悪戯による悲劇「グッド・ネイバー」衝撃な結末とは?ネタバレで解説

映画「グッド・ネイバー」作品概要

高校生2人は近所に住む老人の家に侵入し仕掛けを作って監視カメラを設置します。

音楽を流したりドアを動かしたりして老人の反応を楽しみ動画を撮ってふざけていたがとんでもない結末が待ち構えていた。

 

監督 = カスラ・ファラハニ◆ハロルド(ジェームズ・カーン)◆イーサン(ローガン・ミラー)◆ショーン(キーア・ギルクリスト)
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ネタバレあらすじ/グッド・ネイバー

 

配信者の掟

イギリスで二週間嫌がらせをする実験が行われました。

普段は気に留めない人との関係において日常を変えるため操作が加えられます。実験を振り返ると深刻な影響を受けた者は神を信じるようになりました。

変わったのは性格ではなく認識であり人々は見たいものを見る。

高校生のイーサンはカメラに向かって実験の条件を語りました。

①被験者への物理的な妨害行為は禁止

②結果に関わらず6週間で終了

③編集や台本は使わず事実のみ記録する

 

ターゲットにされた老人

ターゲットは向かいに住む老人ハロイド、未来のIT王間違いないと称する友人ショーンと共に霊の存在を信じさせる実験を行います。

ショーンはリアルタイムで気付かれずに音声と映像で監視するには高速インターネット回線と小物が必要だと自慢気にカメラに語ります。

無線LAN対応のモーションセンサー付きカメラや遠隔操作できる薄型カメラ、ワイヤレス盗聴器などショーンが手に入れイーサンの部屋を管制室にします。

ハロイドの留守を見計らってイーサンとショーンは家に侵入し家中のいたるところにカメラなどを設置しドアや電気系統に細工します。

その夜、お互いの彼女を呼んでビールを飲んで楽しむイーサンは、老人ハロイドは奥さんに暴力を振るって逃げられ今ではアル中で周りを憎んでいるサイコパスだと話し始めました。

しかしそれは嘘であり、イーサンはハロイドのせいで両親が離婚したと思っており憎しみを持って悪ふざけのターゲットに選んでいたのです。

父親は暴力を振るう人だったがイーサンはそれでも幸せでした。しかしハロイドが仲裁に入ったあと両親が離婚して悲しい想いをするようになりいつの間にかハロイドを憎むようになっていたのです。

実験が終われば動画をアップさせ100万再生を達成して注目を浴びるのだとイーサンは語りました。

 

悪ふざけ

遠隔操作で電気を薄暗くさせ電波を妨害してテレビの映りを悪くします。それを繰り返すとハロイドは立ち上がりブレーカーを確認しに行きます。

ところが電気系統をいじくったためアラーム音が鳴ってしまい警察が訪ねてきました。イーサンとショーンは急いで電気をつけるが玄関に盗聴器を仕掛けてないので会話が分かりませんでした。

警察は念のため家の中を確認したいとお願いするがハロイドは15年も故障しているから必要ないと帰しました。

ドアをバタバタと動かします。

ハロイドは閉めに行くがリアクションはとくになくイーサンとショーンはその夜にも遠隔操作でドアをバタバタ動かします。

モニターでチェックしているとハロイドは斧を持ってきてドアを破壊しました。

予想出来ない行動を見て驚いているとショーンはハロイドがカメラを見ている事に気付きばれていると脅えるがイーサンはカメラをズームにして確認すると偶然だと分かります。

しかしハロイドの姿が見えなくなると玄関のチャイムが鳴りました。やっぱりバレているんだと脅えるショーンだが家に帰らないショーンを探していた父親でした。

ショーンが父親に捕まり帰ってしまったのでイーサンは1人で監視しているとハロイドは地下室にいたのだと分かります。

地下へと降りるドアには南京錠がかけられていたのでカメラを仕掛ける事が出来なかったのです。

人間の仕業とは気付いていないが行動が確実に変わっている事でイーサンはとりあえずここまでは実験は成功だと満足していました。

しかし翌日やってきたショーンは見た目以上にダメージを与えている可能性があるから限度を考えないとダメだと言いました。

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夜、ハロイドが眠っている時にイーサンは音楽プレイヤーを作動させます。

ハロイドは起き上がり病気だった妻が夜中に音楽をかけ踊っていた事を思い出していました。

部屋に戻るハロイドを見て斧で破壊すると思っていたイーサンは期待を裏切られます。

細工していたガラスにひび割れを起こさせると冷気が入り込みハロイドは寒くて起き上がるが病気だった妻が家で余命を過ごすため戻ってきた日を思い出していました。

イーサンとショーンにはただベッドに座りぼけっとしているようにしか見えないので退屈します。

ハロイドが頻繁に地下に降りて行くことに気付いたイーサンとショーンは女性の悲鳴が地下から聞こえると通報します。

しかし特に何もないようで警察は帰っていきました。

ショーンは最後に予定通り家具を動かして実験は終わりだと言います。イーサンはどうしても地下室が気になり侵入しようと話を持ちかけます。

反対するショーンだがハロイドが飼っていた猫がカメラを落としてしまい、このままでは監視カメラに気付かれてしまうと警戒したイーサンが回収しに行きます。

 

結末・鳴らしてはいけない音

ショーンは管制室でモニターをチェックするとハロイドは寝ていました。しかし拳銃を持って侵入したイーサンを見て何考えているんだと落ち着きません。

簡単に侵入してカメラを回収出来たイーサンは調子に乗ってそのまま地下室に入ります。モニターを見ていたショーンはハロイドが起き上がるのを確認しイーサンにメールで知らせます。

イーサンは何気なく目の前に会った呼び鈴を持って地下から出ててしまうがその事に気付き慌てて呼び鈴を机の上に置きます。

この時に呼び鈴がかすかに鳴ってしまいハロイドが近付いてきます。イーサンは咄嗟に隠れるがハロイドが銃を持っているとショーンからメールが来ます。

ハロイドは呼び鈴をしばらく見たあと、銃をこめかみに当てて自殺しました。

驚いたショーンは急いで向かい自分達の悪ふざけのせいで自殺したんだと言いました。イーサンはハロイドは自殺だから大丈夫だとショーンを落ち着かせ2人は仕掛けていた盗聴器やカメラを回収します。

しかし、発砲音を聞いて駆け付けた警察に見付かってしまいました。

 

余命を自宅で過ごしていた妻にハロイドは大声を出して無駄な体力を使わせないために呼び鈴をプレゼントしていました。

「これを鳴らせばどこにいてもすぐに駆け付ける」と愛する妻に伝えていたのです。

イーサンとショーンが仕掛けたドッキリは六週間にわたり妻が確実にいると思わせ、地下室で女性の声が聞こえると警察が訪ねて来たあと呼び鈴が鳴ったので妻が呼んでいると思いハロイドは自殺したのです。

この州では重罪の過程で死者が出た場合、殺人罪としてその責任を重罪を犯した人物に殺意の有無に関わらず問うことが出来ます。

孤独な老人を痛めつけ記録するという非道を行なったイーサンとショーンには終身刑にも値すると判事は個人的な意見を述べます。

しかし法律ではそこまでは罰することはできず軽罪の違法な監視行為と家宅侵入で有罪となります。

法廷を出ると大勢のマスコミ、そして人々の罵声が飛び交っていました。しっかり反省するショーンに対しイーサンは注目されるのはこうゆうことかと周囲を見渡していました。

 

 

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