作品情報/キャスト
「恋はつづくよどこまでも」で新米ナースを演じ声優としても活躍する上白石萌音主演のラブコメディ。
普通の幸せを望む鈴木奈未は片想い中の幼馴染みを追って上京し大手出版社・音羽堂出版の面接を受ける。偶然出会った潤之介のおかげで無事に採用されるも新設されたファッション雑誌編集部に配属されドS編集長の雑用係となり毎日振り回される日々。いつしか人並みで良いと考えていた奈未にも変化が生まれ恋に仕事に全力で駆け抜ける
ネタバレあらすじ
第3話・
恋人のフリを止めた奈未は「俺のこと好き?」と潤之介に聞かれ戸惑っていると「俺のせいでいろいろ迷惑かけたみたいだから嫌われたらどうしようかと思って」と言われ、そういう意味かと把握するが彼の写真展の案内状を渡されます。
出勤するとMIYAVI編集部では創刊号の校了前で慌ただしく皆が動いていました。
(校了とはそのまま印刷できる段階、責了とは赤字を印刷会社が修正して印刷、どちらも印刷を待つのみ)
皆が忙しい中、中沢はモデルで柔道家の瀬尾光希のインタビューを終えていたので余裕でした。中沢はもともと柔道で7連覇達成している彼女の父親のファンであり才能を受け継いでいる彼女をずっとチェックしていたので喜んでいました。
しかし、編集長の麗子は撮影の時に怪我が治っていないと見抜き急遽、グローバル経済アナリストの小早川佐和子に差し替えるよう指示しました。
奈未は麗子のことだから何か裏があるのだと考えるが中沢だけでなく日頃から不満を抱えていた編集者もボイコットするようになります。
残ったのは奈未と編集アシスタントの遥、副編集長の半田だけであり、謝ってくださいと奈未は編集長にお願いするが「私の土下座は5千万」と言われてしまいます。
なにがなんでも編集者に戻ってきてもらわないとと思い和美に電話するとメンバー合わせの合コンに参加させられるが相手には潤之介がいたので奈未は驚きます。
潤之介が写真展の案内状を配っていたのでやはり自分だけではないのだとちょっぴりがっかりします。
奈未は中沢が担当してボツになった原稿を見てやっぱり出すべきだと訴えるが麗子から瀬尾光希は納得していると聞かされます。
取材記録を読むと瀬尾光希が6連覇していることを知り7連覇を達成して父親を喜ばせるため、カムバックをアピールするために取材に応じたのだと気付きます。
中沢を強引に誘って瀬尾光希を訪ねると奈未の予想通りでした。麗子に「お父様への想いは理解出来ますがどこまでも自分を追い込み選手生命を終わらせてしまうかもしれない手伝いをするわけにはいかない」と言われ目が覚めたと彼女は言います。
麗子の思いを知った中沢は仕事に戻り小早川佐和子のインタビューを終えると潤之介から渡すよう頼まれていた案内状を渡します。奈未は受け取るとそこにはギャラリーにいる時間帯が書かれていました。無事に麗子の「責了」をもらい印刷を待つのみとなると奈未は潤之介の写真展に向かいます。すると抱き締められまたもや動揺するのでした。
第4話・
書店の前で待ち遠しい奈未はオープンした瞬間に定員を突き飛ばして中に入ります。
MIYAVI創刊号が発売され最後のページにはファッションエキスパートナーとして自分の名前が記されていました。最初は人並みでいいと入社したが振り返って見ると皆かっこよかったなぁと感動します。
しかし潤之介からオデコにキスされた事を思いだし「あれは好きだという愛情表現なのか、東京の人は挨拶で誰にでもするのか」と悩みます。
ファッション業界にいるのだからオシャレしなくては思い着飾ってサングランスをかけて出社するがあまりのセンスのなさに罰ゲームかと思われます。
当然、ドS編集長・麗子からも呆れられてしまい、しかも差し入れでチーズテリーヌを届けろと言われていたのに芋羊羹を届けた事で叱責を受けます。
そんな麗子は次号の特集でファッション業界のトップでクリエイティブ・ディレクターのウエクサジンコの協力が必要だと思い宇賀神(副社長)から承諾を得ます。
(ウエクサジンゴは宇賀神の元妻でありかつての麗子の上司)
あまりにセンスがないため奈未は同僚たちにブランドのレセプションパーティーに誘われます。すると結婚したばかりの幼馴染み・健ちゃんと出会いレセプションパーティーに参加できるほどになったのだと気に入られ「付き合おう」と言われてしまいます。
二股じゃないかと戸惑っているとカメラマンとしてその場にいた潤之介が軽く見てやがると頭にきて「俺の彼女をどうする気だ」と助けてくれます。しかし「私をこれ以上惑わせないで」と混乱します。
奈未はジンコのスタッフミーティングの場に挨拶に行き差し入れを渡すと表参道に行くから道案内して欲しいと頼まれます。
企画を手伝うよう頼まれた奈未は喜んで受け入れるがジンコは尊敬されるもののアシスタントがコロコロ変わっているため厳しい人なんだと分かります。
撮影で着物の帯が1本ないとジンコのアシスタントから電話を受けた奈未は潤之介、中沢、遥と4人で遊んでいたが中断し、潤之介と星を見に行く約束をして駆け付けます。
ジンコが宇賀神と食事中だったので邪魔したらまずいと思いアシスタントが勝手に帯を選ぶが報告しなかった事でクビだと言われてしまいます。
奈未はうちの編集長はアシスタントの意見も取り入れてくれると訴えると、そこに麗子が現われ「迷惑をかけるわけにはいかないので今回の特集ページはうちの編集部が引き継ぎます」と撮影に入ります。
麗子はジンコのアシスタントが選んだ帯を利用しクリエイティブで大胆な演出で表現するとジンコは初心を想いだし首は撤回するとアシスタントに告げました。
潤之介のアシスタントから潤之介は一途な人でずっと幼馴染み(蓮見理緒)を想っていると知らされた奈未は好きな人いるんじゃないかと思い約束をすっぽかすが雨が降っているのを気にして向かうとフードを被って座り込んでいるのを目にします。
潤之介の笑顔を見て奈未は思わずキスすると、しばらく見つめ合ったあとにキスされました。
第5話・
いるはずもないと思い待ち合わせ場所に向かった奈未は雨の中、傘をさしながらうずくまる潤之介を発見し思わずキスしてしまいます。
ずぶ濡れの潤之介を自分のアパートへ連れて帰るが一途に想いを寄せている幼馴染みがいるはずだと不安を抱えます。
朝ご飯を作って先に出社すると「朝ご飯美味しかった」とメールを貰い「このまま行けば結婚だ」なんで浮かれているとドS編集者・麗子に何ニヤニヤしてんだと怒られます。
編集部では音羽堂出版の社内報に載せるMIYAVIの紹介記事作成をどのスタッフに担当させるか半田が頭を悩ませていました。
麗子は遥に任せようとするが優秀すぎるのであちらこちらから仕事の依頼を受けていたので難しいと知らされます。奈未は遥のようになれば潤之介との交際を麗子に認められるのではないかと思い社内報作りに立候補します。
中沢の事が好きな遥が不安を抱えるなか、奈未は遥に代わり中沢が担当する対談企画で使うヴァイオリニスト・蓮見理緒のドレスを届け取材を行ないます。
「奈未ちゃん、カニ好き?」
潤之介からメールを貰った奈未は間違いなく告白されると思いウキウキして食べに行くが恋人なのか曖昧な関係で話が進まないので言葉で言われないと分からないと告げると・・・
インターホンが鳴って邪魔されます。
そこにやってきたのは「カニを取りに来い」と言われた麗子であり奈未は慌てて隠れようとするがあっさりバレてしまいます。
奈未は「ここにいるのはカニが好きだからです」と誤魔化すが翌日、潤之介が好きですとはっきり麗子に告げます。
ドレスを届けたはずなのに届いていないと言われ奈未は潤之介の事に浮かれて確認もせずにライバル社「ZEAL」のスタイリストに渡してしまった事を高橋麻美(ZEAL編集長)から知らされます。
奈未は慌てふためくがヒーローのように参上した編集長の麗子が本来届くはずはずだった衣装をお似合いですと持ってきてくれたおかげで助かります。
奈未は感謝を伝えると「遥が気に入られるのはあなたみたいに片手間で仕事をしないから」と言われてしまいます。
反省した奈未は社内アンケートを取り編集の仕事を中沢に教えてもらいながらしっかり学んでいきます。
「馬鹿にするような仕事こそ仕事の本質がある」と中沢に言われた奈未は雑用な仕事でも大切なんだと受け止めるが潤之介に呼ばれてすぐ出て行きます。
手作り弁当をもらい「充電」と抱き締められた奈未はプライベートが充実すると仕事もやる気が出ると思います。
ボツになったが自分が納得するまで出来たら一段ずつ成長していくんだと学びます。
潤之介は想いを伝えていないと気付き奈未の元に駆け付けるが長馴染みの蓮見理緒がいたので驚きます。奈未は彼の一途に思う幼馴染みが蓮見理緒だと知り同様します。