大明皇妃(49話~52話)ネタバレあらすじを感想を交え紹介

作品情報とキャストの紹介

15世紀に明朝を救った実在の皇后をモデルに中国演技派女優タン・ウェイが主演を務めた中国歴史ドラマで2019年に視聴率1位をたたき出した作品。

14世紀末の明で洪武帝の死をきっかけに「靖難の変」が起こり建文帝から帝位を奪った燕王は旧臣を虐殺して永楽帝になる。この政変で両親を殺された8歳の若徴は4歳の妹・蔓茵と生き別れになってしまう。若微は父親の知人である将軍・孫愚の養女になり、蔓茵は燕王の息子・朱高熾と孫・朱瞻基に助けられ、宮中で胡善祥として宮中で美しく成長する。復讐心を秘めた2人は、永楽帝の孫でのちの宣徳帝となる朱瞻基と運命の出会いを果たす。
若徴(タン・ウェイ)蔓茵/胡善祥(ドン・ジアジア)朱瞻基/宣徳帝(チュウ・ヤーウェン)朱祁鎮/英宗(レイEXO チャン・イーシン)朱棣/永楽帝(ワン・シュエチー)高煦(ユー・ハオミン)朱高熾(リャン・グアンホア)安貴妃(チャオ・インズ)朴妃(スン・シャオシャオ)など

 

「大明皇妃」全話ネタバレ一覧はこちら

 

 

ネタバレあらすじ

 

 

第49話/土木の変

于謙から「オイラトは異民族の中で勇敢ですが単独で明と戦う力はない、しかし張克倹を殺したなら他部族と結束するはずなので早急にウリヤンハイ三衛に知らせるべき」と奏状が届きます。

若徴(皇太后)はすぐに選任の者を送らせ、正統帝(朱祁鎮)が道を変えたと知り「宣大の近くの道を選び兵部が決めた行程を進め」と急報を届けさせます。そこに徐浜が無事に戻ってきたので数年ぶりの再会を喜びどのように日々を送ってきたか話を聞きます。

樊忠将軍は朱祁鎮が謁見を認めてくれないので誇りを捨てて太監に賄賂を渡しようやく認められます。

この付近は大きな城もなくオイラトに責められたら守れないので小雨のうちにもうすぐ大同の陳文栄が到着する20里先の懐来城に移動した方がいいと進言します。

朱祁鎮は「分かった」と返事するがそこに若徴からの急報が届くと行程を変えただけで大騒ぎするなと逆上し樊忠たちは追い返されてしまいます。

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騎兵の準備が整ったオイラトから奇襲を受け王振は荷車2台分の金銀を奪われた事に激怒します。樊忠や陳文栄らが奮闘するもののオイラトの攻撃はすさまじく50万もの兵士を失い包囲されてしまいます。

樊忠はどうせ命を失うならと陛下の側近で権力を振る舞っていた王振を叩きのめしその後致命傷を受けていたことで倒れます。

正統帝(朱祁鎮)14年、オイラトの捕虜となりチムグに監視されます。

(こんな陛下で14年も無事だったのかww。こんな無能な陛下のためにどれだけの命が犠牲になった事か。重臣達も大変だろう。謀反が起きても不思議ではない。なんか若徴が皇太后になってから話がつまらなくなってきたね)

 

第50話/主なき都

正統(朱祁鎮)14年10月、エセン率いるオイラトは明に進軍して白羊口を攻撃し北京を目指します。

土木堡の戦いで明軍は全滅し52名の将軍が亡くなりました。失った馬は20万頭に及び補強物資などの損失は数えきれず陛下が捕らわれの身になったと朝議で于謙は告げると王振の甥・王山は重臣達から袋叩きに遭い殺されてしまいます。

「こんな事して北京城をまもれるか、今まで王振を信用するなと進言した者がいたか、陛下が親征すると行ったときに止めたものは于謙だけだった」と若徴は叱責し民が避難できるよう北京城の9つの大門を解放しました。

 

交戦も出来ず和議も結べない状況のなかで南京への遷都を主張する者たちと北京を守って戦おうという主張する者たちで意見が対立します。

今まで口を閉ざしていた郕王(朱祁鈺)は于謙が進言する「首都であればこそ地方の兵も駆け付ける」に同意し遷都すれば長江以北は敵の手に落ちるだろうと延べます。

閣老たちは朝廷を南京に移し北京で抗戦する場合は兵の士気が低下すると懸念され主のいない都を守るのでは士気が上がらないと言います。

頭を悩ませる若徴は于謙を呼ぶとすでに兵を召集する特使を派遣していたが糧秣や武器などが届くには25日ほど必要でした。

白羊口は400名ほどの兵で耐えていたが全滅するのも時間の問題でした。援軍を送ればそれだけ兵力を失う恐れがあるので3省の兵を北京に集め決死戦に望むしかないと于謙は言います。

エセンの60万の大軍は寄せ集めなので北京に集結した2万の兵(老兵なども集めれば10万)でも山東と江蘇の兵の到着まで抗戦できれば撤退するはずだと閣老たちから言われるが若徴は避難できていない10万の民の事を気に掛け決めきれないでいました。

(これは決めきれないですね。ただ北京を離れることはしないでしょう。にしてもこんな時に星占いとかアホすぎて話しにならないが当時ではよくあったっぽいなw)

 

第51話/中原の女神

多くの民が犠牲になりオイラトの捕虜となった正統(朱祁鎮)を切り捨てる覚悟で心を鬼にして孫若微は逃げずに敵と戦うことを決意します。

身分関係なく女性を官吏と共に北京を出て軍隊に警護を任せて南京へ行くよう命じます。

朝廷が退けば将兵の士気が下がるので自分は残り何かあれは服毒するつもりだと告げ、その場合は皇帝の座を譲るので郕王(朱祁鈺)は母親の胡善祥とともに南京へ逃げるよう伝えます。

「城を捨て江南の地へ退けば戦を回避できよう、従わなければ大軍で攻め込み民と土地は灰になる」とオイラトのエセンから届くが「長城から出て行かねば八つ裂きだ」と返信させます。

北京九門は都の守りの要でもあり分散して守らせ城門を失った者は斬ると命じます。

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胡善祥は南に移れと命じられたと知り安堵して喜ぶが郕王(朱祁鈺)は一番年上でもあり皇太后を残して逃げるわけにはいかないと戻ってしまいます。

若微は戦場で終える覚悟だと戻ってきた朱祁鈺の気骨を認め総指揮権を命じた于謙の所に行って弓兵になるよう伝えました。

オイラトの使者がやってきて再び説得を受けるが「皇帝は我らの天子だが未熟で過ちを犯しお前たちに捕らわれた。それで勝利した気でいるのか、長城を越えた時がお前達の死期だ。今生で最大の悪夢を見たいのなら北京へ来るがよい」と言い放ち帰らせます。

オイラトと我が軍勢が対峙するなか若微は鎧に身を包み「明軍は最強、私は将兵と共に戦いすべてに勝利する、奴らの大将を始末しろ」と叫び士気を挙げます。

 

第52話/皇太后の決断

明軍とオイラトは衝突し激しい戦闘を繰り広げるなか若徴(皇太后)は双眼鏡で我が子・正統(朱祁鎮)がいるのを見付けます。

郕王(朱祁鈺)は兵を率いて出陣して奮闘するものの三千営の騎兵が全滅したので于謙は神機営を準備させ五軍営には馬一頭動かすなと命じます。

優勢になって夜を迎え于謙は安堵するがエセンの弟が命を落としたことでオイラトが奮起して勢いを取り戻し翌朝、北京城の前で正統帝が辱めを受けてしまいます。

オイラトのチムグだけは実力で勝てないからといってこんなやり方で恥ずかしくないのかと激怒していました。

精神的ストレスを抱えた若徴は倒れてしまうが徐浜の治療で痛みが和らぎます。

笑いものにされるならまだ殺された方がマシだと落ち込む若徴だが「明の母親であり信念を貫かなければ。やるべき事をするべき」と側近達に進言されます。

兵士たちは士気が落ちてしまいオイラトには皇帝が捕らわれているので大砲も矢も撃てません。

三千営が全滅したのは正統帝が側近のみを信じて正道を外れたからであり城外で辱めを受け軍の心を乱したとして先祖から伝わる家法にのっとり廃帝とすると皆に伝えました。

(徐浜の言葉遣いは何なのか、今は皇太后ですよ。例え頼りにされていたとしてもその言葉遣いはありえない。于謙たちにも上からだし・・・この時代であり得ないでしょ、違和感しかない。正統帝が廃位されるのは当然でしょうねw)

53話からのネタバレ

 

 

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