邦画/洋画/アジア映画/連続ドラマ/小説などのネタバレ含むあらすじを結末まで紹介していますのでご注意くださいませ。
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「上田慎一郎 ショートムービーコレクションPart1」ネタバレあらすじ

邦画ドラマ

 

作品情報キャストの紹介

「カメラを止めるな!」で社会現象を巻き起こした上田慎一郎監督がインディーズで制作していた短編映画をまとめた第一段。

制作費300万の「カメラを止めるな!」は興行収入31億をたたきだし日本アカデミー賞優秀賞など8部門を受賞しました。

Pari1では上田慎一郎監督がインディーズで制作していた短編映画の中から、

「恋する小説家」、「ハートにコブラツイスト」、「Last Wedding Dress」、「テイク8」の4本が紹介されています。

岩佐辰夫(堀内紀臣)南川奈緒(秋山ゆずき・旧芸名は橋本柚稀)根本明(岡本裕輝)海老野原木久蔵(葛上昇悟)横川優美(山崎智恵)本間雄一郎(山口友和)上田貞夫(リーマン・F・近藤)日暮隆夫(芹澤興人)菅佐原茜(山本真由美)菅佐原徹(牟田浩二)など

ネタバレ・あらすじ

上田慎一郎

ショートムービーコレクションPart1 

 

 

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恋する小説家

小説家を夢見る青年の岩佐辰夫はアルバイトしながらやっとの思いで「女子高生探偵 南川奈緒の事件簿」を書き上げるが恋人の優美に読んでもらうと大した感想もなかったので落ち込みます。

実家から電話あっても「執筆作業で忙しくて帰れない」と嘘を付き、しょぼい食事を口にしたあと目標であった「新人賞」と書いた紙を破り、自作をゴミ箱に叩き捨てました。

ある日、家のチャイムを連打され辰夫は起きてドアを開けるといきなり女子高生が土足で上がり込んできました。

誰だと聞くと「あなたの主人公の南川奈緒です。喉渇いた」と言いました。

「私の家族構成とか趣味とか何?な~んも決めてないじゃん」と責められ、ユミが小説止めて欲しくて友達を送ってきたのだと思い外に追い出そうとするが跳ね返されます。

「あんたの小説を助けてにきてあげたの」

奈緒は好きな食べ物は女子高生らしく「ストロベリードーナツ」が良いと辰夫の手に忘れないようにマジックで書きます。そして今どきルーズソックスなんて履かないしスリーサイズとかちゃんと決めたのかと聞かれたところで辰夫は目を覚まします。夢かと思うが机の上にはゴミ箱に捨てたはずの自作が置かれており、ゆっくり確認すると手に「ストロベリードーナツ」と書かれていました。

辰夫は自作を書き直していると奈緒が「Hカップはでかすぎない?」と言い入ってくるが後から傷だらけのサラリーマン根本やバタフライナイフを持った若者の海老野原が上がり込んできました。どうやら自作の被害者と犯人のようです。

動機もないし接点もないし髪型はダサいし・・・いろいろと文句言われると奈緒も「高校生でなくちゃいけないのか」と疑問を持ちます。

やる気が出てきた辰夫は犯人と被害者の繋がりや動機をしっかり考え、

奈緒は物理の授業中にトリックを解くヒントを思い出す設定にします。決め台詞が欲しいと言われコンテストまでちょっとずつ書き直していくがキャラが増えていたので家に上がり込んでくる人も増えてきます。

執筆作業に取り組んできた辰夫は優美に呼び出され別れを告げられます。今度は大幅に書き直し自信があるんだと伝えるが「もう諦めて将来のこと考えて」と言われてしまいます。

「恋人をとるか、小説をとるか」、辰夫は迷っていると「たとえ失敗してもいいじゃん、そんなの怖がるぐらいなら最初から夢なんて言うな」と奈緒に引っぱたかれます。

「じゃぁ、もう会えないんだね」と奈緒はいなくなります。辰夫は徹夜で書き終えプリンターで印刷して倒れるように寝込むと、そんな辰夫をストロベリードーナツを持った奈緒は微笑んで見つめます。

数日後、優美は「恋する名探偵~女子高生奈緒の事件簿~」を見て「ちくしょう」と半笑いでつぶやきました。

 

ハートにコブラツイスト

ミュージシャンを夢見ていた本間雄一郎は3年前に活用していたライブハウス「Kaztou」でアコースティックライブがあり出演者募集している事を知ります。

ここのマスターは「お前の音楽は本物だ」と夢見るミュージシャンをヨイショさせ、高く設定したノルマを払わせながらなんとか経営していました。

3年前、雄一郎はノルマが高いし、もうミュージシャンを辞める事を告げると「末期ガンの妻がお前の音楽を聴くと元気が出るんだ」とマスターに言われました。

これは誰にも言っている事だが雄一郎は「もう決めたんだ」と押し返しました。

すると・・・

「俺が保証してやる。お前は就職なんて出来ない、出来たとしてもすぐ辞めるさ」と言われていました。

まだ経営出来ているのかと驚いた雄一郎はスーツを着て訪ねて行くとマスターは「お前が会社員で成功してるとはな。昔からガッツがあったからな」と手のひら返したようにビールをご馳走してくれました。

・・・と思いきや「500円」と言われます。

雄一郎は営業がてら思い出して寄っただけで音楽は趣味程度にしかやってないと言います。

「いい歌うたってたよな、恋だとか愛とか夢とかさ」

雄一郎は「本当に俺のこと覚えていますか」と聞くとマスターは笑いながら「ずっと考えてるんだけどさっぱり思い出せない」と言いました。

マスターに「お前は本物だ」と言われ続け頑張っていた雄一郎は久しぶりのアルコールで気分が悪くなりトイレで吐きます。トイレから出ると「思い出したよ、努力もしない才能もない奴だった、就職するから辞めると言ってたな、どうせサラリーマンも嘘だろ」とマスターに殴られます。

「夢は叶うとかうたってる割には叶った奴はいないし、そんな事を訴えているお前らは詐欺師なんだよ」

雄一郎は帰ろうとするが本気で夢は叶うと本気で信じて頑張っていたので頭にきて引き返しマスターに掴みかかります。マスターも一時はプロレスラーを夢見て頑張っていました。雄一郎はコブラツイストの技を掛けられるがそのまま倒れ込むと近くにあった灰皿を掴み何度も殴り付けました。雄一郎は手を止めると着ていたシャツは赤く染まっていました。

・・・って事を想像するが現実を受け入れ雄一郎は「もう1杯だけいいですか」と言いました。

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Last Wedding Dress

老夫婦の貞夫とコトミは息子夫婦と孫夫婦、そして曾孫と仲良く暮らしていました。

ある日、海水浴に行く準備をしていたがコトミが倒れ慌てて救急車を呼びました。コトミは一時退院するが先は長くないと宣告され車椅子生活をします。

「最後にやりたい事はないのか」

コトミが結婚式場を眺めていたいるのを目にした貞夫はウェディングドレスを着せてやれなかった事を思い出します。

その頃、息子や孫は遺影に使う写真を選ぶためアルバムをチェックしていると結婚式の写真がない事に気付きます。

ウェディングプランナーをする孫は「内密にドレスを着させて写真だけ撮りたい、金がない若者なんだ」と貞夫にお願いされるが内心は花嫁は祖母なんだろうと気付きます。

スケジュールをチェックしガミガミ口うるさい上司が席を外す空白の30分がある事を確認します。

コトミが病院に戻り貞夫は急いでドレスのサイズを計ろうとするが看護婦に何やってるのかと聞かれ「棺桶のサイズを・・・」と誤魔化すが、最後に連れて行きたい場所があるから内密に頼むとお願いします。

その頃、家族も話を聞いて貞夫がやろうとしている事を把握するが知らないフリをします。

「今すぐどうなってもおかしくない」と医者から言われた貞夫は「今すぐお願いします」と看護婦付き添いのもと連れ出します。急ではあったが孫も頑張りなんとかドレスがある部屋に到着します。

ドレスを見たコトミは心拍が安定し看護婦は驚きます。

コトミは涙を流して喜ぶと、貞夫は自分の着替えも用意されていたので驚きます。そして結婚式場であるガーデンには家族親戚一同が待っていました。

コトミは「誓います」を言えず心肺停止してしまうが貞夫は「1度でいいからキスしてほしかった」の言葉を思い出し最後のキスをするとコトミの心臓が動き始めました。

そしてコトミは「誓います」と口にするのでした。

 

テイク8

自主制作映画監督の隆夫は恋人の茜を花嫁にして撮影していました。

しかし新婦の父親の登場シーンを撮る準備をすると父親役がまだ来ていませんでした。怒られたスタッフは電話しながら捜しに行くと「撮影をしている人ですが、茜の父です」と声を掛けられ急いで連れて行きます。

しかし隆夫は飲んでいた水を吹き出し、茜は本物の父親だったので「はっ?」と驚きます。

お父さんは見学に来ただけだったのです。隆夫は挨拶しに行くと「この前は返事をせずに申し訳ないね、一人娘だから慎重になっちゃって・・・」と言われます。

お父さん役が来れない事を知った隆夫はどうするんだと話し合っていると「むかし少しだけ芝居をしていた事がある」と父親が名乗り出てきました。

「来ないと思っていた父親がやってくるシーンです」と説明した隆夫は頑張って指示を出すがNGを連発され、茜の父親なんで怒ることも出来ません。

設定ではアルバイトしかしていない新郎、実際には売れるか分からない自主制作映画監督、父親は現実と映画がごちゃまぜになり「この先どうするんだ、子供が出来たらどうするんだ」と怒ります。

茜は「映画しか頭にないんだからいいの、お金がなかったら私が働くからいいの」と訴えると親子喧嘩が勃発します。

まったく進まずスタッフは呆然となっていきます。

隆夫は「あと2年経っても売れなかったら映画辞める」と告げると茜は半笑いで「いいんじゃない、でも無理だと思うな」とキスしました。

あまりに時間がかかり新郎がバイト休めないと帰ってしまいます。隆夫は自分が新郎役をするしかないと思い着替えた後「オッケー貰うまでやめませんよ」とお父さんに言います。

この時の隆夫の目を見た父親は「覚悟がある目だ」と受け入れ「娘を頼む」とセリフを言い握手をするのでした。