映画「アンダー・ザ・ウォーター 」ネタバレあらすじと結末/娘の病気を治すため時空移動する

 

作品情報・キャスト

海面上昇により大陸が海に沈みほとんどの動物が絶滅し人類滅亡も目前。

墜落事故で他界した女性研究員者の資料が必要だと思い2095年の今、分身を過去に送り込むが・・・。

監督=マックス・ケストナーファン・ルン大尉/ゴードン(カーステン・ビィヤーンルン)モナ(ソフィア・ヘリン)ネリ(マリヤーナ・ヤンコヴィッチ)大臣(スティーナ・エグブラ)ビンウェン(ジョゼフ・マウル)ルイ・マルコ(ドラゴミール・ムルジッチ)

 

 

ネタバレあらすじ/アンダー・ザ・ウォーター

 

2095年、海面上昇で大陸は海にのまれ動植物は絶滅し真水の枯渇で人類の運命も危うい状況でした。

今や時空移動が可能な時代で実行できるのはQEDA(量子綱分離官)であり分身して現在と移動先で繋がることができるが、歴史が変わる危険性が高いと判明し禁じられてしまいます。

化学防衛責任者のファン・ルン大尉は「時空移動を無事に廃止し直近の試みは阻止し時のゆがみを修正した」とマスコミに伝えます。

諜報や時空監視も行なっていると伝えるが大尉が新たなQEDAであり世界を救うため時空移動を行ない2017年にいました。

過去を変えてはいけないので慎重に行動し生命化学研究室に侵入しタンパク質ST11遺伝子配列を持ち帰ろうとするが研究日誌しかありませんでした。

画期的な海水淡水化技術を完成させていたとされる女性科学者モナ(ひいひいばあちゃん)と接触は禁止されているが、3日後飛行機事故に遭い研究も消えてしまう事を知っているので化学記者ゴードンと名乗り話しかけます。

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思考共有

モナは60年後には世界人口は今の4割に減ると言いました。その頃には日本やロシア、中米や欧州の大部分が海の底だと的中させます。

生き残った者が争って食い合う事になると言われゴードンは対策を聞くと研究資金が受けられず自宅が仕事場だから待ってと言われます。

ST11はモナの家にあると気付きゴードンは侵入します。

現在、国防省で遺伝子配列を待つ大尉は2017年代の自宅にいる分身ゴードンと思考を共有します。

大尉が時空移動をしたのは塩病で生命が危うい娘を助けたいからです。

 

数時間で時の橋が開くので未来に帰ろうとしたゴードンだったが雨が降り出します。

モナが飼っている犬が逃げ出し駆け寄ってきました。現在の家のドアにも「犬の飛び出し注意」と書かれたままになっているのでその犬だと気付きます。

大尉は雨粒とオレンジ(モナがゴードンにあげた)の香りを受け取るがそれと同時に何か失った気分になります。

一体化するまで気が抜けない大尉はゴードンが戻る約束の時間に迎えに行くが時の橋が開いても戻ってきませんでした。

 

淡水実験を成功させ大規模実験に移ります。

大尉はゴードンが戻ってきたら時空移動を根絶しようとしていたので大臣から責められます。

研究日誌に実験成功と書かれあり、その日からゴードンとの繋がりができなくなったと分かります。

死刑判決を下された元QEDAの伍長に会いに行きます。相手の声が聞こえぬよう繋がりを断ち切る方法があるのか聞くと量子の絡み合いが命綱だと言われます。

「時間は距離。昔へ行くほど相手は離れる。過去で過ごす時間が現在との距離を広げ現在を忘れさせる」

 

ゴードンに自分の感覚が届くかもしれないと思い、大尉は娘の手を握ります。

研究日誌は実験成功と書かれた5月18日が最後だったが翌日の19日に「彼って不思議。こんな気持ちになるなんて」と書かれていました。

大臣の許可は得られなかったが自分でカタをつけるため大尉は一体化しない伍長の片方を射殺します。

もう片方が死なない事を確認し大尉は死は連動しない事を報告しようとしたが大臣の部下が押し寄せてきたので自分を捕らえるためだと気付き逃走します。

 

結末

大尉は2017年に時空移動します。モナの家を監視するとモナの娘ルイース(ひいばあちゃん)とゴードンが親子のように当たり前に歩いておりぞっとします。

2人が離れたので大尉はゴードンを追跡すると彼も大尉がいると感じ取り対面します。

「実験は成功した。なぜ帰ってこない?」

ゴードンは新鮮な空気、真水を大量に使うコーヒー、生き生きとした植物、生きている動物を見て心から感動していたのです。

モナと研究を救いたいんだとゴードンが発言したため監視が異常を感知し歴史が変わろうとしているのはこれが原因だと大尉は気付きます。

 

大尉は「明日一体化する」と告げるとゴードンは逃走します。大尉は捕まえて拘束しモナの日誌を探すため彼女の家を訪ねます。

しかし、事故前夜ルイースは友達の家にいたはずなのにお泊まりを延期にして帰ってきました。

「トロントは遠いし本当は行きたくない。娘と一緒にいたい」

君にしか出来ない研究だろうと説得する大尉だが研究を守りたいだけでは見殺しではないかと考えます。

どうしていいか分からず「過去を変えたいと思う?」と質問するとモナは「変えたくない。今が無意味になる」と言いました。

そしてキスされた事で大尉はゴードンに起きた事を理解しました。

 

夜中モナの日誌を見つけた大尉は「万事順調だ。12時に橋を開いてくれ」と書き込み現在の妻に伝えます。

これで歴史は変わらないと安堵しゴードンの拘束を解いてモナの家に行くとルイースの友達サラが犬を預かるため訪ねてきました。

「急遽ルイースも飛行機に乗ることにしたの」

ルイースが死ねば自分は存在しなくなるため大尉とゴードンは急いで追いかけるが間に合いませんでした。

 

大尉は娘が書いた絵をタトゥーにして胸に入れていたが徐々に消えて行きました。娘を助けるためにした事が存在を消す結果となってしたい大尉は泣き叫びます

 

 

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