映画「GANTZ PERFECT ANSWER」ガンツ2パーフェクトアンサー/ネタバレあらすじと結末

 

作品情報とキャストの紹介

謎の球体GANTZガンツによって星人との戦いを強いられる玄野は前作で幼なじみの加藤を殺された。

100点を獲得し加藤を生き返らせようと立ち向かうが、標的の相手が自分に告白してきた多恵だった。

 

監督=佐藤信介

玄野計(二宮和也)

多恵の想いを受け止め加藤を生き返らせるために再び立ち上がる

加藤勝(松山ケンイチ)

玄野の幼なじみ、正義感強く弟の面倒を見ている。パート1で亡くなったはずだが・・

小島多恵(吉高由里子)

玄野を想い、彼をモデルにしたヒーロー漫画を書いている。ガンツの標的にされる

西丈一郎(本郷奏多)

味方を囮にして点数稼ぎし100点を目指していた。パート1で亡くなったはずだが・・・

鮎川映莉子(伊藤歩)

パート1ではポスターで登場したモデル。ガンツ卒業生だが・・・

鈴木良一(田口トモロヲ)

玄野と一緒の次期にガンツに転送された生き残り

重田正光(山田孝之)

公安の刑事。黒い玉の謎を追う。黒服星人と接触

 

 

ネタバレあらすじ/GANTZ PERFECT ANSWER

 

モデルで女優の鮎川は郵便ポストに届けられた掌サイズの箱を持ち帰るが中身がただの黒い玉だったのでゴミ箱に放り投げます。

しかし翌朝、自分の身体が何やら汚れており黒い玉を握りしめていたので驚いて放り投げます。よくよく見ると「きのうの夜はおつかれさま。1つ目の鍵は受け取りました」と表示されていました。

「部屋への鍵は4つ 次はこの方です。やまもと 特徴あたまいい、好きなもの優等生」

 

公安の重田刑事は連発する行方不明事件を追っており手元にある資料には「生存者を発見」と書かれていました。

5ヶ月前に破壊された博物館で野次馬の中に列車で轢かれて玄野と共に消えた加藤を目撃していたので東京で起きている謎の破壊活動と何か関係しているのではと疑っていました。

玄野は厨房で働きながら加藤の弟・歩の面倒を見ており小島多恵に勉強を見るようお願いしていました。二人は「加藤は仕事だ」と嘘をついています。

 

玄野はガンツに呼ばれる音を聞いて消えるのを目撃されるのを防ぐため「もう行くね」と家を出て行きます。「今日はもうバイトないって言ったじゃん」と多恵は声を掛け追って行くが玄関のドアを開けると既に姿はありませんでした。

鮎川は気付くと車の中にいました。黒い玉が送られてきてから何やら操られていると感じていたが重田に「黒いボールとそれがある部屋について、、何か知っていますよね?」と話しかけられ逃げるように去ります。

実は鮎川は仲間と一緒にガンツに召喚された卒業生だが記憶が戻らず同じ卒業生だとも知らずに操られて殺し転送させているのです。

そんな鮎川に最後の指令が表記されます。

「3つ目の鍵も受け取りました。あとひとつで戻れるよ、最後の鍵はこの方です。小島多恵、特徴よわい、すきなもの玄野くん」

 

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生きていた加藤

重田は黒服星人のリーダー、壹に鮎川の調査記録を渡すと「質問していいよ」と言われます。

黒服星人は壹が率いており散らばって黒いボールを探している事、そしてガンツ部屋には普通では行かれない事を知ります。

黒服星人が自分と同じ事を調べていたので何の目的で調べているのか質問するが既に4つ質問したからダメだと言い「知りたいなら調べて」と玄野の写真を渡されます。

 

マンションの一室にあるガンツの部屋に転送された玄野はメンバーと協力して点数を94点まで稼いでいたので鈴木と桜井の他に高橋や坂野など仲間を増やしていました。

そして鮎川に殺された山本、中村、小林も転送されてきました。

「最初は慣れていないだろうから見てるだけでいいから」と優しく玄野は話しかけます。

「なんでそんなに強いの?」と聞かれた玄野は加藤を生き返らせたいからだと伝えるが「加藤だけでなく死亡者リストにある全員を生き返らせたい」と言いました。

全員を帰らせて自由になりましょうとメンバーに伝えます。

 

玄野は「何かいい事あったでしょ」と多恵に聞かれ「もうすぐ加藤が帰ってくるんだ」と答えました。

連絡取っていた事に驚く多恵に玄野は「遊園地に行かない?」とデートに誘うと「たった今から下の名前で呼んでください、それが条件です」と嬉しそうに言われます。

玄野は帰宅しようとすると死んだはずの加藤がドアの前にいて「計ちゃん、おかえり」と言われます。

どうやって生き返ったのか・・・・

玄野は現在8人で戦っていると伝えると「ガンツを終わらせたい、掌サイズの黒いボール知らないか?」と聞かれます。さぁ~・・・と答えると「また来る、何か分かったら教えてくれ」と加藤は去って行きました。

生き返ったら記憶は消されるが何かおかしいと思った玄野はガンツに死亡者リストを見せてくれと伝えると加藤の写真が残っていました。

その頃、多恵は歩に勉強を教えていたが加藤が帰ってきたので帰ります。

 

黒服星人

黒いボールに多恵の現在地が表記され鮎川は向かうと壹は「鮎川が動き出したぞ」と黒服星人たちに伝えます。また壹を重田刑事は尾行していました。

そして玄野たちに「黒服星人 特徴一見ふつう、好きなもの黒いボール」とミッションが告げられ地下鉄電車の中に転送されます。

今まで無人の世界で星人しかいなかったのに次の駅では普通に乗客が大勢乗ってきました。乗客は黒いガンツスーツが物珍しく写メを取ったり注目します。

そしてこの電車には多恵や鮎川、黒服星人、重田刑事が乗り込んできていました。

 

玄野たちは「我々は怪しい集団じゃありません」と訴えていると4人の黒服星人がやってきて銃を乱射し始めました。

ガンツの異変により現実世界とクロスしミッションの時間も20分だったのに無制限と表記されていました。

黒服星人は手から出した黒い煙で剣を作り出し生命力も強くすぐに再生する事ができます。また遠隔透視能力があり壹は鮎川を追っていたが部下に玄野たちも乗っている事を伝えました。

玄野は大勢の一般人がいるから撃つなと命じガンツソードを持って向かっていきます。

鮎川に殺され転送された山本、中村、小林は身体で戦い方を覚えており1度卒業しただけのことはあって戦闘能力が高く鈴木はすごいと驚きます。

大勢の乗客が死んでいくなか生き残った者は安全な車両の方へ逃げていきます。

鮎川は多恵を見付けるが人並みに流され見失います。すると次々と人が倒れていき振り返ると壹が自分に向かってきているのに気付きます。

また人波をかき分けながら重田は壹を追いかけると黒服星人が立ち塞がりました。仕方なく向かってくるので発砲するが黒服星人には効果がありませんでした。

玄野は戦いながら次のホームで窓を突き破り放り出されるが多恵を目撃して走り出し窓を突き破って再び地下鉄に乗り込みます。そして重田の目の前にいる黒服星人をぶった切りました。

玄野は幼い女の子を守る多恵を目にするが壹が向かってきていたのでXガンを放ち逃げるよう伝えました。

立ち上がった壹は片腕を吹き飛ばされていたがすぐに再生して立ち上がりました。

剣を交えかなり手こずった玄野だが最後はXガン-ライフルを至近距離で撃ち外に放り出して爆死させました。

玄野はメンバーの元へ駆け付けると最後の生き残りの黒服星人・参が山本に刺され「復讐だ、先に手を出したのはお前らだ」と言いながら絶命しました。

 

復活

ミッションをクリアしガンツ室に戻ると坂野だけは戻って来ませんでした。坂野が好きだった高橋は泣き崩れます。

多恵を仕留める事が出来なかった鮎川はフラフラと歩きながらガンツの記憶が戻ります。

しかし背後に現れた加藤星人に「復讐だ、お前は仲間を殺した」と言われ至近距離で撃たれて死亡します。加藤星人(加藤に擬態した千手観音でその人の記憶も取り込んでいる)は黒いボールを回収し去って行きます。

ガンツの採点の途中に加藤星人に殺された鮎川が転送されてきました。山本と中村は一緒に戦っていた事を思い出していたが高橋だけは記憶がもどらず「俺を殺した奴だ、気を付けろ」と言いました。

鮎川は2年前に宇田川町で黒服星人を倒して卒業したじゃないと説明しました。

鈴木がTOTAL101点となり①「記憶を消され解放される」と②「好きな人間を生き返らせる」の選択を取る事が出来ます。

鈴木は②を選び加藤を生き返らせようとすると鮎川が写真を見て「こいつに殺された」と言いました。

鈴木は生き返らせればはっきりすると言い「加藤を生き返らせてください」とガンツに頼みました。

 

再生された加藤が現れると「計ちゃん・・・千手観音は?」と聞いてきました。

仲間が増えている事に気付いた加藤は1度殺され生き返らせてくれたのだと気付きます。

加藤と玄野は鈴木に感謝を伝えます。そして現実世界にいたのが星人だとはっきりしました。

玄野のTOTALも115点になっていました。玄野も②を選び死亡者リストの写真をプッシュしました。

すると目の前にパート1で死んだ西が現れました。

「俺、死んでたのか・・・だっせ」

玄野はガンツに一番詳しいのは西だと思い「今ガンツに異変が起きている、何が起きているんだ?」と聞くと「電池切れだ」と言いました。

黒い球体ガンツの中にはスキンヘッドの人が座っておりそいつのパワーを吸収していたが寿命が近付いてきていました。

ガンツは寿命が来る前に星人全員を倒したくて焦り卒業生を読み戻したのでは無いかと話し合うが「もしかしたら強敵が残っているのかも」と西は言いました。

加藤は自分の姿をした奴に殺された事を思い出し千手観音が生きていると気付きます。

 

ターゲットは愛する彼女

「あた~らし~い朝が来た」・・・ガンツから始まりの音楽が流れます。

「緊急ミッション、この方をヤッつけに行って下ち(さ)い」

「小島多恵 特徴よわい 好きなもの玄野くん」

玄野はふざけんな、なんで彼女なんだ、偽物の加藤をやるんじゃないのかと怒ると「ヤッつけた方100点、それ以外、得点没収」と表記されます。

「星人じゃないから殺さないでくれ」と玄野は頭を下げると「黒いボールでも最後のミッションのターゲットは多恵だった」と鮎川は言いました。

つまりガンツは鮎川に黒いボールを送り4人を殺害させたあと転送しようとしたがボールが敵の手に渡ったために相手が多恵を始末してしまうと大勢の敵がガンツ部屋に転送されてきてしまうのです。

だから緊急ミッションを発令したのです。

しかし多恵は卒業生なのだろうか?西は見た時ないと言います。

 

玄野は先に転送させて欲しいとガンツに頼み加藤には弟のもとへ言った方がいいと伝えます。

坂野を生き返らせたい高橋にXガンを向けられるが玄野は「早くしろ、ガンツ」と叫ぶと転送されました。

転送先はなぜか自分の家でした。外に出るとドアの前に多恵が座り込んでいました。

「今は説明できないけど、一緒に逃げよう」と伝えると加藤星人が剣を持って向かってきました。

玄野は彼女を背負ったまま飛び降りて逃げ出します。加藤星人を尾行していた重田は「地下鉄以上の被害者がでる可能性がある」と部下を総動員させました。

玄野は加藤星人から逃げるがガンツメンバーに囲まれてしまいます。

鈴木と桜井は玄野側に付き一緒に逃げ出すが鮎川たちは容赦なくXガンを撃ってきました。

桜井は時間を稼ぐため盾となって玄野を逃がし死んでしまいます。

その頃、自宅に駆け付けた加藤は弟が息を引き取っているのを見て泣きわめきます。

玄野はビルの屋上で加藤星人と出くわし鈴木に多恵を連れて逃げるよう伝えました。

 

玄野はガンツソードを弾き飛ばされ窮地に陥るが加藤が弟の復讐だと現れます。

「父親を殺したくせに弟をころされてキレるのか」と言われた加藤は心に傷を抱えており本気で戦う事ができません。

その頃、必死にガンツメンバーから逃げていた鈴木だが妻を生き返らせたい想いがあり点数を稼がなくてはいけないので多恵にXガンを向けます・・・が撃つ事は出来ませんでした。そして多恵を逃がしガンツメンバーの前に立ち塞がりました。

玄野と加藤は2人で千手観音と戦うがまるで歯が立たずついに加藤は剣を突き刺されます。

そこへ鈴木に逃がされた多恵が泣きながら駆け寄ってきました。

千手観音が加藤が手にしていたXガンを構えたので玄野は立ち塞がると撃たれます。

そして千手観音は多恵を斬りつけ彼女を追ってきた西の身体に剣をぶっさしました。

多恵は斬られながらも大好きな玄野の元に向かいます。玄野は抱きしめると多恵は息を引き取りました。

 

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結末

再生されてガンツ部屋に戻った玄野は床をたたいて泣き叫びます。

メンバーは泣き崩れる玄野を見て言葉を失います。

黒いボールを持つ千手観音(加藤星人)に「それであの部屋に行けるのか?」と重田は銃を構えます。

黒いボールにはミッションクリアですと表記され加藤星人は倒れている西に剣を突き刺すと姿が西となります。(以下、千手観音と表記)

千手観音は重田を撃つと重田が呼び寄せた特殊部隊に一斉に発砲を受けます。

ガンツ部屋は停電を起こし、

「誰かやっつけて下ち(さ)い。ここにいる星人、特徴だれかとそっくり」

いきなり山本が千手観音に刺されます。そして西そっくりな千手観音の背後には黒服星人が大勢現れました。

ガンツ 「はじめ」と表記されると互いに銃乱射となります。

互いに次々と死んでいき千手観音はガンツに液体を掛けると大爆発を起こしました。

なんとか生きていた玄野は立ち上がると加藤と鈴木もやってきました。

「どうして人間は戦う?いつまで戦う?」と千手観音が現れます。

鈴木は妻を生き返らせるまで戦うんだとガンツソードを持って挑むが返り討ちに遭いまだ息の合った鮎川も返り討ちに遭います。

「おまえたちは戦いを止められないんだな」と言う千手観音に玄野はXガンを向けるが間に入った加藤が「こんなこと、もう止めよう」と言いました。

しかし、玄野は加藤の背後で剣を持って向かってくる千手観音を撃ちました。

最後まで生き残ったのは玄野と加藤だけでした。

「それでは採点を始める」

採点は満点となり、満点メニューを選んでくださいと表記されるが文字化けしてしまいます。

玄野はすべて終わらせるため自分がガンツの中に入る事に決め誰も呼ばないと決心します。

「くろのくん、ありがとう」と表記され加藤は「何をしたんだ」と叫びます。

玄野は子供の時の事覚えてくれてありがとう、でももう忘れてくれと言いました。

 

ガンツの死亡者リストに載っていた者たちが全員記憶を消され現実世界に戻ります。

入院している重田は「あなたが持っていた死亡者リストの人は全員生きてるじゃない、もう休みなさい」と同僚に言われていました。

布団で目を覚ました加藤は弟が朝飯の準備をしていて、なんとなく久しぶりな感じがして抱きしめました。

多恵は玄野から貰った遊園地のチケットがポケットに入っていたので記憶は無いが行ってみます。

持っていたスケッチブックには「ここに観覧車の絵を描いて」と書かれていました。

観覧車を見ると真ん中の電光掲示板に「たえちゃん、好きです。くろのけい」と流れました。誰だか思い出せないが感じは残っており涙を流しました。

ガンツには「みなさん、幸せに」と表記され中には玄野が眠っていました。

 

 

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