太王四神記(最終回)ネタバレあらすじ・天の力は天に返すべき~ 広開土境平安好太王!!

韓国ドラマ「太王四神記」作品概要

2000年前、神の子ファヌン様は守護神を連れてチュシン国を建国。虎族の火の巫女カジンから能力を取り上げ命を大切にする熊族の美女セオに与えました。ファヌン様に恋したカジンはセオが出産した事を知り嫉妬に狂って赤ん坊を崖から放り投げると怒りに狂ったセオは黒朱雀に化けて国を炎の海にした。ファヌン様は仕方なくセオの心臓を矢で突き刺し四神を残し天に帰るとチュシン国はバラバラとなりました。そして10年前、チュシンの星が輝くとチュシン王が誕生し四神が眠りから覚めると言い伝えがあるため火天会が探し始めました。

タムドク(ぺ・ヨンジュン)キハ(ムン・ソリ)スジニ(イ・ジア)ヨン・ホゲ(ユン・テヨン)大長老(チェ・ミンス)ヨン・ガリョ(パク・サンウォン)ソスリム王(チョン・ソンファン) ヤン王(トッコ・ヨンジェ)ヒョンゴ(オ・グァンノク)

 

韓国ドラマ「太王四神記」全話ネタバレあらすじ

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ネタバレあらすじ/太王四神記

 

チュシンの王

キハは大長老が火の力を盗み若い肉体を手に入れ数千年近く生きている事を知ります。

お腹にいる子を守りたいキハは小さい頃からそばで仕えるサリャンに長く生き過ぎて心を失った大長老を裏切って欲しいとお願いします。

タムドクは「退却せよ、命に逆らえば反乱軍とみなす」とホゲ軍に伝令を送ります。伝令を受け取った時にはホゲは村を次々と壊滅させ白虎の神物を手に入れていました。スジニの姿が見えないので探すと申し出てくれたチョロにお願いしタムドクは契丹に出征するがホゲが村を次々と壊滅させていたので部族から襲撃されてしまいます。

その頃、国政を任されていたヨン・ガリョは火天会を手に入れホゲを王にするから朱雀を取り返しホゲに渡す青龍を手に入れて欲しいとキハから頼まれます。

タムドクがチュシンの王だと認めていたヨンだが我が子ホゲを王にしたい欲が勝り、タムドクから与えられた権利を活かして神物を手にしキハに渡しました。

 

内乱

タムドクから鍛治職人パソンを連れ戻すよう命じられていたチュムチが任務を終え戻ってきました。タムドクはチュムチ達を連れ自ら戦地に行き契丹君主アティラにホゲは反乱軍だと説明し同盟を結んで高句麗の弟になるよう要求しました。

アティラは受け入れる条件としてホゲの首を要求しました。

その頃、ホゲが王命に背きタムドクが3つの神物を手に入れた事でホゲ陣営で内乱が勃発してしまいます。朱雀と青龍の神物を持ってホゲ陣営に到着したキハは自分が頼まれて渡した毒によりヨン・ガリョが亡くなった事を伝えます。

内乱が起こり、母親の仇だけでなく父親の仇にもなり、ましてや愛する女性キハが憎む男の赤子を身籠っている事を聞かされたホゲは神物を持って立ち去れと言い放ち暴走します。

契丹を攻め続けるホゲはドゥタイ率いるキドゥハリ部族と衝突します。そこへ争いを止めたいタムドクがわずかな部下と駆け付けるがドゥタイは高句麗の王を殺した者に契丹一の勇者の称号を与えると告げたため争いとなってしまいます。

 

白虎の主

タムドクは仕方なくその場で終わらせるためにキドゥハリ部族を全滅させホゲにそこまでして王になりたいのかと言い放ちます。

ホゲは王座などどうでもよく親の仇だと言い、タムドクと剣を交えます。

剣で勝ったタムドクはホゲに「王命に背いた罪で位を剥奪し国から追放する」と言い背を向けてその場を後にします。

ホゲはタムドクの背に向かって剣を投げると王を守ろうとしたチュムチの胸に突き刺さります。しかしホゲが持っていた白虎の神物が光るとチュムチの傷が塞がれました。白虎はチュムチを主と決めたのです。

タムドクはチョクァンの首をホゲと偽り契丹に渡しました。

サリャンは産気づいたキハを連れて村に隠れるが火天会の大長老に見付かってしまいます。生まれたての赤ん坊の心臓を手に入れるよう言われていたサリャンは村にいた別の赤ん坊の心臓を渡しました。

キハは意識朦朧としながら子を生み、それを手伝ったのは偶然村にいたスジニでした。

キハは姉で父親はタムドクだと知らされたスジニは子を守ってくれとサリャンに託され馬を走らせます。また意識が戻ったキハは赤ん坊がいない事で外にいた大長老に殺されたのだと思います。キハは剣を突き刺そうとするが大長老はサリャンを楯にしました。

 

5部族の法を統一

大切なものをすべて失ったキハは天と戦うと決意しホゲを連れて火天会の本拠点、阿弗蘭寺に向かいます。

大長老から阿弗蘭寺と、朱雀と青龍の神物を捧げられたキハは「虎族の母、火の巫女」だと評されます。

「我が子の仇、おまえを殺すのが先決だ」と言い放つキハだが生きていると知らされ妹スジニが赤ん坊を抱いている光景を思い出します。

火天会が赤ん坊とスジニを拉致したと思うキハは何が望みだと聞くと大長老は「チュシンに奪われた虎族の地を取り戻すため、白虎と玄武の神物、そしてタムドクの心臓が必要だ」と言いました。

一方、タムドクは四方へと散らばった1万の高句麗兵と主なき家畜が集め、高句麗軍の威光を知らしめるため国内城への帰還は最短の道を使わず大きく遠回りをしました。

その後、タムドクは各部族の私兵制度を廃止し、5部族の法を統一して自治権を与える代わりに律令に従わせました。太学と経営に注力し人材育成に努めるが国内城を任せられるヨン・ガリョの死を長い間惜しみました。

 

1年後。

後燕の太子側近から援軍要請があるが他国の内乱に兵を引き連れていくわけにはいきません。しかしタムドクは手紙を送ったのはスジニではないかと疑い高句麗王だということは伏せチュムチ、ヒョンゴ、チョロを連れて側近の家を訪ねます。

太子を守ればいいだけの話でありタムドクはひそかに太子を連れ出して助けました。そんな姿を遠くから愛しそうに見守るスジニ。

皇帝から奮威将軍の意を授かった側近はタムドクの祖母が持っていたという巻物を持ってきました。

天弓に書かれた下巻であり、上巻を持つヒョンゴは神物の壊し方が書いてあるが壊せばチュシン王も死ぬため焼き払うよう言われます。

南の国境から百済が侵攻していると報せが入りタムドクは他国の調査を終え宣戦を仕掛けます。見事な策略で3方向から攻めると高句麗の勢いは止まらず数年後に百済軍は内部から崩れました。

国名を残す事を条件に百済王は高句麗の弟分になる事を決意しタムドクは国内城に戻ります。

 

結末/太王神四記

後燕軍が3万の兵を引き連れ国境付近に侵攻してきます。北魏軍に負け王まで命を落としたのにどこにそんな余力があるのか?また倭国に侵攻される新羅から援軍要請がはいります。

タムドクはフッケ将軍に5万の兵を任せ伽耶に上陸する倭国軍を一掃するよう命じ百済軍を動かせなくさせます。

8年前に助けた後燕の武将が訪れ、高句麗に侵攻中の後燕軍は北魏軍を操るホゲ率いる火天会だと知らされます。

武将が高句麗に来る途中にスジニと会った事を知ったタムドクは船着き場で8歳のアジクを連れたスジニを発見します。

再会を果たしたタムドクは「たとえ黒朱雀でも私のそばにいろ」と抱き締めます。

スジニの再会をチュムチは大いに喜び育ての親であるヒョンゴは喜びながらも見付からない事を祈っていたので複雑な気持ちになります。

スジニは姉の子供だとみんなにアジクを紹介しました。

玄武と白虎の神物がコムル村にあると突き止めたキハは大長老に手に入れるよう命じました。

(キハは神物を手に入れ封印を解き、大長老よりも早くホゲに天の力を捧げタムドクと共に死ぬ覚悟)

それによりコムル村を襲撃し2つの神物を手に入れた大長老は8年ぶり戻ってきた女性が子連れだと知りタムドクとキハの子供に間違いないと思います。

神物がすべて火天会の手に渡るがチュシンの血がなければ封印は解けないのでタムドクは阿弗蘭寺には行かないよう部下から進言されます。

しかしアジクが火天会に拉致され「キハはスジニの姉でアジクはチュシン王の子」だと知らされ、タムドクは阿弗蘭寺に向けて侵攻します。

タムドクはホゲ率いる火天会と衝突します。

一方、キハは4つの神物を手に入れた大長老と対面するがそこには我が子がいたため驚きます。

大長老は封印を解くためキハの身体の中に入りアジクの心臓を手に入れようとするが我が子を助けたいキハの気持ちが大長老を追い出そうとします。

スジニは駆け付け姉を助けようと何度も大長老に襲い掛かるが倒されます。

アジクが傷付けられ怒りが頂点に達したキハは我を忘れ黒朱雀となります。

ホゲを倒し駆け付けたタムドクはスジニとアジクの無事を確認します。大長老を天の力で消し去りキハに心を静めるよう願います。

「自分が天と戦っているから多くの犠牲者がでた。天の力など借りずにチュシン国を創りたい」

自分がしなければならない事は神物を破壊する事だと分かったタムドクは迷わず天弓を折りました。

タムドクは国土を広め、国を平和に収め、民から慕われ「広開土境平安好太王」と呼ばれた。

国が強く豊かな事に民は安心し五穀豊穣をもたらした。

「天の力を消し去った」

「封印された天の力を解放した」

噂され真意は定かではないが太王の言葉「これから待つのは人ではなく天、振り向けば天が見守っている」が今でも伝わっている(終)

 

 

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