「VIVANT」全10話ネタバレあらすじを最終話の結末まで紹介

日本ドラマ「VIVANT」

大ヒット作「半沢直樹」で演出を務めた福澤克雄が原作を手掛けるオリジナルアドベンチャードラマ

 

あらすじ

誤送金された130億円を取り戻すべくバルカ共和国へ飛ぶ丸菱商事の乃木は自爆テロに巻き込まれるどころか仲間だと勘違いされ現地警察に追われる。警視庁公安部の野崎のおかげで柚木医師と共に日本に戻ると謎のテロ組織テントのモニターが丸菱商事にいるはずと疑い捜査に協力する。

野崎は乃木が別班の工作員と確信するころ、乃木はテントの創始者を突き止めるが・・

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キャスト/堺雅人&阿部寛

乃木憂助(堺雅人)
野崎守(阿部寛)
柚木薫(二階堂ふみ)
黒須駿(松坂桃李)
ノコル(二宮和也)
ノゴーン・ベキ/乃木卓(役所広司)
チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)
ジャミーン(ナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ)
ドラム(富栄ドラム)など

 

 

全話ネタバレ/VIVANT

乃木憂助(堺雅人)野崎守(阿部寛)柚木薫(二階堂ふみ)黒須駿(松坂桃李)ノゴーン・ベキ/乃木卓(役所広司)チンギス(バルサラハガバ・バタボルド)ジャミーン(ナンディン・エルデネ・ホンゴルズラ)ドラム(富栄ドラム)など

 

誤送金

丸菱商事の乃木は誤送金の関与を疑われてしまい、140億を取り戻すためにバルカ共和国へと飛びます。

CIAの友人サムからテロリストのザイールが全額ダイヤモンドに変えて持ち運んだと知りタクシーで向かうが置き去りにされてしまいます。砂漠をスーツ姿で必死に歩くが力付き、スマホのライトをつけて最後の望みに祈り倒れます。

気付くとアディエルとジャミーン親子に助けられており命の恩人だと感謝します。ジャミーンは二年前に母親が事故死してから話せなくなり主治医の柚木薫にしか笑顔を見せないと知らされます。

アマン建設に行きたいとお願いしラクダに乗って町まで案内してもらうがザイールと対面すると「お前、VIVANTか?」と謎の言葉をかけられ自爆テロの道連れに遭います。

 

VIVANTとは?

公安警察の野崎に助けられ何とか助かる乃木だったが道を案内してくれたアディエルが犠牲になっていました。

病院で治療を受ける乃木だがテロ仲間だと勘違いされバルカ警察のチンギス達に追われます。とばっちりを受けて仲間だと勘違いされた柚木も共に逃走する羽目になり、一度捕まり車に乗せられるが野崎の協力者ドラムのおかげで逃れます。

何度も危険な目に遭いながらも野崎のおかげで何とか日本大使館に逃げ込みます。懸賞金をかけられ身柄の引き渡しを要求されるが特命全権大使の西岡英子が証拠はないと断ります。

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謎のテロ組織「テント」を追っていた野崎は日本から来た商社マンがザイールに接触しようとしていると報告を受けGPSなどを鞄に取り付け監視していたんだと乃木に告げます。

テロ仲間ではない事はすぐに分かったがザイールが言っていたVIVANTとは何なのか、命を犠牲にしてでも道連れにしようとしたから重要なカギを握るはずと疑います。

野崎は丸菱商事の中に乃木に罪を着せた奴がいると疑い公案が協力するからと共同戦線を結びます。各国の諜報員が使われる言葉にVIVANTはなく謎めいていたが通訳ナジュムの言葉を聞いていた野崎は「別班/BEPPAN」だと確信します。

政府は否定するが自衛隊の闇組織・秘密情報部隊を別班といい、話を聞いていた乃木は何で自分が別班だと思われたんだと驚きます。

 

ハッカーから手掛かり

特命全権大使の西岡英子の裏切りなどに遭い、砂漠では命の危機に直面しながらも何とかモンゴル経由で成田空港に無事に到着します。

柚木薫は就職先を決めファロー四徴症を患いジャミーンを受け入れる手続きを急ぎます。

テントや別班のことは口にするなと野崎に言われていた乃木は丸菱商事で犯人扱いされ自分は絶対に関与していないと訴えます。乃木が専務など怪しい5人を監視するなか野崎はホワイトハッカーの東条へ協力を求めます。

乃木がサーバールームのデーターをコピーし東条が解析すると1ケタ多い金額が送金されるように細工されている事を突き止め、犯人が財務の太田だと突き止めます。

野崎は太田の自宅へ急行するが姿を消しており家にあった記録から彼女は凄腕ハッカー・ブルーウォーカーだと分かります。

 

乃木と柚木は飛行機で無事にやってきたジャミーンとドラムを迎えに行き再会を喜びます。ジャミーンを病院に迎えるが支援団体から手を引くと連絡があり手術するために1470万足りないこととなってしまいます。

野崎は太田は誰かに操られていたと疑い彼女に頻繁にメールしていた人物を呼びだすと専務の長野が現れるが、ただ不倫関係にあっただけだと分かります。そんな時、ジャミーンが持ってきた写真に軍服姿の山本課長が映っているのを発見した乃木は野崎の指示通り公案は太田の居場所を発見したらしいと言い泳がします。

別班の工作員・黒須が自分はテントのモニターだと偽って山本を匿った事で野崎たちは見失ってしまうが匿名の通報で監禁されている太田を保護します。

 

乃木の正体と過去

部下の黒須に山本を捕らえさせた乃木は自分は別班だと姿を現し「GFL社のアリが日本を担当するテントの幹部で最後の標的は日本だ」と口を割らしたあと、美しき日本を汚す者は許さないと首つり自殺に偽装して処理します。

山本の遺書があり事件性はないとされたが野崎は周辺の防犯カメラがすべて使用不可となっていたのでテントのモニターだと知っていた乃木を疑うと経歴に誤りがあることに気付きます。

バルカ共和国で爆破の犠牲になった警官が証言したことで無実が晴れたと知り、野崎は乃木と柚木を呼んで乾杯すると乃木がジャミーンの手術費1470万を寄付したことを知ります。

野崎は協力をお願いしていたFBIから乃木が丹後隼人という名で優秀な者しか入れないミリタリースクールに留学していた事を聞かされます。

優秀な者に見えなかったのでバルカ共和国へ行きチンギスと手を組み捜査すると爆破現場で小型カメラを発見します。解析してもらうと乃木は怖がりながらも忍ばせた拳銃を瞬時に発砲しており、監視カメラの映像からドラムが取り付けた盗聴器に気付いていた事が分かり彼は別班の工作員だと確信します。

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日本に帰国した野崎は乃木が小学生の時に過ごした京都へ行くとバルカにいた戦場ジャーナリストによって助けられたが記憶障害だったために丹後隼人の名で養護施設で育ったことを知ります。

実家を訪ねると18歳の乃木がたたら製鉄の特集番組を見てわずかな記憶を思い出し訪ねてきたことを知ります。バルカで保護された事を知った乃木寛道は弟の卓と妻の明美がバルカで亡くなっていたためにDNA検査をさせて甥だと分かり大学生の時に乃木憂助の名に戻したことを知ります。

乃木家に生を受けた子供が受け継ぐ守り刀を乃木が見に来たと知り野崎は見せてもらうと家紋がテントのシンボルマークと同じだったために驚きます。

そのころ、GFL社のアリを捕らえていた乃木は家族を人質に取り処刑するフリをしながら脅迫します。そしてテントのトップがノゴーン・ベキだと認めさせるが、それは父親の乃木卓でした。

 

テントに潜入

テントのリーダーが生き別れた父親だと確信する乃木は、アリ家族を逃がす手配をすると通信暗号キーが書かれたメモをお礼だと渡されます。黒須が1臆使って太田を釈放させ解析をお願いするが山本の仲間ではないかと疑われたので乃木は山本を処刑した映像を見せて信用させテントのサーバーをゲットしハッキングします。

ジャミーンの手術が成功すると、乃木は人を愛する事の素晴らしさを教えてくれた柚木に好きだと告白します。

 

別班の司令・櫻井の下に集結する乃木たち6人の工作員はテントのナンバー2・ノコルが国境付近でロシアの反政府組織ヴォスタニアと接触すると知り捕縛作戦会議を行います。一方、公安の野崎はテントのリーダー、ノゴーン・ベキは元公安の乃木卓だと伝え、乃木憂助が別班だという証拠はないと告げます。ロシアや中国の諜報員、もしくはテントに関わっている可能性もあるが徹底して乃木を追い続けるしかないと公安はまとまります。

別班も公安も乃木卓は公安に見捨てられ家族を失い日本に恨みを持った可能性が高いと考えます。

バルカに飛んだ乃木たちは公安と現地警察の尾行を巻いてヴォスタニアを奇襲し彼らに成りすましてノコルたちと接触します。乃木は隙をついてノコルを捕らえるが別班の5人を瞬時に撃ち自分はベキの息子だと訴え謁見を願います。

乃木は共に牢に入れられた黒須からベキに会うために裏切った真似をしたんですねと確認を取られるが首を振り、独断だと告げると国と仲間を裏切ったなと罵声を浴びせられます。

 

土地買収の目的

別班を裏切って来たなら黒須を討てとベキに銃を渡される乃木は一発目が外れたので次は眉間に当てて引き金を引くが、満タンだとこちらがやられると警戒したノコルによって弾は入っていませんでした。

公安が別班の遺体を引き取り帰国したと一報が入るとこれまでの経緯を話した事で信用されDNA検査によりベキの息子だと認められます。

裏帳簿を見せられる乃木はテロ活動や犯罪を請け負っていることを知ると民間軍事施設に案内されます。テントしての軍事費が必要ない事を把握するが収益が複数の児童養護施設の運営費に充てられていることを知り驚きます。

ノコルの資源開発会社ムルーデルで経費削減を命じられると、多くの従業員を抱えているのに行っているのは児童養護施設の運営だけなのかと疑問点が生じるが収支報告を見て3年前からバルカ土地購入のために大規模なテロ活動を請け負い始めたと知ります。

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乃木は土地買収の件を調べているとベキから地割れの200メートル地下に落下した少年を助ける際に純度99パーセントのフローライトの鉱脈を発見したのだと知らされます。

孤児院を運営するために必要であり、乃木は残りの土地買収のための42億調達のため血を流すことなく手にする方法があると話します。別班の資金調達をする黒須に成り代わり別班の機密情報を使い信用取引によって成功させます。

 

テントの歴史

乃木から皆の事を知るためにテントの歴史を教えてほしいとお願いされるベキは妻・明美と結婚し公安部に配属されたと話し始めます。

多民族国家のバルカで内戦が起これば資源供給がストップされてしまうため、武装勢力の内部を調べるため外交官ではなく農業使節団の一員として向かいました。

2年後、緑が一面に広がるようになると乃木卓はノゴーン・ベキ(緑の魔術師)と呼ばれ称えられました。

憂助が誕生して3年後、武装勢力に襲われ公安に連絡するとヘリを向かわせると言われ待機していたが見捨てられてしまい憂助と生き別れてしまいました。

 

明美は一か月による拷問で亡くなり、ベキは銃弾を受けていたが武装勢力の雑用係だったバトラカに助けられました。その後、何年も憂助を探し回りやっと手がかりを得たが亡くなったと聞かされ生きる希望を失いました。

ある日、子供に銃を突き付けられ撃てと告げるとお腹が空いているのだと分かり差し出すが倒れてしまいます。必死に呼びかけると弟を助けてと言い残して亡くなってしまい、辺りを探すと赤ん坊の泣き声が聞こえました。それがノコルであり、憂助と重なって生きる活力を取り戻すと村を守る用心棒を請け負い孤児たちを保護するようになりました。

養護施設を運営するうちにいつの間にかテントが大きくなっていったのです。

乃木はジャミーンに助けられたが、その家で生まれた事を知らされ驚き、彼女は日本で手術が成功し元気で生きていると告げるとアディエルと兄弟のように育ったノコルは喜びます。

日本でテロや事件を一度も起こしていないし、公安や日本を恨んだことはあったが祖国を狙うわけないとベキは言います。

 

敵か?味方か?

バルカ国土交通省に呼ばれたノコルはフローライトの鉱脈が政府にバレたと聞かされここまでの事がすべて台無しになってしまうと困惑します。

乃木が来てから漏洩したので日本を調べると射殺したはずの別班の工作員が病院でリハビリを受けている事を知ります。乃木は目を覚ますと黒須と共に縛り上げられており、「お前は別班の潜入任務としてやってきたのか」とベキに問われ認めます。

 

最終話

最終話のネタバレはこちら

ベキは最初から乃木が別班の任務で侵入していることを知っていた。フローライトの採掘権を入手すればテロを行う必要がなくなるので協力するが裏切り者がいるのに気付き野崎の協力が必要だと告げるとベキは罪を償う時がきたと思います。日本に入国したベキが逃亡したと報告を受け最終目的に気付く乃木は・・・