映画「ザ・ボディガード(2017)」ネタバレあらすじと結末/依頼を受けた殺し屋だが一転してターゲットを守り逃走

 

作品情報とキャストの紹介

組織の金を着服していた弁護士とその妻を殺害したボスは留学している娘がいると知る。

殺害するよう依頼された凄腕の殺し屋ルーカスは彼女を捜し出すが別の殺し屋もいる事に気付き一転してボディガードとなり逃走する。

監督=ジョナサン・モストウ◆ルーカス(サム・ワーシントン)◆エラ・ハットー(オデイア・ラッシュ)◆リチャード(アレン・リーチ)◆マーティン・ハットー(イーベン・ヤング)◆パメラ・ハットー(ステファニー・ドゥーリー)
 

 

ネタバレあらすじ/ザ・ボディガード

ニューヨーク。

マフィアのボスであるリチャードは組織の金を着服していた弁護士のマーティンと妻のパメラを始末するが娘のエラは留学中でした。

スイス。

寮に住んでいたエラは校長先生から呼び出しを受けるが誰かがタバコを告げ口したのだと思い、彼氏にダンスに誘われたので無視して外出します。

酒を飲みダンスを楽しんでいたがこちらを監視する男ルーカスに気付き父親が自分の見張り役として部下を行かせたのだとウンザリします。

リチャードから娘を始末するよう命じられていたルーカスだが自分以外にも殺し屋がいる事に気付き一転して彼女を守りながら逃走を試みます。

車にエラを乗せると彼女を追ってきた恋人のセルジオも乗り込んできました。執拗な追ってからなんとか逃走したルーカスは「君は命を狙われている」と教えます。

セルジオは事件に巻き込まれるから行くなと説得するがエラはなんとなく味方だと思いルーカスについていきます。

 

ルーカスは国境を越えるまでエラをトランクに入れようとするが閉所恐怖症で頭が変になると断られます。

命が狙われている時にそんな事言っている場合ではないと説得され、MRI検査の時にずっと話しかけられて耐えられた経験があったのでエラはずっと会話する条件で受け入れました。

エラは父親が大嫌いな話をするがやはり耐えられなくなりトランクから出すよう訴えてきました。

ルーカスは戦争の時に犬が遊ぼうとやってきたが敵軍に見付かるから黙らせろと隊長に言われノドを斬り裂いた事がありました。そのままずっと犬の血にまみれて塹壕で身を潜めていたが見張っていたのはただの民間人だったのです。それを思えばトランクの中ぐらい平気だろうとエラに言いました。

 

フランスに到着したルーカスは山中にある空き家を見付け浸入します。

リチャードから妻テレサと娘ジリアンの写真がメールで届いたので連絡すると「おまえはエラにジリアンを重ねているだけだ」と言われます。

多くの部下がいるリチャードは「必ず始末しろ。これは部下全員に対する見せしめだ」と言いました。

トランクから解放されたエラは部屋にあった子機でパパに電話するとリチャードと内通するFBI女性特別捜査官ジーナが出ます。

「ルーカスはプロの殺し屋であなたの命を狙っている」と言われたエラは逃げようとするがルーカスに銃を向けられます。

ルーカスは家族の命を救うためやるしかないと思うが「撃たないで」と必死に訴えるエラを見て撃つことは出来ませんでした。

「君の両親は始末された。本当は警告するつもりで先にエラを始末する予定だったが俺が任務を実行出来なかったから組織は両親を殺したんだ」

 

パパが嫌いとは言ったが本心ではないとエラは嘆きます。分かっていると返事するルーカスだが手に持つ酒瓶が狙撃され急いでエラを奥へと逃がし返り討ちにします。

窓から飛び降りたエラだがライフルを構える男が目の前にいました。死を覚悟するエラだったが猛スピードでバックしてきた車に男は轢かれました。

運転していたルーカスはエラを乗せて車を走らせるが戦闘中にできた傷が痛みヤクがきれて思うように身体が動かなかったのでエラに交代してもらいます。

移動手段を電車に変えたルーカスは信頼できる医師ダニを呼び治療してもらうが自分が使っていた麻薬をやたら勧めてくるので危険を察知します。リチャードが懸賞金を掛けホームに殺し屋がいる事を白状させたルーカスはダニの首に注射器をぶっ刺し、先にホームにおりていたエラを間一髪のところで助けます。

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イギリス海峡を船で横断するルーカスは念のためエラに銃の使い方を教えます。

イングランドの隠れ家に到着すると娘ジリアンの写真が壁に貼ってあり父親だったことにエラは驚きます。ルーカスは「母親が妊娠中に出て行ったので会った事はないと」と言いました。

「娘と会わなくて正解ね」と言われたルーカスはたった今射とうとしていた注射器をたたきつけました。

エラはパパの仇をとるため遺産が入るから払えると説明し依頼料はいくらか聞きます。

人を殺せば魂を失うぞと断られたエラは銃を手に1人で出て行きました。

 

結末/ザ・ボディガード

会社を訪ね面会を申しでるとリチャードが姿を表します。

銃を構えるがルーカスの言葉が頭をよぎり撃てませんでした。逃げようとするが通報を受けた警察に捕まり弁護士に真実を伝えても「嘘はやめてくれ」と言われるだけでした。

組織の金が娘の口座に隠されていることが判明し詐欺捜査官がスイス政府に令状を送ったと報告を受けたリチャードは口座が凍結されるまえにエラを釈放して金を手に入れろと命じました。

釈放されたエラは家まで送るとやってきたジーナの声を聞いてパパの電話に出た女性の声と同じだと気付くがそのまま捕らわれてしまいます。

「エラは捕まえた。お前に用はないし無価値な人間だからもう追わない」とリチャードから電話がはいったルーカスは足を洗うために逃げるつもりだったが引き返します。

 

エラはルーカスが助けに来ると信じログイン情報を脅されても吐きませんでした。

警備員を始末し浸入したルーカスはリチャードに銃を突きつけると「彼女は地下にいる」と言いました。

背中に銃を押しつけ案内させるとエラは拘束されそばにはジーナと殺し屋メッツガーがいました。

拘束を解かせるといきなりリチャードの息子ウィリアムがやってきて父親に矢を放ちました。父親が麻薬で大金を稼ぎ大好きなママを追いやったことで密かに恨んでいたのです。

ルーカスはジーナを始末したあとエラを探すがメッツガーに撃たれ倒れていました。

ルーカスは格闘で押されるがリチャードがライフルを持って現れ使えない奴だとメッツガーを始末しました。

ルーカスはメッツガーとの死闘で銃を落としてしまい死を覚悟するがメッツガーに撃たれたエラが倒れながらもリチャードを撃ち復讐を果たしました。

エラは「良い人だから助けに来てくれたね」と言い救急車で運ばれました。

命が助かり退院したエラは両親の墓参りを終えます。そして真面目に人生をやり直していたルーカスは妻と娘に連絡し会いに行きました。

 

 

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