「私の国」全16話ネタバレあらすじを最終話の結末まで詳しく紹介

韓国ドラマ/私の国

高麗末期から朝鮮建国史を豪華キャストで映像化した韓国歴史ドラマ。

 

あらすじは?

高麗末期年、父親ソ・ゴムが罪人の汚名を着せられたフィと、父親は高官だったが母親が奴婢出身だったために差別されてきたソノは親友であり良きライバルでした。

武科試験を受けようとする2人は国を非難する張り紙をしたとして役人に追われる女性ヒジェを救います。試験当日、フィはソノに勝利するが父が仕組んだ不正によって不合格となり遼東征伐軍の先発隊に加えられ戦場へと送り込まれてしまう。

3カ月後、司令官のイ・ソンゲは遼東征伐が不当だったと証明すべく先発隊の始末を決意し、命じられたソノは、フィと再会する。そのころ、イ・ソンゲの五男イ・バンウォンは父が後継者に弟を指名したことを知り、王座を狙うことを決意する。

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キャスト・重要人物

ソ・フィ(ヤン・セジョン)
高麗最強武将ソ・ゴムの息子で正義感が強い。父親が自決してから懸命に病気の妹を支えながら鍛冶屋で働く。科挙の試験を受けるがソノの父親の陰謀で不合格となってしまう。
ナム・ソノ(ウ・ドファン)
高官ナム・ジョンの次男だが母親が奴婢出身だったため世間から認められないが文武両道、義母兄が亡くなると父親に責められ母親が自害した事で心に傷を抱える。身分差別のない国を目指す。
イ・バンウォン(チャン・ヒョク)
のちの朝鮮第三代・太宗。頭の回転が速く父親のために政敵を排除してきたが世子に義母弟バンソクが選ばれたために反乱を起こす。
ハン・ヒジェ(ソリョン/AOA)
聡明で勇敢な女性。父親は知らず母親は妓生。妓楼の梨花楼で育つ。幼い頃に刺客を殺され自身はフィの父親に救われた過去を持つ。フィに惹かれるがソノからも想いを寄せられる。
イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)ナム・ジョン(アン・ネサン)テリョン(キム・ジェヨン)ソ・ヨン(チョ・イヒョン)ファン・ソンノク(キム・ドンウォン)ソ・ソル(チャン・ヨンナム)ファウォル(ホン・ジユン)
 

全16話ネタバレあらすじ

 

第1話/高麗末期

名将だった父親が処刑され病気の妹ヨンを支えながら罪人の子として生活する弓の名手ソ・フィは高官の息子ながら奴婢の母から生まれた庶子という理由で差別されてきたソノと親友であり共に武芸に励んでいました。

20年振りに武科試験が行なわれる事を知った貧しいフィは禄米を稼ぐために、ソノは高官である父親ナム・ジョンが忠誠を誓うイ・ソンゲ武将の右腕として新たな国の中心に立つべく受験を決意します。

男装して「愚かな禑王よ、遼東征伐を断念せよ」と貼紙をしていたヒジェは役人に見付かり偶然出会ったフィとソノに「またな同志」と声をかけ逃げます。

巻き込まれた二人は仕方なく逃げ出し追い詰められたソノは役人を叩きのめし、フィはヒジェを守る時にかすり傷を負ってしまいます。

幼い頃に母親を殺されたヒジェは権力者の情報が集まる梨花楼で妓生の娘として主人ソルに育てられました。

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武科試験にエントリーしようとすると庶子だと馬鹿にされながらもソノは通るがフィは父親が罪人の子とゆう事で資格を得られませんでした。釜茹での刑とされた父親は子供に害は及ばないと言われ自決を選んだので同行していた妹ヨンは侮辱するなと怒るが発作を起こしてしまいます。

フィは大丈夫だと妹を落ち着かせ連れて帰ります。ソノは亡くなった嫡男のためでなく自分のために弓の練習に励むとイ・ソンゲの狩りに父親から誘われます。

狩り子(狩りの獲物を誘き寄せる役目)を用意しておけと言われたソノはこれで何か変わるかも知れないと思いフィを誘います。

フィは的確な指示をソノに出しているとイ・ソンゲ将軍の目に止まり弓を持てと言われます。腕前を披露すると「これを持って行け」と矢尻を渡されます。「何であんな強敵を連れて来たんだ、出世の道は遠いな」と言われたソノは「科挙では勝つので見下さないでください」と言い放ちます。

フィは帰路の途中にナムに呼び止められ「報酬をやるからお前は科挙を受けるな、これは命令だ」と言われます。

高麗一の剣士ソ・ゴムの息子として、自分で道を切り開くためフィは志願しに向かい将軍からもらった矢尻を机に突き刺します。

 

第2話/武科試験

フィはイ・ソンゲ将軍のおかげで罪人の息子という差別を乗り越えて武科試験の受験資格を得ます。

フィが高麗一の剣士の息子だとソンから聞いたヒジェは幼い頃に救われ母親の墓石を作ってくれた事があるため密かに運命を感じます。恩は必ず返すと伝えたが自決する場面を涙を流してみており、その横でお父さんと泣き叫んでいたのがフィだったのかと気付きます。

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ソノは帰路の途中、貼紙犯として襲われます。「これで妓楼の娘やお前の父親も共犯だ」と斬られ怪我を負うがパク・チドに助けられます。

「父子を守るために助けたわけじゃないから仲間だと勘違いするな。俺は殺してないしお前は何も見ていない」と去っていきました。

怪我を負った状態で試験に向かうソノは首席で合格したら2度と兄の名前は出さないとナムに約束させます。またフィは軍糧を着服した罪を着せられた父親の身分を回復させるため、人生をひっくり返すためにも首席合格を目指します。

最終試験の首席戦に残ったフィとソノは戦いを繰り広げ、フィは勝利するがナムが試験官を買収していた事でソノが勝利となる。

ヒジェは試験官に突っかかって袋にされたフィが放り出されてきたので梨花楼に連れて帰り手当てをします。惹かれ合っていた二人は見つめ合うとそのままキスを交わします。

フィは帰ろうとすると試験官とナムが酒を飲んでいたのでそうゆう事かと察します。そして父親と親友だったくせに遺体の埋葬もしてくれなかった事を思い出し拳を握りしめます。

 

ソノは「後ろめたくないのか」と父親に言い放つが「勝つしかない、友なんぞ持っていたら出世できない」と言われます。戸惑いながらもこれで人生が引っ繰り返り戸籍も得られるので御賜花(科挙の合格者に王が与えた造花)を受け取ってしまいます。

不正があったと司憲府に投書されたのでイ・ソンゲ将軍は試験官を捕らえます。荒山で倭寇に囲まれたときに加勢しに来てくれたナムに借りを返すためです。

「他に知るものはいるか」と聞かれナムはフィの事が頭をよぎるが「いません」と答えました。ソノは弓を渡され「すべてはお前から始まった。口は塞ぐのではなく殺して封じるんだ、出来ないなら父子を殺す」と言われます。

ロープを解かれ逃げ出す試験官をソノは追いかけ始末しました。吹っ切れたソノは「知る人がもう一人いるがどうするのだ」とナムに聞かれ生涯の友ではあるが友のために命は捨てられないと決心しフィを軍役に入れる事を思い付きます。

「軍布2反が未納ゆえ軍役の義務がある、今すぐ徴集に応じろ」と強引に役人に袋にされ連れて行かれるフィを見てヨンは発作を起こし倒れてしまいます。遠くから見ていたソノは何てことをしてしまったんだと涙を流しながらヨンを連れて帰ります。

ナムから放り出せと言われたソノは「不正を知っている者は他にもいます。私自身です」と脅して彼女を救います。戦場へ向かう船に乗せられたフィはせめて妹を頼みたくて首席で合格したソノを呼んでくれと訴えると「そいつが軍役に入れたんだぞ」と笑われます。

 

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3話~7話

3話・4話・5話

ソノに裏切られ討伐先発隊に行かされたフィは父親のかつての部下に助けられながら生き延びる。しかし妹を人質に取られソノの配下に。皇后の側近となったヒジェは刺客となったフィと再会。

6話・7話

妹が人質に取られている事を仲間に告げるフィはまずはナムを倒すにはバンウォンは重要人物なので偶然を装って接触する。ナムは12年前の事実を知っている者がいると密書で知り動揺する

8話~11話

8話・9話

バンウォンを味方にするため密書で揺さぶるフィ、またヒジェは母親を殺した黒幕がヨンを人質にとっているナムだったと知る。妹の存在を知られ密閉だとバレてしまったフィは・・・

10話・11話

ナムを牢獄させ涙の再会を果たしたフィだったが妹を暗殺される。6年後、陰の王になろうとしていたナムは譲位させて陰の王になる野望を企てる。ソノはナムとバンウォンをいっぺんに始末する計画を王様に伝える。

12話~16話/最終回

12話・13話・14話

王様の決断に今まで建国のために尽くしてきたバンウォンは激しく後悔し乱を起こすことを決意しナムと世子を始末する。数年後、バンウォンを王にすると決意したフィ達の前に女真族の族長となったソノとバンガンが・・・

15話・最終回16話まで

バンガンの乱は失敗しバンウォンは世子の座を獲得する。フィは父親を殺した黒幕がバンウォンだと知り衝撃を受けるが皆を助けるために忘れる事を決意。しかしバンウォンは約束を破るのだった