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映画<ネタバレ・あらすじ>本

「 ユリゴコロ 」< ネタバレ あらすじ > 殺人鬼の記録!それは衝撃な禁断の真実を知ることになる!

 

 

ユリゴコロ DVDスタンダード・エディション

 

監督=熊澤尚人

原作=沼田まほかる

 

美紗子(吉高由里子)

亮介(松坂桃李)

洋介(松山ケンイチ)

亮介の父親(貴山侑哉)

みつ子(佐津川愛美)

細谷(木村多江)

千絵(清野菜名)

 

< ネタバレ あらすじ >

        ユリゴコロ

 

亮介は婚約者の千絵と共に山奥でカフェを営んでいます。

母親は川で溺れている自分を助けようとして亡くなり亮介は男手一つで父親に育てられました。

亮介はこのまま千絵と結婚して平凡な幸せが訪れると思っていたが千絵が突如失踪し父親が末期ガンだと分かります。

父親と一緒に暮らした方がいいと思い実家に行くと押入れの中から「ユリゴコロ」と書かれたノートを見つけます。

「私のような平気で人を殺す人間はどこかおかしいのでしょうか」と始まるユリゴコロを読み亮介は殺人鬼の小説で全然共感できないがなぜかのめり込んでしまいます。

 

 

まだ幼い美紗子は言葉を発する事ができず母親に連れられ病院に行くと心が安全となる場所ユリゴコロがないと言われます。

初めて行く場所は苦痛で目に見えない多くの棘が突き刺さしてくるように感じ、それは自分にはユリゴコロがないからだと思います。

自分のユリゴコロを必死に探す美紗子は買ってもらったミルク飲み人形をユリコと名付け「やっとユリゴコロを手に入れた」と思います。

ユリコが私の恐怖を引き受けてくれると思うと少しだけ話せるようになり普通の小学校に通えるようになりました。

しかし、同級生ミチルが池に落ちて溺れ死んでいく姿を見て、生まれてから一度も喜んだり笑った事がなかった美紗子は初めてそれに近い感情を得ました。

「死」が美紗子のユリゴコロとなったのです。

 

中学生になった美紗子は誰とも心を通わせる事ができない生き物だと気付き欲望はユリゴコロに引き寄せられていました。

ある日、妹の帽子が飛んで溝に落ちお兄ちゃんが拾おうとしていました。それを見ていた若い青年が鉄板を持ち上げようとしていたので美紗子は手伝いました。

お兄ちゃんが上半身を突っ込んだとき美紗子は鉄板を押すと青年は支える事ができなくなりお兄ちゃんは挟まれます。動かなくなっていく姿を黙って見下ろす美紗子は既にユリゴコロなんて言葉はないと知っていました。おそらく拠り所をユリゴコロと聞き間違いたのだろうと。

 

 

ある日、千絵から伝言を頼まれた細谷と名乗る女性が訪ねてきます。

「事情があって会う事が出来ません。ごめんなさい」

何があったのか聞かれる亮介だが店を開業する準備段階の時にハイキング姿の千絵と出会い、そのまま現在に至るので彼女の事を何も知らないと気付きます。

細谷は何か手掛かりを探してみると言い帰っていきました。

亮介は千絵は無事だと知らせるため実家に行くがまた父親が町内長と会い帰ってきていなかったのでユリゴコロの続きを読み始めます。

 

 

高校卒業後、美紗子はなんとなく成り行きで調理の専門学校に入りました。

ある日、同級生のみつ子が万引きしようとしていたのでミラーに映っている事を教えます。

みつ子はリストカットの痕が数えきれないほどあり「これやると頭がスッキリするの」と言いました。

興味を持った美紗子は彼女のアパートに行き「やって見せて」とお願いします。

美紗子はこれ以上自分で切らせないようにしたいと思い切ってあげます。そして友達の印に自分も切ってもらいます。

家に帰る途中、よくナンパしてくるラーメン屋で働く青年に声を掛けられます。美紗子は自分の名前はみつ子だと名乗り階段から蹴り落としました。

しかし美紗子はユリゴコロはみつ子でないと満たされない事に気付きます。友達には話すべきだと思い男を階段から蹴り落とした事を伝えると2人で逃げようと誘われます。

美紗子は「本気でそうしたいなら学校卒業するまで手首は切ったらダメ」と約束します。

これで違うユリゴコロが手に入ると思ったがみつ子は我慢できず約束を破ります。

何もかも忘れられるからと訴えるみつ子の手首を美紗子は深く切り逝かせてやります。

 

みつ子というユリゴコロを亡くした美紗子は就職し一人暮らしを始めるが人と接触しない選択はなく苦痛で1年後に辞めました。

それから娼婦として働く美紗子は「お金がいるんです」と男に声を掛けると前の職場の上司でした。

前の職場に連れ込まれるが美紗子はユリゴコロがほしいとフライパンで何度も殴り殺します。しかしユリゴコロは手に入りません。

 

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父親と一緒に蟹を食べて帰宅する亮介はユリゴコロが頭から離れず何かに取り憑かれたように車のスピードあげます。

呆然としている事が多くなりスタッフから大丈夫ですかと心配されることが多くなります。

訪ねてきた細谷から千絵はヤクザと結婚している事を知らされます。

ただ千絵は結婚するまで会社経営者だと知らされており無理に身体を売る仕事につかれ逃げてきたところに亮介と出会った事を知ります。

居場所を突き止められた千絵は仕方なく戻るが今でも無理に娼婦として働かされている事を知り亮介は怒りが湧いてきます。

細谷はもう少し調べると言い帰って行きます。

 

 

娼婦を続ける美紗子は金が底をつきます。ベンチに座る洋介に声を掛けると彼は5千円を差し出し「お腹空いてない?」と言いました。

それから会うたびに洋介は食事に連れて行ってくれて身体の関係なくお金をくれます。

「わたしにも役に立てる事はありませんか」と聞くと毎日辛い事を考えて眠れないから眠るまでそばにいてと言われます。

洋介にユリゴコロを感じた美紗子はいつ殺すのだろうとそればかり考えるようになりました。

ある日、洋介は子供を殺した事があると打ち明け苦しんでおりそのせいで女性を抱くことも出来ないでいました。

話を聞いていた美紗子は驚きます。なぜなら洋介は溝に落ちた帽子を拾う少年を助けようとしたあの時の青年だったからです。

美紗子は誰かわからない子を身籠もるが洋介が父親になるから結婚しようと言いました。

 

やがて山奥にある洋介の実家で暮らし始め性的不能な洋介と娼婦である美紗子の間に男の子が誕生します。

美紗子は生まれて初めて「幸せ」と思えるような感情を抱きます。そして洋介に初めて抱かれた時の感情は今までのと違い「嬉しい」ものでした。これがユリゴコロなんだと美紗子は幸せいっぱいな日々を送るが数年後、階段から蹴り落とした男が現れます。

男は美紗子が人を殺した事、そして娼婦だとゆう事を知っており身体を要求してきます。美紗子はユリゴコロを失くさないためにラブホテルで男を始末しました。

警察がやってきてうまく誤魔化せたが洋介は殺人事件に何か関わっているのだろうと疑います。

美紗子は関係ないと言い張るが嘘をついた事で小さなひび割れが起こり言えなかった事をすべて正直にノートに書こうと思いました。

 

 

ユリゴコロを読んでいた亮介の手が震えます。

生まれてきた赤ん坊は自分であり母親は殺人鬼だと気付いたからです。

そこへ洋介が帰ってきました。

「お前は私の子だ。母さんだって本当にお前の事を愛していた」

それを証拠に罪の意識を悩むようになった美紗子は自殺しようと川に入っていくが亮介が追ってきたのに気付き命に代えて必死に助けたんだと説明されます。

 

感情のやり場に困った亮介は千絵が監禁されていると細谷から知らされ包丁を持って出て行きます。

「大丈夫です。殺人鬼の血が流れていますから」

細谷から「私が場所を特定させますから今日はゆっくり休んでください」と言われ亮介は落ち着きを取り戻します。

翌日、電話で細谷から場所を知らされた亮介は乗り込むがなぜか組員は全員殺されていました。拘束されている千絵を助けてその場から急いで逃げます。

 

千絵を連れて帰り休ませたあと車を飛ばして実家に向かいます。

亮介は細谷が母親なんだと気付いたのです。

「本当は母さんは死んでないだろう」

洋介は「生きていたのか」と驚きます。

一命を取り留めた美紗子は病院に運ばれるが目を覚ますと洋介がユリゴコロを読んでいました。

「私を殺して。あなたに殺される事が私の救いです」

訴えられた洋介は自分の手でやらなければと思います。

橋の上に連れて行き涙を流す美紗子に睡眠薬を飲ませていきます。そして重り付きのロープを結ぶがやはり殺すことはできず「僕と亮介の前に二度と現れるな」と金を渡したのです。

洋介はそれ以来、美紗子と会ってはいません。

 

亮介は帰宅すると細谷が千絵の看病をしていました。

「俺と父さんの前に現れない約束だろ」

涙を流す千絵は警察に追われていたので整形し別人・細谷として生きてきた事を話し始めます。

職場でリストカット痕がある千絵と知り合い、久しぶりに再会した彼女から偶然にも亮介への伝言を頼まれたのです。

「あなたには人殺しはできない、だから助けたかったんだ」と美紗子は泣きながら謝罪しました。

「俺にはあんたの血が流れているんだ」

美紗子から「殺せ」と言われ亮介は首を締め上げるが途中で手を離します。

「私は警察に捕まり二度と会うことはないでしょう」

亮介は立ち去ろうとする美紗子に父親が倒れて運ばれた病院を教えました。

病院で再会した美紗子と洋介は互いに微笑みました。

 

 

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