作品情報とキャストの紹介
南北戦争中に農民をしていたジョージーは北軍に妻子を殺害され復讐心からゲリラ部隊に参加するが終戦を迎えてしまいます。部隊は北軍に投降しようとするなか1人復讐を続けるジョージーは懸賞金を掛けられる。
ネタバレあらすじ/アウトロー (1976年)
南北戦争、北軍勝利まじかのミズーリ州。
北軍の名を騙るならず者集団レッド・レッグスに妻子を殺害された農夫ジョージ・ウェールズは自らもボスのテリルに重傷を負わされ復讐を誓います。
ジョージは同じく復讐に燃えるフレッチャー率いるゲリラ部隊に加わり北軍と戦うが戦争は終結を迎えました。
フレッチャーは北軍に投降する事を説得するがジョージだけは復讐を誓っているので断ります。
フレッチャーは皆を連れて投降するが上院議員の指示のもと裏切られ部隊を皆殺しにされてしまいます。
双眼鏡で監視していたジョージは気付き駆け付けるが若いジェイミーしか救う事ができませんでした。
ジョージはフレッチャーが裏切ったのだと思い負傷したジェイミーを連れて逃げます。
レッド・レックスのボス、テリルは部下やフレッチャーを連れて追います。
ジェイミーを連れたジョージは安全地帯まで逃げテントで休憩をとるが辺りを捜索して戻るとジェイミーは死んでいました。
5千ドルの懸賞金をかけられたジョージは投降しないチェロキー族の老人ローンと出会い彼が移動するための馬を探しに行きます。
交易所で、ならず者に襲われるインディアン女性ムーンライトを助け彼等が乗っていた馬を奪いローンの元へ向かいます。
ジョージはローン、ムーンライトを連れてテキサスの町に到着します。
懸賞金がかけられたジョージが来たと噂が広まるが早撃ちを見せると誰も逆らう者はいませんでした。
コマンチの村に到着すると、ならず者集団に襲われる女性ローラ・リーがいたので助け出そうとするがコマンチ族長テン・ベアーズに差し出せば金になると拘束し移動し始めました。
ジョージ達は襲撃をかけローラと彼女の祖母サラを助け出します。
サント・リオ町に到着すると酒場なのに酒がない状態でした。
ジョージ達はコマンチ村から運んで来たウイスキーを振る舞いました。
賞金稼ぎがやってくるがジョージは早撃ちで返り討ちにします。
ジョージ達はセラが案内する牧場に到着し暮らし始めるが狩をするコマンチ族が現れ、その中にテン・ベアーズ族長がいました。
襲われるのではないかと皆が警戒するなかジョージは単身で会いに行きます。
「政府はフェアな約束もしないしフェアの戦いはしない。でも俺は違う。死を覚悟で来た俺に偽りはない。俺はフェアな戦いしかしない」
テン・ベアーズは「生きるための真実がある」とジョージを認め共に生きようと兄弟の契りを交わしました。
結末
ジョージはローラと結ばれるが居場所を突き止めたテリル、そして別行動のフレッチャーが迫っていました。
ジョージは皆に迷惑がかかると思い一人で旅立とうとするがテリル一派に包囲されていました。
ここにいる住民は「ジョージは一人じゃない」と銃を構えます。絆で結ばれた者達が上回りジョージは逃げていくテリルを追い詰め妻子の仇を取りました。
ジョージはサント・リオ町の酒場に到着すると賞金稼ぎの者がジョージを追ってきました。
しかし地元の人は「撃たれて死にました」と供述書にサインをしてジョージを庇いました。
ジョージはフレッチャーと目が合ったが彼は「ジョージが死ぬはずない。もし見かけたら、借りがあるからこっちから手を出さないと伝えてくれ」と言いました。
ジョージは「戦争の痛手は誰しも忘れたいからな。それでいいだろ」と答え馬に跨り牧場に向かいました。