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「 湯を沸かすほどの熱い愛 」< ネタバレ あらすじ >母親の愛情は最強で強い!!余命を宣告された母親はやるべき事を果たす!

 

 

湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]

 

監督=中野量太

 

幸野双葉(宮沢りえ)

幸野安澄(杉咲花)

幸野一浩(オダギリジョー)

向井拓海(松坂桃李)

片瀬鮎子(伊藤蒼)

酒巻君江(篠原ゆき子)

滝本(駿河太郎)

 

< ネタバレ あらすじ >

湯を沸かすほどの熱い愛

 

夫である幸野一浩が蒸発したので営んでいた銭湯「幸の湯」を休業するはめになった双葉はパン屋のバイトで生計を立てます。

ある日、娘の安澄が通う高校から電話が入り急いで駆け付けます。

安澄は虐めに遭っており今日は制服を絵具だらけにされたが内気な性格であるため「自分でやった」と言い張りました。

虐めに遭っている事を気付いている双葉は「情熱である赤色が好きだな」と笑い、明日も学校へ行かれるように洗濯しなくちゃと口にしました。

 

レジをしている時に倒れてしまった双葉は病院に行くと末期の癌で余命三ヶ月と宣告されてしまいます。

幸の湯の浴槽で夜まで泣いていた双葉は「お腹すいた。早く帰ってきてくれないと餓死しちゃう」と安澄の電話を受け立ち上がります。

双葉は残された時間でやらなければならない事をやろうと探偵の滝本に一浩を捜すよう依頼するとあっさり見付かりました。滝本にはまだ小さな娘がいて母親は生んだ時に脳出血で亡くなっていました。

双葉はアパートを訪ねると一浩は小学生の片瀬鮎子と二人で住んでいました。むかしの愛人にあんたの子だと押し付けられ母親はそのままいなくなってしまったのです。

双葉は自分が末期の癌である事を伝え鮎子も一緒に家に戻ってくるよう言いました。

 

帰宅した双葉は毎年高足ガニを送ってくる酒巻君江へのお礼の手紙を書くよう言います。「子供が自由に書いた方がもらう人は嬉しいの」と言うと安澄は「もう子供じゃない」と嫌がります。

双葉は大事な時にちゃんとした下着をつけてないと恥ずかしいからと新しい下着をプレゼントしました。

翌日、安澄の帰宅時間に合わせて双葉はしゃぶしゃぶの用意をします。安澄が「誰かの誕生日なの」と聞くとそこへ鮎子を連れた一浩が「ただいま~」と呑気に帰ってきました。

一浩に「おまえの妹だ」と鮎子を紹介され安澄は驚きのあまり言葉が出ません。

 

一浩は銭湯を再開させると決意します。双葉から仕事を手伝うよう要求された安澄と鮎子も掃除した後ビラを配りに行きます。

1年後に再開された「幸の湯」には常連客が集まり、懐かしい光景に安澄は笑顔で「行ってきます」と学校へ行きます。

しかし、体育の授業後に制服を盗まれてしまいます。

体操着で帰宅した安澄を見て一浩は呑気に「買えばいい」と言うが双葉はダメだと言います。

「逃げたら逃げ続ける。今日行かないと学校に行かれなくなる」と双葉は説得するが安澄は「じゃぁ学校へ行かない。立ち向かう勇気なんてない」と泣き叫びます。

それでも安澄は母親からプレゼントされた下着を着て勇気を持って遅れて学校へ行き体操着を脱ぎ捨て「制服を返して」と訴えました。

双葉は心配して家の前で待っていると制服を着た安澄が帰ってきました。

「頑張ったんだね」。双葉は安澄を抱き締めました。

 

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双葉は帰って来ない鮎子を心配します。今朝番台から金を盗むところ見たからです。

来年の誕生日に迎えに来るという母親からの手紙を見付けた双葉は今日が誕生日だと気付き急いでアパートに行きます。

双葉はドアの前でずくまる鮎子に優しく声をかけ抱っこして連れて帰ります。

1日遅れで誕生日祝いをすると鮎子は「これからは一生懸命働くからこの家にいたいです。でも、まだママの事好きでいてもいいですか」と涙を流しました。

双葉は「当たり前でしょ」と抱きしめ安澄や一浩も優しく受け入れます。

 

一浩に留守番を頼む双葉は安澄と鮎子を連れて沼津へ旅行に行きます。

好きな色である赤い車を借りて走り続けるとヒッチハイカーをする青年の向井拓海と出会います。

北海道からヒッチハイクで旅を続けていると言った拓海を乗せてやるが双葉は彼が嘘をついている事をお見通しでした。

拓海は実の母親の顔を知らず現在の母親は3人目でした。複雑な環境で育ち目的がなく彷徨っているのだと気付く双葉は拓海を抱きしめ「日本の最北端を目指すのがあなたの目標」と言いました。

愛情が心に響いた拓海は目標達成出来たら会いに行っていいですかと言います。双葉は「早めに来てね」と返しました。

その夜、吐血してしまった双葉は安澄に「大丈夫」と声を掛けられるが背中で隠します。

 

双葉は毎年高足ガニを送ってくれる君江が営む食堂に行きます。

君江は安澄の実の母親であり一浩の1回目の結婚相手でした。君江が安澄に気付かなかったので双葉は会計する際に頬をたたきました。

車に戻ってきた安澄に「さっきのお店の人が酒巻さん。19歳の時にあなたを生んだが耳が不自由なため声や気持ちが分からない事に耐えられなくて置いていなくなってしまった」と真実を伝えます。

毎年、高足ガニが送られてくる4月25日は君江が家を出た日だったのです。

双葉は君江に挨拶に行かせようと安澄を置いて車を走らせます。

1人残された安澄の前に双葉を探す君江がやってきます。

君江は涙を浮かべながら「もしかして安澄ちゃん?」と書いて見せてきました。安澄は頷き「こんにちは。私の名前は幸野安澄です」と手話で伝えました。

手話をできる事に君江は驚きます。双葉がいつかきっと役に立つ時が来ると手話を教えていたのです。

 

疲れ切った双葉は車から降りると倒れてしまい病院に運ばれます。

母親の病気を知った安澄と鮎子は病院に駆け付けた一浩に泣きながら抱きつきます。

車椅子で屋上に行った双葉は「母さんが迎えに来てくれる夢を見た。もう母さんはこの世にいなくて私が死ぬ時に初めて迎えに来てくれるんだ」と安澄に言いました。

しかし、子連れでお見舞いにやってきた探偵の滝本から「母親を見付けた」と知らされ無理を言って車で連れて行ってもらいます。

滝本が事情を説明するため先に訪ねます。双葉は身だしなみを車の中で整えるが戻ってきた滝本は「そんな娘はいないと否定されてしまいました」と言いました。

家の外から母親を目にした双葉は門に置かれていた置物を投げつけるとガラスが割れました。

滝本は驚いて双葉を抱っこし急いで車を走らせ逃げました。

 

幸野家に君江や目標を達成した拓海が訪ねてくると一浩はみんなにお願いがあるんだと土下座します。

夜中、娘からのメールを見た双葉は病室の窓を開けると人間ピラミットを目にし土台となっている一浩が「俺がしっかり支えるから心配するな、任せろ」と叫んでいました。

感動した双葉は涙が止まらず「死にたくない。生きたい」と口にしました。

話す体力も失っていく双葉は「お母ちゃん、絶対に独りぼっちにはさせない。だから安心して。ありがとう。もう大丈夫だよ」と安澄の声を聞いてそっと息を引き取りました。

「幸の湯」で葬式を追えると滝本は母親とはもう会えない事を娘に教えます。霊柩車は火葬場へは行かず河原に行きつきます。みんなで昼食を摂ったあと霊柩車は「幸の湯」に戻り銭湯の薪で双葉は火葬されました。

煙突からは双葉の好きな情熱の赤い色の煙が上がりました。

 

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