映画「テイキング・ライブス」ネタバレあらすじと結末/連続殺人鬼が次々と別人に

 

作品情報・キャスト

FBIのスコット捜査官は白骨化した遺体発見現場に向かいます。

調査を進めるうちに19年前に死んだとされた息子が生きていたと届けを出した夫人と繋がり、犯人は人生を奪いながら次々と他人に成り済まし生きていると判明する。

監督 = D・J・カルーソー◆イリアナ・スコット(アンジェリーナ・ジョリー)◆ジェームズ・コスタ(イーサン・ホーク)◆アッシャー夫人(ジーナ・ローランズ)◆マーティン”少年時代”(ポール・ダノ)◆ルクレア(チェッキー・カリョ)

 

ネタバレあらすじ/テイキング・ライブス

 

1983年、カナダ・ケベック州。

16歳のマーティンはできるだけ遠くに行こうとモンローリエ行きのバスに乗り込むがエンジントラブルで動かなくなります。

バスの中で知り合ったマットと共にレンタカーを借りて向かうがこんどはタイヤがパンクしてしまいます。

スペアかあったためマットはタイヤを交換しようとします。その時、車が向かって来ることに気付いたマーティンは「身長は同じぐらいだな…」とつぶやきマットを車道に突き飛ばしました。

マットは轢かれ走ってきた車は横転しました。マーティンはマットとドライバーが死んでいる事を確認しマットの顔を潰し成り代わります。

それから次々と人を殺しては被害者に成り代わり、マーティンが起こした事件は未解決事件となります。

 

19年後、カナダ  モントリオール

建設現場からミイラ化した死体が発見されます。

モントリオール警察のルクレアはFBIに協力を要請しパケット刑事とデュバル刑事を連れて現場に向かいます。

するとFBI捜査官スコットが死体があった場所に寝転んでいました。彼女は「計画的犯行で死体を見付けて欲しかったのだろう」と言いました。

またフェリー乗り場で19年前に死んだ息子がいたとアッシャー夫人が訪ねてきました。見間違いではないかと聞くがアッシャーは「とても危険な人間で母親の目は誤魔化せない」と言いました。

スポンサーリンク

 

犯人

新たな事件が起こり同じように死体は顔面が強打され誰か分からない状態でした。目撃者がいたため犯人は両手両足を切断することなく逃走しました。

スコット捜査官は目撃者のコスタに話を聞きに行きます。

サイコキラーは「レイプ」や「殺人」など暴力的な言葉を聞いても何の感情変化もないが絞殺具を見せると純粋に動揺し不快感をあらわにした事でコスタは連続殺人鬼ではないと思います。

コスタが描いた犯人の似顔絵を公表すると家賃滞納者だと大家から連絡があり向かうが天井裏で死体を発見します。

被害者がアッシャー夫人に何回も電話していた事を知ります。

アッシャー夫人は19年前に死んだと思っていた息子が生きていたと届けを出していた事が分かりスコット捜査官は似顔絵を持って訪ねます。

アッシャー夫人は「似ている」と答えました。

母親の話からマーティンは一度骨折していると知り死体を掘り起こし確認すると何箇所か骨折していたがマーティンが骨折した頭骨は無傷であり死体はマーティンではないと判明します。

アッシャー夫人の家を訪ねたときに隠し部屋があるのに気付いたスコット捜査官は勝手に侵入します。

隠し部屋はマーティンの部屋だったが何者かに後ろから羽交い締めにされ振り解くと逃げて行きました。

スコット捜査官は会議を開き20年間人生を奪ってきたマーティンは次々と他人に成り済まし生きていると説明しました。

 

結末

コスタの画廊に空き巣が入ったと連絡があります。翌日エドワーズという男と絵の商談で会う事が分かり犯人かも知れないと警護をつけます。

スコット捜査官は何回か会ううちにコスタに好意を持つようになり判断を誤る可能性があるため任務を外れたいと伝えるが今まで何度も誘われたのに自分を見失わなかったはずだとルクレアに説得されます。

 

コスタはエドワーズから盗んだ絵を買っていました。エドワーズを犯人に仕立てるためわざと襲わせ警護についていたデュバル刑事を射殺します。

そしてエドワーズから脅されて運転させられているように見せかけ事故を起こしエドワーズを殺しました。

殺人現場に残された犯人の毛髪と一致したためエドワーズがマーティンであり事件は解決しました。

 

スコット捜査官とコスタは身体を重ねます。

コスタは縫った傷口が広がってしまいドクターから「激しい運動でもしたのか」と言われスコットと共にニヤけてしまいます。

アッシャー夫人がマーティンを確認するため病院に訪れスコットは偶然同じ病院にいたため急いで向かいます。

しかしアッシャー夫人がエレベーターの中で殺された事でコスタがマーティンだと分かります。

逃走したコスタは新たに別人に成り済ましていました。

 

職務責任局はスコットの解雇を決定するがそれはマーティンを誘き寄せるためでした。

スコットはお腹に赤ちゃんがいるように装い7ヶ月間ずっとマーティンが現れるのを気を張り待ち続けていました。

背後から首を絞められお腹を刺されるがスコットはハサミを抜いて振り返りマーティンの心臓に突き刺しました。

ルクレアに電話をかけ「やっと終わった」と報告しました。

 

 

洋画
スポンサーリンク