう伝えました。

ガンソクは3年服役したあと違法な外貨取引や幽霊株などいろいろ手を付けていたが最近は不動産詐欺を仕掛けていました。パク検事は逮捕するからその間に家に監視カメラなどを設置しチャンの帳簿を持っていないか調べるよう伝えるがガンソクはチェ・チャンシクから詐欺に遭って嘆いていました。

不動産の競売場で会った者に詐欺をふっかけたがアメリカで相続し国内にローンがあるため送金まで三日かかると言われガンソクは5億手に入れるために返済額1億を支払ってあげたがトイレに行ったっきり姿が見えなくなったのです。

秘密捜査チームは監視カメラなどをチェックし変装していた若者が詐欺師だと気付くが映像を見ていたソクトンは「俺を刑務所に送った奴だ、詐欺師だけを騙すファン・ジソンだ」と怒りながら言います。

ガンソクの家からも出てきたところが防犯カメラに写っていたので家から何やら持ち出したはずだとパク検事は思い家を突き止め向かうと車で逃走したので執拗に追いかけ捕まえます。

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詐欺師だけを騙す理由

拘束してアジトに連れて行くとソクトンは恨みがあるので殴りつけます。

パク検事に目的はなんだと言われたジソンは「ガンソクはチャンを誘い出すための餌だ」と言いました。

チャンはこの世を去った事になっているがジソンはチャンを捜して数カ国渡り歩いており4年前にタイで発見していたのです。

パク検事は調べるとジソンには前科はなく肉親はいませんでした。父親がチャンに殺され復讐に燃えているのでパク検事は手を組もうと話を持ち込むと「俺が計画を立てチームを率いる。俺が殺すから手を出すな」と条件を出され承諾します。

 

誘き寄せる作戦

ジソンとソクトンは殴り合って逮捕されガンソクがいる留置所で「10億損しただろ」と喧嘩します。予想通りガンソクが接近してきたのでその間にチュンジャ達が事務所に監視カメラを設置します。

ガンソクは遺産を相続し投資先を捜していると同じ手口できたので笑いを堪えながらジソンはカジノをやるパートナーを探していて資金10億かかるが収益は半年で80%だと話を持ち込み帰ります。

監視カメラをチェックしているとガンソクは「半年で8億の儲けですから10億貸してください」と電話していました。ジソンは相手がチャンの側近クァクだと分かるが、その後にチャンが電話に出て「クァクを行かせるから話はそれからだ」と電話を切りました。

やはりチャンは生きていた・・・。

資金洗浄したいだけだと説明するジソンはクァクをカジノに案内するが「法的な責任を押しつけるきでは?」と言われ「責任は取りたくないが金は欲しいのか、話はなかったことにしましょう」と帰ります。

契約条件は伝えていたのに疑ってきたので好条件を示すのは危険だと思ったのです。

 

美人局チュンジャがクァクにわざとぶつかり財布を掏るがすぐにキム課長に渡します。

財布を返せを無理に鞄をひっくり返されチュンジャは涙を見せます。翌日疑って申し訳ないとクァクに話しかけられたチュンジャはお酒に付き合いルームキーを盗んでキム課長に渡します。

ルームに監視カメラを設置してルームキーをすぐの戻すはすがなかなか戻ってこないのでチュンジャは苦手な酒を飲んで時間を稼ぎます。

ジソンはチャンに何か動きがあるかもしれないとタイに行き、クァクの部屋で寝てしまったチュンジャは急いで携帯のデーターを盗んでキム課長に送信します。

そしてパク検事が「チャンを目撃した情報」のニュースを流すとクァクは部屋に行き「用心してください」と電話すると「近くまで行くから出てこい」とチャンは言いました。

韓国にいるのかと驚くパク検事たちは車で向かいチュンジャはクァクの車をタクシーで尾行します。

 

パク検事

パク検事は全力で追いチャンの逃走を許してしまうがクァクが仁川で何か受け取ると分かり今度こそ捕まえてやると意気込みます。

しかしやたら構ってくるチェ記者が気になり調べるよう部下に伝えると「今ジソンと会っています」と知らされます。詳しく調べると賄賂リストを調べる過程でチェ記者と知り合った事が分かるが亡くなった父親は被害者ではなく詐欺師だった事を知ります。

父親の名前がファン・ユソクで通り名は「夜霧」だと知ったパク検事はチャンの密航を検事長に頼まれ手伝い自分が始末した人だと気付きます。

タイに行っているはずのジソンに「チャンが韓国に現れたから帰ってこい」と電話すると「明日帰国します」と電話は切られました。

 

パク検事は銃をジソンに渡したあとソクトンを呼び相撃ちをに見せかけてやれと銃を渡します。

クァクの車にGPSを仕掛け尾行すると仁川のレストランに入っていきます。チャンとの会話が聞こえてきたがやけに静かなので地下なのでは疑いジソンはチュンジャとソクトンと共に店に入り、それを確認したパク検事は「合図を出すから突入して一掃しろ」と部下に命じました。

ドアを見付けるとチュンジャが店員にわざとぶつかって注意を引きその間にジソンとソクトンが銃を手に地下に降りていきます。

鍵がかかっている事を知ったパク検事は「出てきたところをやれ」と命じるが「3千億の金をきれいにし韓国にはもう戻らない」と会話が聞こえ撤収命令を出します。

ジソンは「目の前にいるんだから今やる」と銃を構えるがパク検事に命じられたソクトンに殴られます。

ジソンは「なんで邪魔したんだ」と掴みかかるとパク検事は「まずは金を手に入れる」と言いました。

復讐が目的のジソンは出て行こうとするが「タイには行かずチェ記者と会っていたんだろ。賄賂リストをやるから協力しろ」と言われ受け入れます。

 

ジソンの正体

クァクが謝罪に訪れます。ジソンは「譲渡性 預金証書」を現金化して欲しいと頼まれます。1億なら銀行で出来るだろうとわざと言い放つとクァクは300枚差し出してきました。

ジソンはパク検事と「30%とリスト」を貰うと約束し、「俺はリストだけでいい、あとは3人で分けてくれ」とソクトン達に伝えると3人は喜びます。

ジソンはクァクは会社を設立して残りの金は自社できれいするのだろうと予測しルートを断たせるためパク検事の権力を使い捜索令状ですべて押収します。そして手に入れた半分のリストをチェ記者に教えると警察官などが関与しているとニュースで流れます。

クァクが消えたと連絡が入り仁川のレストランに突入するともぬけの殻となっていました。パク検事から「この後どうするんだ!!」と胸倉を掴まれるジソンだがクァクから着信があり「急な出張で海外に行くことになりました。明日までに300億用意出来るなら2千700億ウォンの資金を追加する」と言われパク検事が頷いたので承諾しました。

電話を切ると議員を後ろ盾に持つパク検事は「チャンから受け取った300億用意してください。あんたらの尻拭いをしてやってんだ。私腹を肥やすのはやめて自分の務めを果たせよ」と検事総長たちに怒りをぶつけます。

 

パク検事は「明日すべてを手に入れます。リストがあると騒いだガンソクに償ってもらいマスコミを押さえつけます」と議員に伝えます。

そして車に押し込めたガンソクに遺書を書かせ一酸化中毒で自ら命を絶ったように見せかけようとするが「全部話すから、命令されたんだ」と訴えてきたので車から出します。

「チェ・チャンシクからリストがあるとデマを流せば2倍払う、留置場に入れば更に払うと言われ応じただけだ」

チェ・チャンシクはジソンであり最初から計画していたのだとパク検事は気付きます。

 

ジソンはクァクに300億渡すと磨研浦の港から明日の夜に出港すると言われます。磨研浦の港は父親が殺された場所でもあります。

ジソンは車に戻り証書をパク検事に渡すが黒い布を被らされアジトに拘束されます。クァクの車にはGPSが取り付けられており尾行した部下たちから「アジトを突き止めました」と知らされ「チャンもすべて始末しろ」と命じました。

「金も手に入れチャンも見付けたからお前はもう用無しだ」とジソンは鉄パイプで殴られます。

パク検事は殴り続けるが部下から「チャンが金とともに消えました」と連絡が入り急行すると「どこのネズミかと思ったらパク検事か」とチャンから電話があります。

「リストでもなんでも公表すればいい」とパク検事は言い放つがこの会話は検事長や総長も聞いており「パク検事の処分をどうするかで公表するかどうか決める」とチャンは電話を切りました。

 

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結末

ジソンはチュンジャ達3人から「逃げた方がいい」と言われるが引退した父親を引きずり込んで口封じした奴だけは許さないと言い放ち手を貸してくれとお願いします。

チュンジャは今までジソンが調べていた写真を検事長や総長に送り付け「情報源はパク検事です。野放しにしていいんですか」と電話します。

磨研浦の港に到着したジソンは「約束通り取り分とリストを渡せ、あんたらがした事をばらずぞ」と訴えるがパク検事は「もうすぐ消えるんだから必要ない、もしかして外部への告発状のことか」とUSBを見せてきました。

ソクトンがすべて回収しておりパク検事が「やれ」と命じるとキム議長とチュンジャ、そしてジソンは船に連れて行かれます。

 

パク検事はタバコを吸いながらチャンを待つが「証書はすべて偽造」だと知らされ携帯を投げ付けます。

クァクが運転する車の後部座席にはチャンが乗っていました。パク検事は港倉庫に入ってきたところチャンを捕まえ「貴様騙しやがって」と訴えるがチャンが帽子を取るとそこにはジソンがいました。

ジソンは銃を突き付けられるがパク検事の頭にソクトンが銃を突き付けます。

ソクトンとクァクの家族はチャンの詐欺によって自ら命を断っており最初からジソンと繋がっていて計画していたのです。

パク検事が聞いていた会話は最初からクァクとジソンの会話を録音していたものだったのです。

パク検事は「すべて検事や総長が悪いんだ。証拠をすべて渡せ、腐った世の中を変えるため俺が逮捕する」と訴えるがチュンジャが「お待たせ」とやってきました。その後ろには検事長や総長がいました。

そしてチェ記者が大勢のマスコミを連れて押し入ってきます。ジソンはチェ記者に親指を立てて笑いパク検事がこの場所にも監視カメラが設置されている事に気付きます。この映像はキム課長がリアルタイムでネット上に流していました。

 

すべてが明るみなり権力は逮捕され、罪を償い出所したジソンは自宅に帰るとソクトンとクァク、チュンジャとキム課長が出迎えてくれました。

「何の集まりだ?」と聞くとソクトンはパク検事から奪った大金を見せ「もう1人いるだろ、チャンを騙す計画を考えろ」と言いました。

5人はチャンを騙す計画を立てるところで映画は終えます。

 

感想

正直、先は簡単に読めてしまいましたがクァクだけでなくソクトンも最初から繋がっていたとは思わなかった。

チュンジャとキム課長の立ち位置がよく分からないがこの2人は単純にジソンの味方になったとゆう事でいいのかな。それとも被害に遭って自ら命を絶った者が10人いたから何かしら関係があったのか・・・。

そしてパク検事が率いていた悪者のような部隊は倉庫から消えたがどこへ行ったのかしらね。