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「 一級機密 」ネタバレ・あらすじ/ 実際に起きた大規模な汚職事件を基にフィクションとして制作 (感想・キャスト)

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作品情報・キャスト

実際にあった韓国軍の不正をモデルに今は亡きホン・ギソン監督が「実話に基づくフィクション」として手掛けた作品。

妻子がいる韓国軍のパク・デイクは国防部の部品購買課の課長に出世し上官たちから「家族」として迎え入れられますが兵器や部員を購入する一部の軍人が大企業と癒着していると気付きます。

それでも黙ってはいたが戦闘機が墜落したときにパイロットにすべてを責任を負わせるのを見て告発を決意し女性報道記者ジュンスクと接触する

◆パク・デイク(キム・サンギョン)◆ジョンスク(キム・オクビン)◆チョ将軍(チェ・ムソン)

 

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ネタバレ あらすじ

  一級機密 

 

念願の国防部

愛する妻子と暮らす真面目な軍人パク・デイク

転出通知書が届きデイクは確認すると「国防部・軍需本部・航空部品購買課・課長」と記してありました。

国防部への出世に妻子は飛び跳ねて喜びます。

国防部は年間予算5兆ウォンで品目数は数百万だが職員は百人あまりしかいません。

連合軍司令部の会合に向かうチョン将軍と出くわし挨拶すると「家族になれてうれしい」と温かい言葉を貰い敬礼します。

娘の転校先も決めてもらい、紹介された人事参謀部長カン将軍からは昇進対象者のリスト中に入れて貰います。

良いことだらけだと喜ぶが「経費」と言われ差し出されたのは妻名義の通帳でした。一度は断るものの部長がつくった慣例だと言われ戸惑いながらも確認書にサインします。

部隊に所属していたデイクは上官たちから気に入られます。

デスク仕事だけでは何も把握できないと思い現場まで足を運び「部品の用途を知ってこそ効率的に買えるからいろいろと教えて欲しい」とお願いすると整備士から「こんな人は初めてだ」と気に入られます。

輸入部品と国産部品と比較する決まりがあるのにエアスター社だけ「比較対象なし」とされていました。しかもエアスター社からの購入履歴を調べると部品購入代がすべてまとめると国産部品の420倍の高値でした。

妙な話だと疑問を抱くが大領進級の対象者に入ったと連絡があり自宅でのパーティーに顔を出してくれた部長から「家族同然ではなく我々は本当の家族なんだ」と言われ心に響きます。

 

 疑惑・不正

去年だけで2機が墜落しカン・ヨンウ大尉は操縦士の命に関わるとしてミド精密の社長と共にエアスター社の部品を調べると見た目はよくても中は散々なものでした。

社長は国防研究所の設計図に合わせて設備したのに量産の段階で不合格とされ明らかに賄賂か何かあると疑っていたのです。

視界不良と悪天候が原因と聞いていたので話を持ち込まれたデイクは「軍を信用できないのなら旅客機でも操縦していなさい」と追い払いました。

米軍が戦略化を図る戦闘機事業に合わせて政府は次世代戦闘機40機導入を決め、福祉や教育関連の予算が削られるニュースを見ていたデイクは帰還中だった戦闘機が墜落した情報を得ます。

操縦士は自分に話を持ち込んできたカン大尉で脱出を図るも重傷を負って入院中でした。

デイクは会議に呼ばれると空軍参謀首席副官チュ大領やエアスター社の専務、クォン室長などがいました。

「フライトレコーダーはすぐに引き上げられない。管制塔の交信記録は外部に漏らさないように。どうせ助からないから操縦士の過失にしよう」

既にカン大尉の人事記録には訓練に不参加や品行に問題ありなど手が加えられており、整備士への口止めをまだしていない者は殴られます。

会議が終わり軍人が負傷したのにどうゆう事だと同期であるナム室長に訴えると「航空部品購買課の課長のせいになるんだぞ。会議で決まった筋書きはお前の名前で決裁しろ」と言われます。

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整備不良や機体の故障は見られずカン大尉が体調悪いまま操縦したのが原因だと政府は発表しました。マスコミにも手を回し「システムが良くても操縦士がしっかり体調管理しなければ意味がない」とチョンジュン日報のファン主任はテレビで言いました。

将軍は念のため「デイクを見張れ」と室長に命じました。

家族のために頑張って黙っていると軍需本部の将校なら誰もが行きたがる会合に呼ばれ、そこでエアスター社のお偉いさんから名刺を渡されました。

カン大尉の話を思い出したデイクは徹底的に調査しエアスター社の部品が原因だと突き止めます。また航空部品購買課の課長席が長い間空席だったのは不正に気付いたのが自分だけではないからだと分かります。

カン大尉のお見舞いに行き病室の前で引き返そうとしたとき、カン大尉の妻から内部報告書を託されます。

軍法務官チョン・イングクの名刺が挟んでありコンタクトを取りすべてを伝えると女性記者を紹介するからそこから責めろと言われます。

 

女性報道記者に連絡

軍事機密を漏らした者は20年以下の懲役、共犯者は10年以下の懲役になる。デイクは話をする前にその事を伝えると記者に危険は付きものだとジョンスクは笑って受け入れます。

身元を隠すのが条件だと伝えるが録音がないと上司を説得できないと言われ許可します。そこに法務官もやってくるが莫大な金がどこに流れているかを示す証拠がないと言われます。

妻名義で渡された通帳を調べると不正を調べてから入金がありませんでした。調べても分からないという事はリベートをプールする裏口があるはずだと思い調べると借名口座だと分かります。

軍警察がやってきて航空部品購買課の家宅捜査が始まると真実を話し始める者も出てきました。そしてニュースの準備に取りかかるジョンスクだが・・・

 

先手を打たれる

デイクを監視していた将軍はチョンジュン日報のファン主任を使いテレビ局に圧力をかけます。

デイクは自宅を家宅捜索されており「妻が今まで受け取った大量の商品券」を目の前に出されます。法務官に連絡を取りたいと要求すると「名前を売ることしか頭にない男ですよ、そんな者に将校は踊らされたんですか」と言われます。

将軍から勾留状を渡されたデイクは「娘は小学生だから次会うのは30歳になった時だな」と言われます。そしてジョンスクにすべてを話す映像を見せられ隠し撮りされていたのだと知ります。

勾留状をビリビリに破り「チャンスはやる」と言われます。

デイクは法務官も女性記者も信用できなくなります。

ジョンスクは上司を説得するために隠し撮りしていただけであって漏れるとは思ってもいませんでした。

「あなたを起訴しないのは連中もやましいからです。諦めたら負けですよ」

デイクはジョンスクを無視し家に帰ると悪戯電話は鳴り止まず、娘を転校させないなら退学させると強いられている事を知ります。

ニュースでデシクが上納金の一部を受け取っていたと流れたためです。

妻は脅迫電話に耐えきれなくなり娘を連れて実家に帰ってしまいます。

 

結末 暴露

エアスター社の回し者達に暴行を受けたデイクは「命が惜しければ余計な真似はするな」と脅されます。

体育部隊へ転出を命じられたデイクは法務官を訪ねると「アンゴラに行って除隊しろ」と命じられていました。

国防部や政治家、マスコミまで押さえている将軍は資料もすべて手に入れているので「もう無理だ、諦めよう」と法務官は言いました。

カン大尉は亡くなり国防部は「黙っていれば店を持たせるし夫の名誉も回復させる」と話を持ち込んでいました。しかしチョン将軍は名誉を回復させたもののカン大尉の事故死を利用して次期戦闘機の導入の正当性を訴えました。

エアスター社の贈賄リストがあるから顔と実名を出して暴露するからテレビを用意して欲しいとジョンスクに電話し将軍が接待で出かけているときに侵入しわざと痕跡を残します。

テレビ局に軍服を着て出向くと国防部に妨害されます。

しかしカメラを持ったジョンスクがやってきて「提供されたリストで報道する予定です」と伝えると部長は「私から盗んだ軍事機密を報道するのか。責任を負わされるぞ」と言いました。

罠に落ちた将軍!!!

「なぜ極秘の軍事機密がエアスター社にあるのですか?これは将軍の物なんですか?」

将軍とエアスター社は文書を共有していた事が判明し、騙されたと激怒した将軍はカメラの前で拳銃を取り出し周囲の者に止められます。

デイクは顔と実名を出してすべてを暴露しました。

1997年航空機部品の不正納品を暴いたパク軍属は不当な扱いを受け退職し、2002年戦闘機の導入過程に疑問を呈したチョ大領は機密漏えいの罪で有罪となりました。

2009年テレビ主演し不正を告発したキム少領は別の部隊へ転出させられ間もなく除隊しました。

本作が遺作となったホン・ギソン監督に追悼の意を表します

 

感想

誰が偉いのかよく分からない。字幕が悪いのか分からないがもう少しはっきり説明して欲しかったかな。

悪い意味は置いといて将軍が家族と思っているのは事実で国防部全員に「経費」を借名口座で渡していたのですね。だから下っ端は何も言えずデイクが調査し出すとみんな嫌がった。

将軍が題名にある「一級機密」を発令すれば国防部全員が証拠を急いで処分するわけですしなんでも軍事機密にしとけば情報を漏らしたら20年以下の懲役になる。つまり不正はいくらでも出来てしまうのです。そんな状況の中で暴露するのは本当にすごいことです。

ただ黒幕はエアスター社なのは分かるがもうちょい説明が欲しかったかな。

 

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