作品情報・キャスト
武装集団が刑務所跡地のアルカトラズ島を占拠し観光客を人質に。
FBIの科学兵器専門家スタンリーは収監されている基英国工作員でアルカトラズから脱走した経験を持つメイソンをとコンビを組み侵入してミサイル照準装置無力化を試みる。
ネタバレ あらすじ
ザ・ロック
海軍兵器庫からVXガス弾頭ミサイル15基を強奪し観光客に紛れてアルカトラズに向かった海兵隊ハメル准将と同志は81名の民間人を拘束した。
英雄として慕われているハメル准将だがラオスや中国、砂漠の嵐作戦などで多くの部下を失い、恩給は払われず勲章授与もない、国のために軍葬すらなく遺族には嘘の話ばかりだったので考えが変わったのです。
部下を見殺しにした政府や下院議員に対しハメル准将は国防省の裏金で違法売買している紅海商事から遺族へ補償金を払うから指定口座に1億ドルを送金しろと要求しました。
事件を公にしても支払いを拒否してもVX弾頭ミサイルはサンフランシスコのベイエリアに発射される。
ミサイル1発の殺傷力はスプーン1杯で30m先の者も死に至り爆発して飛散すれば半径8ブロック内の生物は死滅します。
アルカトラズ
360度海に囲まれたアルカトラズ島ザ・ロックは1936年から63年の閉鎖までもっとも恐れられた刑務所と言われていました。
ヘリや船で近付いてもすぐ気付かれてしまうため施設内から攻めるしかないが建物は増改築を繰り返し地下は迷路のため協力者が必要でした。
最厳重刑務所から2度も逃げた元特殊空挺部隊の腕利きのジョン・メイソンに協力を求める事が決まります。
30年前にザ・ロックを脱走し機密情報を奪取してイギリスに逃亡しようとしたメイソンの身分と国籍を消す事が条件だったので刑務所に閉じ込めたFBI長官ウォマックは恨みをかっているため警戒します。
テロリストから送られてきた小包を爆発する直前で解体した超科学オタクのFBIグッドスピード博士もウォマックに呼び出されていました。
バクストン局長がミサイルの事は隠しザ・ロックで人質事件が発生したから協力するよう求めるがメイソンは時間が欲しいと言います。
ミサイルの事もあり待っている時間はないと発言したグッドスピード博士は科学専門だという事を隠し説得するよう委ねられました。
署名した連邦書類を長官が破り捨てたことでグッドスピード博士はメイソンが冤罪だと言っていた事を気にします。
コンビ
ホテルのスウィートルームで身嗜みを整えたメイソンは隙をついてウォマックの手首に紐を絡ませて屋上から落とし宙吊りにしました。
グッドスピード博士は逃走したメイソンを追うが見失ってしまい調べると近親者の娘がいる事が分かります。
FBIに連絡するがメイソンの会話を偶然聞いていたグッドスピード博士はメイソンは脱獄犯ではなく協力者だと説明して庇い連れて行きました。
メイソンはアンダーソン率いるSEALS(アメリカ海軍特殊部隊)と行動する事が決まります。
目標はミサイルとガス弾頭の無効化なためグッドスピード博士は無効化の手順を説明しようとするが同行を命じられます。
グッドスピード博士は泳げないため海から侵入すると聞き精神的に辛くなり洗面台にもどしてしまいます。
婚約者で妊娠しているカーラと街で待ち合わせをしているため司令部に呼ぶようお願いしました。
侵入
メイソンには科学者でなくテロ対策専門だと偽っていたグッドスピードだがヘリに乗り込みスキューバの酸素ボンベの扱いも分からずすぐに見破られます。
メイソンを先頭に地下からザ・ロックに潜入し下水溝に入ります。
モーションセンサーがあちらこちらに仕掛けられておりレーザーに鏡を当て光源に戻してからそっと動かすが振動感知されてしまい侵入に気付かれます。
アンダーソンはハメル准将の動機は承知し賛同するが内外を問わず敵から祖国を守ると誓ったはずだと言います。
いくら国防総省に裏切られたからと言って海兵隊としての誓いを忘れたのかと訴えかけます。
ハメル准将も犬死にさせたくないため部下の命が大事なら銃に安全装置をかけ床におけと訴えかけます。
しかしブロックの一部が落下した音でスイッチが入り銃撃戦となってしまいます。
SEALSは全滅してしまいメイソンとグッドスピードだけが生き残りました。
メイソンは実はスパイでありJFK暗殺の真相など著名人の秘密を収録したマイクロフィルムを盗み逮捕されたが英国が存在を否定したためウォマックが記録を消し刑務所に閉じ込めたのです。
一方、逃走するメイソンにグッドスピードが自分は科学専門でありミサイルを無効化するために来たから協力して欲しいと真実を伝えました。
躊躇せず銃乱射するメイソンにミサイルに銃弾が当たれば確実に死ぬと伝えます。
ミサイルの中には毒の塊が優雅な首飾りのように埋め込まれています。ミサイルの誘導チップを除去し続け残り3基となります。
ハメルは12基分の誘導チップを返すよう民間人を人質にとりました。
メイソンはすべてのチップを踏み潰し自分が時間稼ぎしてる間に残り3基のミサイルを無効化にするようグッドスピードに言いました。
しかしメイソンは捕らえられグッドスピードは2基を残し捕まってしまいました。
結末
メイソンは脱走のプロであり独房を簡単に開けグッドスピードを助けました。
メイソンはハメルがミサイルを発射する事はないと読み去ってしまいます。グッドスピードは任務が完了してないと説得にかかるが不可能だと諦め1人で立ち向かいます。
だがミサイルを目の前にして後ろから銃を突きつけられたグッドスピードは泳げないと戻ってきたメイソンに助けられました。
メイソンは生まれてくる赤ん坊に父親は必要だと内心思い助けに来たのです。
本気だと示すためミサイルを一基発射させるべきだと部下から言われたハメル准将は許可するがミサイルは外れ海の中に落ちました。
海兵隊として8万人の祖国の命を狙う事など出来ないのです。
メイソンとグッドスピードは残り一基を探す途中に仲間割れして銃撃戦となったハメル准将たちを目撃します。
一方、ザ・ロックと通信が取れない事で被害を防ぐため大統領の空爆許可がおり戦闘機が飛び立ちます。
残り一基を見付けるが追ってがいるためメイソンが阻止しグッドスピードはミサイルを持ったまま屋外に出てチップを外しました。
グッドスピードは任務が完了した事を伝えるため緑の発煙筒を炊きギリギリのところで空爆を中止させました。
無線機から聞こえてきた声に応答し人質は全員無事だと伝えました。
メイソンは?
グッドスピードは目の前にいるメイソンの顔を見ながら「彼は死にました」と伝えました。