映画「目撃者 闇の中の瞳」ネタバレあらすじと結末/敏腕記者が買った車は9年前に目撃した事故車だった

 

作品情報・キャスト

敏腕記者シャオチーは新車で事故ってしまい修理を頼むが事故車だと分かります。

調査すると9年前に運転手が即死した事故車だと分かり偶然にも現場で遭遇していたことを思い出します。

当時の写真をチェックすると何枚か消されている事に気付き本格的に調査に出るが・・・。

監督=チェン・ウェイハオ◆シャオチー(カイザー・チュアン)◆マギー(シュー・ウェイニン)◆シュー・アイティン(アリス・クー)◆チウ・ジンカイ(クリストファー・リー)◆ウェイ(メイソン・リー)

 

ネタバレあらすじ/目撃者 瞳の中の瞳

 

敏腕記者シャオチーは買ったばかりの愛車で高速を走っていたが渋滞に巻き込まれます。ラジオで衝突事故だと分かり警察が来る前に急いで現場に行き携帯のカメラで撮影します。

カップルは気を失っていたが男性の方がチャン議員だと分かり「高級車の衝突事故。国会議員の不倫が発覚」とパソコンで原稿を書いて同じ新聞社で働く先輩マギーに送信します。

マギーから電話がかかってきたためスクープを撮ったと上機嫌で話すがシャオチー自らも衝突事故を起こしてしまいます。

マギーが長く付き合う恋人から傷付けられ落ち込んでいました。ずっと好きだったシャオチーは近付き慰めると車の中でキスを交わし流れでそのまま身体を重ねます。

上機嫌で朝目覚めるが会社からメールが頻繁にきており急いでテレビをつけるとチャン議員が隣に乗っていた女性は結婚した正式な妻だと訴えていました。

 

シャオチーは自動車修理工場で働く友人ジーから「買ったばかりのわけない」と笑われ事故車ではないかと疑い知り合いの巡査部長に調べるようお願いしていました。

エンジンはそのままで外側だけ修理されており9年前に運転手が即死した時の車だと判明します。

当て逃げした犯人はまだ捕まってないと知らされるが供述人が自分の名前になっていた事でシャオチーは思い出します。

大雨の日、車の中で仮眠を取っていたシャオチーは当て逃げ事件の現場に遭遇し慌てて逃げる車を撮影したが撮影に失敗してしまったのです。

 

再調査

人員削減のタイミングもありチャン議員に訴えられた事で新聞社を懲戒解雇されてしまったシャオチーは9年前の事件の再調査に乗り出します。

当時の写真をチェックしていると何枚か消去されている事に気付きます。カメラに触れたのはチョン編集長だけだと思い出しマギーに頼んで保管庫に入れてもらいます

交通事故の女性生存者が病院から失踪していたと分かり調べると名前がシュー・アイティンだと分かります。

マギーと共に訪ねて行くと「もう住んでないよ。何年も会ってない」と言われるが実家が茶農家であるシャオチーはこの家で買えるはずない東方美人茶を目にします。

高級茶葉の販売店は限られているため片っ端からあたるとチャンと名乗る片足を引きずるアイティンと出くわします。

 

「死んでしまった彼は酒を飲みスピードを上げていた。私は気付いたら病院にいた。それしか分からない。静かに暮らしているからもう調べないでほしい」

恋人が死んで思い出したくないのよとマギーは言ったが検視報告書にはアルコールは検出されずと書かれていたのでシャオチーは不審に思います。

お店で住所を聞いて訪ねると鍵が壊され押し入った痕跡があり中に入ると帽子を被った男が窓から逃げ出しました。

シャオチーは執拗に追いかけるが車で逃走されてしまいます。

 

アイティンは激しく暴行され見知らぬ場所で拘束されていました。足を固定している金具部分で拘束を解くが捕まり暴行を受けます。

アイティンから助けを求める留守電に気付いたシャオチーだが電話は繋がらず彼女の居場所も分かりません。

チョン編集長を訪ね9年前の事件で何かが起こっていると訴えアイティンの留守電を聞かせると「調べて居場所が分かったら連絡する」と言われます。

 

帰宅したシャオチーはもう一度当時の写真を眺めていると鏡に犯人の車が映っている事に気付きます。

しかし名義人を突き止めると当時実習生だった自分を新聞社に引っ張り最近内務大臣に選出されたチウ・ジンカイだと分かります。

ジーから9年前の事で話があると言われ向かうが彼は死んでいました。そこにチウも訪ねて来ていたので名義人を突き止めた事を話すとジーに貸したんだと言われます。

シャオチーは帽子を被って逃走したのはジーだったのかと気付くがチウ大臣を尾行するとマギーの家に入っていきました。

マギーが長く付き合う恋人とはチウ大臣だったのです。家から出て来たチウ大臣の車に乗り込み「ジーがプロポーズを決めて喜んだ日に他の女性と遊ぶために車を借りたとは思えない」と言い放ちます。

 

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結末

チウがマギーとイチャつきながら運転して事故を起こしていたのです。

チウはすぐに救急車を呼ぼうとしたがマギーに「飲酒運転よ、逃げましょう」と止めらそのまま逃げてしまったのです。

そのあと飲酒運転をして事故ってしまったと正直に話し修理をジーにお願いしたのです。

チョンから偶然居合わせたシャオチーが撮った写真を渡され、確認するとしっかり映っていたため数枚消去したのです。しかし、それでは申し訳ないので才能があるから我が社へ来いと誘いマギーに近付けとお願いしていたのです。

マギーはシャオチーが事件を調べているとチウとジーに知らせ、自殺してしまったジーにチウが罪を着せたのです。

 

アイティンはリャオとウェイとつるんで悪さばかりしていました。

金持ちの娘を誘拐して1500万手に入れたリャオとアイティンは嬉しそうに戻るとウェイが少女を殺していました。

その後、ウェイの一方的なおかしな愛情によりずっと拘束、監禁され続けていたアイティンは洗脳されたフリをして拘束を解いてもらいます。

そして儲けた金を盗みリャオと逃走したのでアイティンは静かに暮らしていたのです。

ウェイはアイティンを探すために警察官になったがシャオチーのおかげで手間が省けました。

 

静かに大家をして暮らすアイティンを捕まえて暴行し再び監禁し始めたのです。

シャオチーはなんかウェイが怪しいと思いずっと尾行してアイティンが監禁されていると確信し押し入りました。

「金の計算が合わない。金を奪って逃げたろ?」

実はシャオチーは事故の目撃者ではあるが金を盗んでいたのです。

監禁されている部屋に入るとアイティンは手足を切断されていました。シャオチーはウェイに殺されそうになるが隙を見てアイスピックで突き刺し何度も何度も突き刺して殺しました。

 

シャオチーは悔やんでおりアイティンに金を返そうと小切手を用意していたがウェイを殺してしまったのでチウ大臣を呼び告発しない代わりに事件の処理をお願いし小切手を燃やしました。

事件は内密に正当防衛で処理されシャオチーは内務省広報主任に就任しました。

また懲戒解雇されたのは虚偽報道の責任を負われたマギーが自分の身を守るためにシャオチーを犠牲にしたのです。

それだけでなく事故を起こした時に運転していたのはチウ大臣ではなくマギーだったのです。