「 嘘を愛する女 」< ネタバレ あらすじ > 同棲した彼が倒れ意識不明となるが存在が偽りだった!!

 

 

嘘を愛する女 DVD通常版

 

監督=中江和仁

 

川原由加利(長澤まさみ)

小出桔平(高橋一生)

海原匠(吉田鋼太郎)

心葉(川栄李奈)

木村(DAIGO)

 

< ネタバレ あらすじ >

       嘘を愛する女

 

食品メーカーに勤めるキャリアウーマン川原由加利は研究医の小出桔平と同棲して5年になります。

3.11の大震災の時に電車のホームでパニック発作を起こしてしまい桔平が声を掛けてくれた事が出会いでした。

由加利は母親が用事があって上京してきたので彼を紹介する予定だったがいくら待っても桔平は来ませんでした。

桔平は今時珍しく携帯を持っていないので連絡を取ることも出来ませんでした。

イライラする由加利は帰宅してさっさと寝ようとするが警察官がやって来て桔平がくも膜下出血で意識不明だと知らされます。

病院に駆け付け「小出桔平に間違いありません」と答えると所持品にあった運転免許などはすべて偽造されたもので小出桔平は存在しないと言われます。

 

帰宅した由加利は彼の職場に行くと医師免許も偽造された物だと分かります。

警察署を訪ね身元を調べて欲しいと頼むが「結婚する前で良かったですね」と相手にされないのでイライラして出て行きます。帰り道、由加利は初めて会った時に名前を聞いた事を思い出します。

パニック発作を起こし助けてもらった由加利は会社まで歩いて行こうとしたがヒールを履いているのを見て桔平は自分が履いていたスニーカーを置いて行ってしまったのです。

名前を訪ねると振り向いた桔平は戸惑いながら「小出です」と言いました。由加利はその場所に立つと目先にあるビルが小出ビルだと分かります。

 

騙されていたとイラつく由加利は彼の所持品をゴミ袋に詰め込んで行きます。

しかし彼が大事にしていたロボットを踏み付けて足に激痛が走ると幸せだった日々を思い出し落ち着きを取り戻します。

由加利は私立探偵の海原匠に依頼するが帰宅しようとするとゴスロリファッションの女性がポストを漁っていました。

海原の助手を勤める木村が監視カメラをハッキングして調べると喫茶店で働く女子大生の心葉だと突き止めます。

「先生はいつもパソコンで小説を書いていた」

芥川先生に似ていて私の初恋だと心葉は笑みを浮かべました。どうやらストーカーだと分かるが「彼はパソコンなんて持ってない」と由加利は訴えるといつもロッカーに入れていたと聞かされます。

パソコンを手に入れ木村が調べると20100920のパスワードで守られていた小説を発見し印刷すると瀬戸内の灯台がやたら出てきて幸せな家族のことが書かれていました。

 

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由加利は病院に行くと心葉が勝手に桔平のヒゲを剃って世話していました。

赤の他人なんだから帰れと言い放つと「彼と全然してないでしょ。嫌なこと全部忘れて空っぽになりたいって言ってましたよ。先生が倒れたのあんたのせいじゃない」と言われ引っ叩きます。

そして探偵事務所に行って書類を鷲掴みにして瀬戸内に行き独自に調査しますが灯台はたくさんありました。

夜、小料理屋で飲み過ぎてしまった由加利は仕事の付き合いで毎晩帰りが遅くなった時を思い出します。

「そこまでして頑張らないとダメな仕事なの」と桔平は心配したが由加利は「私はこうやって稼いでるの!死ぬほど働いたこともないくせに!」と言い放ってしまいました。

桔平が家を出て行ってしまったので由加利は心配になって探しに行くとブランコに座る彼を見つけました。

「子供好き?私は男の子が欲しいな」

「僕にはそんな資格ないよ」

 

小料理屋にいた客から手掛かりを知らされ由加利は海原に協力を求め灯台を1つ1つ調べながら2人で聞き込みを始めます。

すると小説に書かれていた通り灯台で宝箱を発見すると中には桔平が欲しがっていたロボットが入っていました。

これは桔平の子供の頃の話なのか…。

聞き込みを続けると「トシじゃねぇか」と有力情報を得て漁業組合を訪ねようとするが由加利は「誰が調べても同じだから…疲れたんで行って来てもらえませんか」と言いました。

「今更びびってんのか、あんたに振り回される俺の気持ちにもなってみろ」

イライラした由加利は「あなたに私の気持ちは分からないですよ。そんなんだから奥さんに逃げられるんですよ」と言ってしまいます。

海原は「あんたと5年もいた奴の気が知れねーよ」と言い放ち由加利のバックを放り投げ1人車を走らせます。

 

バイトぐらいの稼ぎしかない桔平に「一緒に暮らそう。家賃払えないなら料理や掃除して」と誘った事を由加利は思い出します。

騙されたと思いたくない由加利は独自に聞き込みを始めると同じく聞き込みを続けていた海原とばったり鉢合わせます。

頭を下げる由加利に海原はそっと助手席のドアを開けました。

2人はトシの居場所を突き止め会いに行くが桔平と似た人だったので思わず笑ってしまいます。

しかしトシは「大震災があった前の日に広島県警の人が訪ねて来た事がありました」と言いました。

海原は「パソコンのパスワードにあった2010年9月20日に広島で何があったか調べろ」と伝えるが警察が出てくるなんて普通じゃないと由加利に伝えます。

妻に浮気され激怒した海原は娘が本当に自分の子供かと疑ってしまい喧嘩の最中に「お父さんなんて呼ぶな」と発言してしまった事を後悔していました。

知らなくていい事もあるんじゃないかと言われ悩む由加利だが桔平は本当の事を言えなくて思い詰めていたのかも知れないと思い聞き込みを続ける事にしました。

すると海原の携帯に木村から連絡があり小出桔平の本名は安田公平で妻子が無理心中を図ってから行方不明になっていると知ります。

 

桔平(安田公平)が当時住んでいた家に2人は行くと家はそのままになっており隣人から詳しく話しを伺います。

医師の桔平は仕事で忙しく月の半分ぐらいしか家にいませんでした。真面目で優しい妻は夫の仕事を尊重するが誤って子供を浴槽で溺死させてしまいました。

桔平が帰宅すると部屋の中がぐちゃぐちゃになったままで妻が呆然としていました。浴槽で溺れている子供を発見し心臓マッサージをするが妻が出て行ったので急いで後を追いかけると目の前でトラックに轢かれてしまったのです。

由加利と海原は小説に書かれていた通りに鉢植えの下から家の鍵を発見し中に入ります。

すると小説に出てくるのは男の子だが家族写真から溺死したのは女の子だと分かります。

小説には幸せな家族の事が書かれてあり何か違うと思った海原は小説に書かれてある「耳の後ろのほくろ」を読み由加利の事だと気付きます。

 

桔平は由加利との出会いで「もう一度前を向いて歩いて行こう」と思えるようになり由加利の理想の家族像を書いていたのです。

泣き崩れる由加利はすぐに立ち上がりすっ飛んで東京に戻ります。

自分の理想の家族像をまだまだ話したい事がある由加利は毎日病室に顔を出し語りかけます。

月日は流れ桜満開の時期になり海原は勇気を持って娘に謝罪しに行きます。由加利は桔平のヒゲを剃り窓から桜を眺めていると春の風が吹き抜けました。

指がピクリと動き由加利は懸命に呼び掛けると桔平は目をうっすら開けました。

「おかえり」

桔平の目から涙が溢れました。

 

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